今日は小説を読みました。「毒母ですが、なにか」です。毒母ですが、なにか(新潮文庫)山口恵以子新潮社女子高生が毒母になり、娘を思い通りに育て上げようとする長い物語が紡がれます。毒母が70を超えて要介護3になっても、娘は子供の頃の記憶から逃れることが出来ず、絶縁状態を続けます。娘は幸せな結婚をし、毒母から逃れるわけですが、自らは妊娠しても堕胎し、母になることを拒絶します。自分が実母のような母親になって子供を支配しようとするのではないかと心配だからです。文章は少々雑ですが、内容の面白さから、一気に読みました。母と娘というのは難しいようです。実は同居人も、実母との関係性に苦しんだ一人です。言葉の暴力をシャワーのように浴びせ続け、わずか10歳にして自殺未遂を起こします。しかしそれは実母の怒りを倍加させるだけでした。...あなたのため
新型コロナウイルスのワクチンは、さまざまな有害物質を含んでおり、免疫を暴走させたり、免疫不全にしたり、血栓を作って心筋炎、脳出血、若年性認知症を引き起こす。いきなり末期癌になる人も増えている。治験中にもかかわらず、特別承認された物なので、ワクチンには、濃度の濃い物、薄い物、偽薬としての生理食塩水の三種類がある。 危険性が高いのは三回以上接種した人である。生理食塩水以外の物を、二回以上接種して…
森鴎外の『舞姫』を、初めて読んだのはまだ十代の頃で、老境に入りつつある今、四十年ぶりに読み返した。青年の時に覚えた感動がよみがえり、懐かしさを覚えた。主人公豊太郎の心の揺れや、恋人エリスの活き活きとした描写は、古文で書かれながらも、西洋文学から学んだリアリズムの成果が感じられる。 豊太郎は舞姫エリスと恋に陥り、そのために官職を解かれる。新聞社の通信員となって、エリスとその母との同居を始める。…
人工地震は善意と悪意のものに大別できます。前者は爆薬などで人工的に小規模の地震を起こし、発生した波動から地下の構造を調査するものです。後者は軍事的な意図で発生させるものです。こちらは核実験によって結果的に起こるものと、意図的に大地震を起こして、人々に危害を与える地震兵器に分けられます。 人工地震には、初期微動のP波がなく、いきなり主要動であるS波がやってくるという特徴があり、地震の波形からだ…
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