東京日仏学院を再訪する
東京日仏学院は1952年創立のフランス政府公認の語学学校・文化センターです。2012年にアンスティチフランセ東京と名前が変わりましたがフランスと日本の文化交流を図る施設です。 旧棟は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した坂倉準三が設計し1951年に完成。新棟は藤本壮介設計で、南仏の村をイメージして2021年に造られました。学院は中央に庭がありそれをぐるりと囲むように新旧の校舎が立てられています。旧棟新棟とも外壁は真っ白で、窓が大きくたっぷりとられています。 坂倉棟 新棟のテラスや階段の手すりの柵が建物をめぐり、教室やホールを違和感なく流れるようにつなげています。 テラスや階段によってつなが…
2025/05/31 10:26