横山光輝に戻ってまいりました。 その第一回目が『時の行者』なのはなんとなくこれも『カムイ外伝』とのつながりを感じたからです。 常人とは違う高い能力を持つ人物が人々を見つめる、という点においてですね。 ネタバレしますのでご注意を。 と言っても市井の人々を見る白土氏と違い歴史的トピックを追いかけていく横山マンガという違いがある。 第一話目が織田信長と豊臣秀吉という華やかさだ。 この歴史上有名人物に狂言回し的主人公「時の行者」を遭遇させ会話をさせ行動を見ていく、という手法は誰が始めたのだろうか。 歴史学習にもってこいの手法であり教育テレビでやりそうな演出だけど横山光輝氏の手にかかるとこれがめちゃくち…
JUGEMテーマ:歴史 宮崎正弘のメルマガにて「中国で手に入る歴史書はぜんぶフェイク」との情報があるのでご紹介します。チベット語、モンゴル語、満洲語の資料と比較して読まなければ何が起きていたのかわからないそうです。//
外部資料 外部資料 春日山断層線に沿った瀑布線に発達した水車群のうち、盆地の東南大三輪町巻向川の水車は特に数も多く機能にも特色があった。その分布は巻向山の辻領から箸中・穴師・巻野内など上下4キロにおよび、江戸時代の延享元年(1744年)の地図に主流のみで22個を数え幕末から...
昨日は、以前から訪問したかった宝塚市の手塚治虫記念館に行ってきた。近くに宝塚歌劇団の本拠地があり、阪急電鉄が開発した町がハイソな街に育っている。歩いているおばちゃんたちも、何となく上品な感じだった。宝塚、6000歩★★★
ついに『カムイ外伝』最終回となりました。 ネタバレしますのでご注意を。 「伊児奈」 イコナ。 ここでもカムイは偶然母子が心中しようとする場面に出会ってしまい咄嗟に救け金を渡して去っていく。 『カムイ外伝』一部でのカムイは「疑心暗鬼」がタイトルになるほど他人を信じることができず出会う人間が絶えず追手ではないかと怯え緊張し殺気を発していたが第二部の後に行くほど彼は出会う人間を救けていく。 前回の稲葉屋編などは出会った人間しかもカムイを襲って来た人間こそを救け善人へと導く。その姿はここで形容された「風」というより「神」に近い。仏のようとも天使ともいえる。 がそれでもカムイは去ってしまう。 カムイが去…
システィーナ大聖堂(大塚国際美術館)7月6日(土)は、四国の徳島にある大塚国際美術館に行く。ど迫力の建物だった。絵は陶版に精密に転写され焼き上げられているが出来上がりは素晴らしい。もう一度見てみてみたいので、四国観光ツアーで、大
瀑布線と水車 外部資料 奈良盆地は地質時代に陥落により出来た地溝盆地である。周りは断層線や構造線で限られている。周りの山々か流出する河川がいずれも上流部は急流をなし浸食をたくましくし、ひとたび盆地へ出ると削り取ってきた土砂の堆積を始める。盆地の水を集めて亀の瀬渓谷から大阪平...
これは一気に書かねばならない。 ネタバレしますのでご注意を。 「仕掛け崩れ」 前回でカムイに負けてしまった橘左近はチンピラから前金の二十五両を盗まれてしまう。 しかしこれもカムイが奪い返してしまうのだ。 韋駄天と自負する吉次は追いかけてきたカムイをまいてやれと逃げ出したがどこへ行ってもカムイの方はすぐそばに立っている。 完敗した吉次は金を渡しカムイの手下になると言い出す。 カムイはすっかり口入屋の若頭に収まり部下を引き連れて歩く身分となっていた。吉次をその配下においたのだ。 白土氏はリアルなタッチで描写していくが若頭になったカムイが忍びの時のままのポニーテールなのはあり得ないんだろうけどこれは…
大和の天井川 外部資料 陥落によってできた奈良盆地は地質時代には湖水となっていたと考えられるが、盆地の四周から流出する諸用が、上流部で、激しく浸蝕してきた土砂を盆地に出て傾斜がゆるくなるとともに「複合扇状地」を作り、さらに盆地底に流出するや運んできた、土砂を全部堆積した。そ...
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