奈良県南半の吉野山地は、県内の60%を占める山勝ちの地域である。南西に走る。南西に走る槢曲山脈で主として水成岩からできている。地形は壮年期で、起伏が著しく、急な山、深いV字字形の谷が至ちころに発達している。標高1500㍍を越える高山がそびえ「近畿の屋根」と称されている。中腹...
画材屋(新浦安)家人に教えてもらったのだが、我が家の近くにも画材屋があった。新浦安の駅ができる頃に、開店したようだからもう30年以上も続いている。新浦安、21.0km(Rw)、75.1kg、22.3%★
原作:パトリシア・ハイスミスの考察/『リプリー』アンソニー・ミンゲラ
大好きな映画作品で何度も観てその感想もどこかに書いています。 一時期マット・デイモンにはまっていたこともあって。 今回はパトリシア・ハイスミスの原作であるという点に注目して書いてみようと思います。 ネタバレします。 『パトリシア・ハイスミスに恋して』というドキュメンタリー映画を見て初めて彼女が同性愛者でありそのことに苦しみ続けた人生であると知った。 映画『リプリー』には同性愛そのものの描写はそれほどないがかつての『太陽がいっぱい』に比較すればはっきりと表現されているし原作にはもう明確にリプリーがディッキーに恋して恋人マージを蔑んでいる様子が描かれている。 たぶんこの心理と状況は彼女自身が同性の…
第2話 野口英世(Part1)『火傷と筆と借金と――天才が生まれるまで』
ある寒村の片隅に、ひとりの男の子がいた。その手は、幼き日の不注意で、ひどい火傷を負っていた。 彼の名は、野口英世。後に世界の細菌学者として名を馳せるその少年は、しかし幼き頃から神童でもなければ、勤勉でもなかった。むしろ、どちらかといえば、いたずらっ子で、泣き虫で、どこか「大物になる奴」の匂いがしなかった。 だが、母の愛だけは、深く、そして揺るがなかった。母・シカは、英世の焼けただれた左手を見て、こう思ったのだという。「この子が、人様の前で手を隠さず、堂々と生きていけるようにしてやりたい」 この“母の祈り”こそ、英世の背中を押しつづけた見えない力であった。 やがて彼は、医者を志し、上京し、医学専…
奈良県の北半の奈良盆地は瀬戸内陥没地帯の東端をなし 地質時代に断層により土地が落ち込んで出来た「地溝」である。当時は湖をなしていたが、沖積層が積もって早く干上がって人々の生活の場となった。南北約30㌔東西約16㌔ 面積約3百平方万㌔、海抜40〜100㍍の平らな盆地である。奈...
脇侍菩薩 第45窟(盛唐)今日の金子先生の授業は、敦煌莫高窟の中でも盛唐の第45窟についてであった。ここの仏像はとても写実的で、インド様式と中国様式が混合し、とてもなまめかしいということだった。横浜、3000歩、74.2㎏、21.9%★
厚労省のデータでは、1973年から2023年の50年間で、労働者一人あたりの年間総実労働時間は約400時間も減少している。 にもかかわらず、現代人はますます忙しさを感じています。 なぜ、人間は、『忙しさ』を感じるのか、その『忙しさ』との向き合い方を考える、本になります。 忙しさ幻想 作者:豊留 菜瑞 サンマーク出版 Amazon 『忙しさ』に関しては、コロンビアビジネススクールのシルビア・ベレッサー准教授が2016年に発表した論文によると、『忙しさこそが見せびらかしの対象』であり、これはつまり、その人に対する需要が高いということを示す指標になると言います。 また、人々が忙しさを歓迎するもう一つ…
不思議なドキュメンタリーだった。 「私はミステリーを書いていない」と言う。 『見知らぬ乗客』『リプリー』(つまりは『太陽がいっぱい』)の原作者でありながらそんなわけはないだろう。 彼女を評して「欧米ではアガサ・クリスティに並ぶ人気作家」と銘打たれるというハイスミス。 クリスティは自分でもミステリー作家といっていただろうがハイスミスは自己認識ではそうじゃないのだ。 こうなるとまったく作品を知らない自分としてはなんともいえない。 ではなぜ私がハイスミスを題材にしたドキュメンタリーを観たのかと言えば映画『リプリー』が大好きだからだ。 年齢的には『太陽がいっぱい』が好きでリメイク映画はどうもね、と言っ…
奈良県は地形上南北で非常に差異がある。北半は奈良盆地(大和盆地)を中心に、それを囲む青垣山をなす山地や高原からなっている。これは大阪平野・京都平野・京都盆地などともに、近畿地方の中央低地帯の一部をなすものである。この地域はわれの祖先が早く住みつき、古くから文化が開け、わが国...
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