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  • 1位

    日々の恐怖 6月10日 おっかねえ神様(1) 

    日々の恐怖6月10日おっかねえ神様(1)大学生一年生の頃だ。夏休みに帰省すると、道で見知らぬ若い夫婦と会った。田舎生まれの人ならわかるだろうが、人の少ない集落では誰もが顔見知りである。だから余所から来た人はすぐにわかる。特に若い人は珍しいから、なおさらである。私もその例に漏れず、見知らぬ夫婦が余所から来た人なのはすぐにわかった。旅行客が来るような場所ではないし、迷子らしくもない。「まさか移住者か・・・・?」と一緒にいた妹に聞くと、「そうだ。」という。「先月から住みだした人だよ。」「へえ・・、こんなクソ田舎に移住とは、酔狂な人だな。」「移住っていうか、奥さんのほうの実家があるんだって。」聞けばその奥さん、私もよく知る爺さんの孫にあたる人らしい。その爺さんはもう何年も前に亡くなっていたのだが、家だけはずっと残ってい...日々の恐怖6月10日おっかねえ神様(1)

    大峰 正楓

    大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

  • 2位

    日々の恐怖 6月5日 沈丁花(5)

    日々の恐怖6月5日沈丁花(5)先ほどの祖母の話では、子どもたちの母親が毎年新調しているはずなのですが、目の前にあるそれらは、もう何年も取り替えられていないことが明白でした。色褪せ、汚れ、あちこち擦り切れています。「それなぁ、何年か前に、おかあさん亡くなったんやっち。」「それなら、誰かが作り直してあげんと。」「いや、それがな。」そこで、祖母はなぜか小さく笑いました。「近所ん人もばあちゃんも、みんな新しいのを作っちあげたんで。ところが、作っても作っても、気に入らんとお堂の外に放り出されるの。やっぱり、おかあさんが作ったものがいいんやなぁ。いくつになっても、子は子、親は親なんやなぁ。」みんなにお参りされるお地蔵さんの子どもっぽい一面に、私も祖母につられて笑ったのでした。あれから、20年近くが経ちます。沈丁花の香りを嗅...日々の恐怖6月5日沈丁花(5)

    大峰 正楓

    大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

  • 3位

    日々の恐怖 6月12日 おっかねえ神様(2) 

    日々の恐怖6月12日おっかねえ神様(2)次に帰省したのは年末だった。その時、母から嫌な話を聞いた。件の若夫婦は犬を飼っていたらしい。移住前から飼っていた犬で、マルチーズかなにかの小型犬だった。その犬が、死んだという。まだ四歳だったというから、元気の盛りだったろうに。夫婦はずいぶん落ち込んでいるそうだ。「なんで死んじゃったんだ?事故?」「それがね、例の犬の死ぬ道を通ったらしいんよ。」犬の死ぬ道というのは、集落の近くにある、なんの変哲もない道だ。リンゴ畑の真ん中を突っ切る、ありふれた農道である。徒歩二十分のところにある商店に行くのに便利なので、私も何度も使っているが、実に牧歌的な場所だ。広いリンゴ畑と、その先に見える青い山々、晴れた日など、歩いていると気分のいい場所である。ただ、そこは昔から犬の死ぬ道といわれて、犬...日々の恐怖6月12日おっかねえ神様(2)

    大峰 正楓

    大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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  • 道尾秀介

    道尾秀介

    最近、道尾秀介の作品にはまってます。といってもまだ2冊ですが。道尾秀介作品で皆さんのお薦めものや作品の感想などご自由にトラックバックください。

    テーマ投稿数 13件

    参加メンバー 5人

  • 村上春樹

    村上春樹

    日本を代表する作家、村上春樹のトラコミュです。

    テーマ投稿数 146件

    参加メンバー 45人

  • 浅見光彦シリーズ

    浅見光彦シリーズ

    内田康夫先生作の「浅見光彦シリーズ」が好きな方、浅見光彦本人が好きな方、内田康夫先生作品が好き方のためのトラミュです!

    テーマ投稿数 32件

    参加メンバー 9人

  • ハルキストの部屋

    ハルキストの部屋

    村上春樹の小説等について、お気軽にトラバして下さいませ〜♫

    テーマ投稿数 73件

    参加メンバー 21人

  • なんでもかんでも物語

    なんでもかんでも物語

    思いのまま描いて、文を付けてそれでも物語 今日の私をつづても物語になる ただ絵を描いて一言でも物語が生まれる

    テーマ投稿数 61件

    参加メンバー 3人

  • プロレタリア〜プロレタリアート!文学

    プロレタリア〜プロレタリアート!文学

    プロレタリアート プロレタリア文学 まあ共産主義&共生主義! 新しい日本の共産主義 共に生きる〜共生! 派遣切りはダメ〜蟹工船!

    テーマ投稿数 5件

    参加メンバー 3人

  • 角川書店

    角川書店

    角川書店に関する事を書いた時トラックバックして下さい。 涼宮ハルヒ、ガンダム、エヴァやスニーカー文庫、角川書店の小説でも結構です。 なるべくアニメではなくコミックスや小説など、紙媒体での事を書いたときにトラックバックして下さい。 あまりに外れていると削除する場合があります。

    テーマ投稿数 55件

    参加メンバー 12人

  • 火垂るの墓など野坂昭如を語ろう!

    火垂るの墓など野坂昭如を語ろう!

    映画化・ドラマ化・アニメ化された火垂るの墓‘蛍の墓は誤り’を始めとした野坂昭如作品を語ろう! アニメ映画は脚本・監督:高畑勲、スタジオジブリ制作・製作 読書感想や書評、レビューお待ちしています。

    テーマ投稿数 7件

    参加メンバー 6人

  • 超☆読書好き!10000冊は読んだよ!

    超☆読書好き!10000冊は読んだよ!

    10000冊は生涯に読書終了という方 募集〜いろいろ語ってください!悟り! ブレイクスルー〜本を捨てて街に出よう!

    テーマ投稿数 64件

    参加メンバー 8人

  • ドリーン・バーチュー

    ドリーン・バーチュー

    ドリーン・バーチュー博士の著作やオラクルカードなどドリーン・バーチュー博士に関する事なら何でもOK。

    テーマ投稿数 3件

    参加メンバー 2人

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  • 日々の恐怖 6月12日 おっかねえ神様(2) 

    日々の恐怖6月12日おっかねえ神様(2)次に帰省したのは年末だった。その時、母から嫌な話を聞いた。件の若夫婦は犬を飼っていたらしい。移住前から飼っていた犬で、マルチーズかなにかの小型犬だった。その犬が、死んだという。まだ四歳だったというから、元気の盛りだったろうに。夫婦はずいぶん落ち込んでいるそうだ。「なんで死んじゃったんだ?事故?」「それがね、例の犬の死ぬ道を通ったらしいんよ。」犬の死ぬ道というのは、集落の近くにある、なんの変哲もない道だ。リンゴ畑の真ん中を突っ切る、ありふれた農道である。徒歩二十分のところにある商店に行くのに便利なので、私も何度も使っているが、実に牧歌的な場所だ。広いリンゴ畑と、その先に見える青い山々、晴れた日など、歩いていると気分のいい場所である。ただ、そこは昔から犬の死ぬ道といわれて、犬...日々の恐怖6月12日おっかねえ神様(2)

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  • 日々の恐怖 6月10日 おっかねえ神様(1) 

    日々の恐怖6月10日おっかねえ神様(1)大学生一年生の頃だ。夏休みに帰省すると、道で見知らぬ若い夫婦と会った。田舎生まれの人ならわかるだろうが、人の少ない集落では誰もが顔見知りである。だから余所から来た人はすぐにわかる。特に若い人は珍しいから、なおさらである。私もその例に漏れず、見知らぬ夫婦が余所から来た人なのはすぐにわかった。旅行客が来るような場所ではないし、迷子らしくもない。「まさか移住者か・・・・?」と一緒にいた妹に聞くと、「そうだ。」という。「先月から住みだした人だよ。」「へえ・・、こんなクソ田舎に移住とは、酔狂な人だな。」「移住っていうか、奥さんのほうの実家があるんだって。」聞けばその奥さん、私もよく知る爺さんの孫にあたる人らしい。その爺さんはもう何年も前に亡くなっていたのだが、家だけはずっと残ってい...日々の恐怖6月10日おっかねえ神様(1)

    大峰 正楓 大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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