―優しく、思いやりがあって、けれど自分が想像できる範囲内で思いやることの乱暴さに気づくほどには優しくない。 本当に相手を思いやっているわけではなく、相手を思いやる自分でいるために言葉を投げるから、投げかけた先のことは想像していない。(P.89) 今回読んだ小説は、読了後、胸が締め付けられるような小説でした。 今回紹介する小説は、芦沢央氏著 『夜の道標』 です。 夜の道標 (中公文庫) 作者:芦沢央 中央公論新社 Amazon 1996年、横浜市内の個人塾で、塾の経営者が何者かによって殺害されました。 被疑者と思われる元教え子は、2年経過してもその足取りを掴めないでいる。 殺人犯を匿う女性、窓際…
奈良県に被害を与えた地震 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
1596年9月5日(文禄5年 〈慶長1〉7月13日) 地震名 伏見桃の地震 (京都および畿内) 震度7.9 三条より伏見の間被害最も多く、伏見城天守大破、約600人圧死 諸寺民家の倒壊死傷多し。堺で死者600人 奈良では...
2014年2月「ヤングジャンプ・コミックスウルトラ」 「美加と境界の神」が読みたく文庫本を購入しました。 が、文庫本は目がつらい。 やむなくデジタル版も購入。ううう。 ネタバレします。 「美加と境界の神」2009年8月号「ウルトラジャンプ」 天木兄妹の美加が登場。 携帯に四方口村にある不思議な大きな藁人形の画像を入れそれを探している。 同じく四方口村で亡くなった姉の謎を解き明かしにきた木戸健人と出会い道連れとなる。 この作品で驚きだったのは「両墓制」だった。 遺体を実際に埋める「埋め墓」「捨て墓」と呼ばれるものと別にお参りするために作られた墓がある、というのだ。 この場合埋め墓捨て墓のほうは土…
以前から、読みたいなと思っていた経済小説を読みました。 今回ご紹介する小説は、城山三郎氏著 『男子の本懐』 という本です。 男子の本懐(新潮文庫) 作者:城山三郎 新潮社 Amazon 尊敬する政治家の一人である、金輸出解禁に生命をかけた浜口雄幸総理と、それを支えた井上準之助大蔵相を主人公にした経済小説です。 第一次世界大戦後の慢性的不況を脱するために、浜口総理と井上蔵相は、まさに決死の覚悟で金本位制を断行。 金解禁は、当時すでにほとんどが金本位制に復帰している世界経済に、日本も仲間入りすることであり、経済面での国際協調の実現になる。 また、金解禁に先立って、英、米などから信用供与を得るという…
奈良県に被害を与えた地震 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
1494年6月19日 (明応3年5月7日) 地震名奈良 震度6.4 東大寺・興福寺・藥師寺・法花寺・西大寺破損。矢田庄(郡山の西) の民家多く破損。余震翌年に及ぶ。5月中は連日余震。 1498年9月20日 (明応7年8月25日) 地震名 ...
『闇の鶯』「それは時には少女となりて」「書き損じのある妖怪絵巻」 諸星大二郎
2009年4月「KCデラックス」 wiki記載で記事を進行しようとしてやや困惑する事態が発生しました。「妖怪ハンターシリーズ」の中にこの単行本が記載されていなかったのです。 が、「妖怪ハンター」リンク先のエピソード一覧の下に単行本の記載がありそこにはちゃんと記されていました。 ううむ。全部目を通さなかったために起きた困惑でした。いかんいかん。 (個人的事件でなんのことかよくわからない説明となりました) ネタバレします。 「それは時には少女となりて」2004年9月号「アフタヌーン」 大島&渚シリーズ。 大島君が海から来た裸の少女に魅入られてしまう。 海岸にある防塁の向こう側に見知らぬ少女が顔だけ…
奈良県に被害を与えた地震 薬師寺近くのうのんから大和の気象歳時記
1361年8月1日 (天平16年6月22日) 地震名 畿内諸国 震度ー この月の18日より、京都付近に地震多く、この日の地震で、法隆寺の 築地多少崩れる。次の地震の前震か。 1361年8月3日 (正平16年6月24日) 地震名 畿内・土佐・阿...
吉野家の親子丼先日、輪友が吉野家の親子丼を食べて、非常に美味かったと言っていたのを思い出し、今日は吉野家に直行。確かにうまい。葛西臨海公園、26.9km(Rw)、74.9kg、22.2%、2000歩★★
『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳』〈妖怪ハンター〉諸星大二郎 その3
ネタバレします。 三章「苧環の男」2004年9月号「メフィスト」 「魔障ヶ岳」で”モノ”を見た四人のひとり岩淵翔子の場合は「神上嵩」であった。 苧環伝説そしてさらに箸墓伝説を重ねるように翔子は神上と自分の関係をそられに模してしまう。 神はその正体を知られた時に姿を消し、女は自殺してしまう、稗田礼二郎はそれを危惧して翔子の後を追う。 果たして神上嵩は消えてしまった。 翔子はそんなはずはない。彼の赤ちゃんがいるのだからと腹部を抑え、そして去っていく。 四章「名を付けなかった男」2005年1月号「メフィスト」 そして「魔障ヶ岳」の”モノ”に名を付けなかったのが稗田礼二郎である。 他の三人はそれぞれ”…
パウンドケーキと、のんびり
『うさんごろとおばけ』瀬名恵子著
今更ながら そうだったの!? 朗読案件
読書:ちゃんと生きない。自分を優先する勇気 / いっせい
書籍:30代から、どう働くかより「30代になると、『現実の壁』が待ち受ける」
雨の日は寝よう日
まだ納得できず、こだわってます
本を読む時間がない。でも、読書を諦めたくないあなたへ。
読書
『サユリ 完全版』【読書感想】~コミックの方がキョワイ~
夜に星を放つ
知識と思考力を高める読書法
【読書記録】今読んでる本<2025.05.17>
『絆創膏を貼るだけ整体-体の不調をすべて解決する』山内義弘著
薬の副作用と風邪と読書とハーブティー🌿🫖
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