「人口は未来を語る」ポール・モーランド 橘明美訳今後の世界の国々の人口動態が、そのように変わっていくのか、それがどんな要因でそうなるのかを語っている。どちらにしても世界の人口は110億くらいで頭打ちになるのだが、その後下がっていく。一般的に、世界の各
ネタバレします。 【第16回 童女 城に入りて祆僧を誑かし 悟空 怪を追って胡宅を鬧がす】 砂漠の描写が続いた後に湿気を感じさせる夜の描写が多い粟特城回は諸星大二郎の特色が色濃く表れている。 粟特城門内に入ったアマルカはナササラルの者たちに見つかり呪文を唱えられるが老婆の妖怪に変化してその呪文さえ封じ込めてしまう。 ガ、アシャイバンダクの登場にアマルカも消える。 悟空はバクラクッチ家の裏門を叩く。 トプチンは盗んだ妖怪羊の首が入った袋を持ってうろうろするばかり。 そんな時バクラクッチの妻メーウザーイは裏庭にこっそりと悟浄を呼び出した。 その様子をトプチンが見てしまうのだが背後には昼間眠っていた…
神武天皇像序幕式の際の豪雨 昭和3年(1928年)8月は月量では、大台ケ原山の記録の第二位で雨量3070㍉に達した。大正15年に計画され大阪市で製作されていた高さ4㍍の神武天皇の銅像の除幕式が8月19日に大台ケ原山頂で行われた. ところが山頂は連日の豪雨で式典の準備がことの...
第1話 福沢諭吉、誤植を笑い、誠実を貫く、ある明治のうっかり者
その日、慶應義塾の講堂には、冷たい北風を押しのけるほどの熱気が立ちこめていた。 高座の上には、例のごとく目をぎらりと光らせた一人の男。 福沢諭吉、御年五十路を迎えるも、その声の張りと文句の切れ味ときたら、若い門下生すら舌を巻く。 「諸君、学問とは、貴族の飾りでも、商人の道具でもない。己の身を立て、人の役に立つ、それが学問の本懐じゃ」 と、例によって語気鋭く言い放ち、黒板を板書のチョークが滑る。 しかしこの日の諭吉先生、いつもとどこか様子が違った。 チョークを持つ手が、ややふるえている。 時折、頭をかく。 「……えー、ここのところ、少し記憶が怪しいが……まあよい!」 生徒たちはクスリと笑い合う。…
ネタバレします。 【第13回 胡兵 馬を連ねて悟空を襲い 単騎 虚を突きて強箭を射る】 悟空はカマルトゥプを後に乗せて馬を急がせた。 だが前方から騎馬集団が攻撃してきた。 応戦する悟空を取り囲む騎馬隊。 それを止める男が現れる。 それでも騎馬隊の攻撃は止まなかったが今度はどこからか矢が飛んできて騎馬隊のひとりのこめかみを直撃した。 さらにもうひとりも。 見るとはるか遠くに弓を持つ人影がある。慌てて逃げ出す騎馬隊になおも矢が射かけられる。 悟空が「おかげでやつらを振り切れそうだ」と思った瞬間自分自身にも矢が当たりそうになり思わず落馬する。 馬はカマルトゥプを乗せたまま走り去る。 追いついた悟空は…
外部資料 昔大台ケ原は魔の山と言われていた。古くから宗教的に開発された大峰山とは、対照的に 登人もない未開の山であって、まったく山の様子がわからなかった。 大台ケ原には大きな池があって、東風の時は、その水があふれ西風で宮川へ、北風になれば、熊野川へ 雨がふらなくとも川は増水...
今日は横浜まで行って授業を受けてきた。敦煌莫高窟の第45窟北壁の観経変は、盛唐の作で比較的鮮明に残っている。この絵は、王舎城の悲劇の中で、釈迦が投獄されたアジャセ王の妻に、どうやって阿弥陀浄土に生まれ変われるかを教えたところを描いている。横浜、74.1㎏
【ランクIN】公式ハッシュタグランクIN 【1位】2025.06.18
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Read a book/「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」を読みました
【第2弾】人間vs「ChatGPT」による小説レビュー!
「十角館の殺人」をやっと再読
週刊 読書案内 岡真理・小山哲・藤原辰史「中学生から知りたい パレスチナのこと」(ミシマ社)
待ちに待った本が来た!*ダンナの仕事*
【日記】掃除ロッカーの中の乾かない雑巾みたいな気持ち(+本の話)
『時空を越えた大発見!「宇宙のさざ波」を聞く』パトリシア・バルダス著
『もの語る一手Stories about SHOGI』
とおいムカシのことではナイ
谷口哲朗「ボールを大事に心美しく勝つ 帝京長岡スタイル」
『皇后は闘うことにした』林真理子
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プチ感想・レビュー#352【跳べないウサギと神の島】2巻
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