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  • 1位

    日々の恐怖 1月19日  何かあってもうちは知らないから(2)

    日々の恐怖1月19日何かあってもうちは知らないから(2)作業場所に提供された倉庫というのは古い、木造モルタル建ての建物で、元々は倉庫として建てられたものではなく、普通の住まいとして建てられたらしい家だった。実際、建物のあちこちには生活臭のあるテーブルや箪笥や本棚や子供の玩具や、オークションに出せばレトロ品として売れそうな古いテレビやラジオが乱雑に置かれており、箪笥の引き出しには、埃まみれになって変色した衣類がきちんと畳んで詰まったままになっていたという。そういった物を隅に押しやって、商店のイベントの看板や景品の残りや、もう使わない様なものがまた乱雑に積み上げられているだけの、倉庫とは名ばかりのガラクタ置場の様なところだった。M君は、「酷いでしょ、そんなとこで作業させるのって。もちろん本番稼動でパソコンやプリンタ...日々の恐怖1月19日何かあってもうちは知らないから(2)

    大峰 正楓

    大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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  • 2位

    日々の恐怖 1月16日  何かあってもうちは知らないから(1)

    日々の恐怖1月16日何かあってもうちは知らないから(1)派遣現場で一緒に仕事をしていたM君から聞いた話です。以前、M君は某個人商店のプログラム作成を担当していた。開発作業場所に提供されたのは、商店裏庭の二階建て倉庫の二階の、六畳程の狭い部屋だった。そこにリーダー、設計者、プログラマー、テスト担当者、といつも6、7人の20代から30代の男性ばかりがひしめいて作業していたという。プログラムの多くは自社ですでに作成されていたが、それを本番環境に乗せて調整するのに手間取り、本番稼動日を目前に毎日終電帰りを余儀なくされていた。本当なら徹夜の突貫作業をして遅れを取り戻したいところだったが、その現場では出来なかった。その現場は半端なく出るところだったので。商店のオーナーたちも、その事はよくわかっており、「そこにはあまり遅くま...日々の恐怖1月16日何かあってもうちは知らないから(1)

    大峰 正楓

    大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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    日々の恐怖 1月21日  何かあってもうちは知らないから(3)

    日々の恐怖1月21日何かあってもうちは知らないから(3)それが夜の8時くらいになると、”ドッスンドッスン、ガタガタグラグラ!”とひとりでに、派手に動くのだという。「百キロ二百キロのもんですよ。それが勝手にガタガタ音をたてて動くんです。それも縦揺れ横揺れ斜め揺れ入り乱れて。みんなの見てる前で。やかましいわ、そのたんびに本が落ちて散らばるわ。初めはびっくりしましたけど、しばらくしたら慣れちゃって。時間になったらコンビニで買ってきた弁当食べながら、『そろそろはじまるぞ・・・・・・、ほれ、はじまった。』ってみんなで見物する様になっちゃいました。中にはカリカリきて、『うるせー!やめろ!』とか、『散らかるだろ!』とか言って棚が動いてる前で本を拾ったヤツもいましたけど、他には何も起きませんでした。」また、怪異はこれだけではな...日々の恐怖1月21日何かあってもうちは知らないから(3)

    大峰 正楓

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