小さき御ほどに、さしやりて、ゆしたまふ御手つき、いとうつくしければ、らうたしと思して、笛吹き鳴らしつつ教へたまふ。 【これまでのあらすじ】桐壺帝の第二皇子とし…
「そこへ、常盤の母、関屋という者が」 義経記 巻第一 常盤都落(みやこおち)の事(二)
こんにちは、暖淡堂です。 「義経記」の常盤都落ちの二回目。 都では、常盤の母、関屋が平家の手に落ちます。 それを心配する常盤は、三人の子らをつれて都に出て行きます。 そこへ、常盤の母、関屋という者が、楊梅(やまもも)町に住んでいるということを六波羅の平家の者たちが見つけ出し、捕らえて厳しく取り調べしているという噂が聞こえてきた。常盤はこの噂に悲しんだ。母の命を助けようとすれば三人の子の命を失う。子らを助けようとすると老いた母の命を失う。親の不幸についての嘆き、子らに降りかかる災難への苦しみ、いずれも疎かにできるものではないが、子のために親を見捨てることなどできるだろうか。親に孝行を尽くせば、堅…
今回はこんなかんじ「いっしょに来るか?」で先週女子の心掴んだ直秀死んじゃったよ直秀特別男前じゃないのにあの風来坊キャラと台詞回しで女心を掴む女心、マジでチョロ…
鎌倉時代、後深草院御所に仕えた上臈女房が書き残した作品です。前編は衝撃的内容が問わず語りされる中世王朝物語、後編は西行に倣った修行の旅の記となっています。異色の日記文学を読んでいきます。
暮らす 家を出るときに 鞄の重たすぎる日がある それでも家を出ると 冷たい雨が降っていることがある 人に会う前に すでに色々と僕を押し戻すものがたくさんある そんな時 少し先にいる僕に引っ張ってもらう それは数年先の自分かもしれない そこにいる僕は いつも軽く笑っている 笑いながら 日々を暮らしている ***** 少し先にいる自分が、笑っているととても安心します。 どんな困難なことも、きっと乗り越えて、その先で笑っているのだと思いたいです。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ…
ロシア、中国、 韓国、日本の帝国 と皇帝: 帝政ロシア時代の貴重なルポ
ロシア、中国、 韓国、日本の帝国 と皇帝 この本は19世紀末から20世紀初めのロシア皇帝ニコライ2世の頃の東洋…
韓国朝鮮、 朝の静けさの国: 朝鮮王朝時代の貴重なルポ。韓流時代劇ファンにおすすめ。
韓国朝鮮、 朝の静けさの国 知の探究ブックスが贈る世界の歴史シリーズ第1巻は(韓国朝鮮、朝の静けさの国)です。…
194621心電図左胸が痛い。循環器内科の定期診察に妻に付き添ってもらった。「胸が痛くって」「いつどのように?」しどろもどろの僕に、「しょっちゅう言うてます」と妻が一言。心電図を取ることになった。さっさと動く妻について行くのが精一杯。「病気になりそう」一つしか違わないのに。お婆ちゃんはお爺ちゃんより元気なのだ。「正常です三年前と全然変わってないですよ」胸の痛みもましになったような気がする。【一句】年寄りの不安死ぬこと桜咲く194621
「筝の琴は、中の細緒の堪へがたきこそところせけれ」とて、平調におしくだして調べたまふ。かき合はせばかり弾きて、さしやりたまへれば、え怨じ果てず、いとうつくしう…
「難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ」 皇嘉門院別当 難波江の一夜の恋に身を尽くし
百人一首第88番目の歌の作者は皇嘉門院別当こうかもんいんのべっとうです。 皇嘉門院聖子せいしに仕えた人でした。 今回は皇嘉門院別当について紹介します。 皇嘉門院別当とは 生没年は不詳。 藤原忠通の娘で崇徳天皇の皇后であった皇嘉門院聖子に支えていました。 保元の乱では崇徳天皇と藤原忠通が対立。 皇嘉門院聖子はその板挟みとなり苦悩したことでしょう。 乱の後に出家します。 皇嘉門院別当も、共に出家したと考えられています。 百人一首に選ばれている歌は、掛詞、縁語が多用されています。 「難波江の芦」は「かりね」の序詞。 「かりね」は「刈り根」ですが、「仮寝(仮初の共寝)」。 「ひとよ」は「一節」と「一夜…
鎌倉時代、後深草院御所に仕えた上臈女房が書き残した作品です。前編は衝撃的内容が問わず語りされる中世王朝物語、後編は西行に倣った修行の旅の記となっています。異色の日記文学を読んでいきます。
「光る君へ」でもときどき平安神宮つかってるな、ていうカットがでてくる明治時代までこのあたりは田園でした平安京の大極殿を模して造られた神宮桓武天皇、孝明天皇をお…
①『重光葵連合軍に最も恐れられた男』②『人は死なない』③『左脳さん右脳さん』④スマイルズ『自助論』⑤櫻井歓『西田幾多郎』⑥茂木誠宇山卓栄『日本人が知らない!世界史の原理』ビジネス社令和6年に詠んだ本
凡河内躬恒は、宇多の子(305)だが、冷たくも宇多は認知しなかった。 しかし、(1067)の詞書には、その宇多が内々に認知したことが、読み取れる。 (1067)法皇西河におはしましけるに 猿山かゐにさけふといふ題を 「法皇が西河にいらっしゃる時、猿が山峡に叫ぶという題を(与...
194620寒造(かんづくり)父のことをよく思い出す。自分だけ一品酒の肴を作ってもらって、一合の日本酒を飲んでいた。【一句】晩酌は父の至福や寒造194620
「あな、憎。かかること口馴れたまひにけりな。みるめに飽くは、まさなきことぞよ」とて、人召して、御琴取り寄せて弾かせたてま筝つりたまふ。 【これまでのあらすじ】…
震(雷)卦が二つ重なっています。遠くで大きな雷鳴が轟きます。それに人々が驚く様子。そして、天の怒りを恐れ、身の回りを整えたりします。その驚きが落ち着けば、むしろ大丈夫だったことに安心して、笑みがこぼれます。 このように遠くで大きな雷鳴が轟いた時は、自分の身を引き締めるよい機会。まさに今がそのような時ではないでしょうか。
車屋町通押小路上ル東頬のドーナツ屋さんニコット&マムですここのドーナツだいすきピーナツチョコのオールドファッションきなこチョコレートを、買いましたピーナツは私…
一の谷の戦い(1)生田の森の攻防!【平維盛まんが30】|『平家物語』
寿永3年2月7日、摂津国生田の森で、源範頼率いる追討使と、平知盛・重衡率いる平家軍が激突。平家の堅固な護りに苦戦する追討使の梶原軍。その時、重衡が見たものは…
それは私です。 下の古い薪は割って少なくとも7、8年は経っている。が、Defiant 用の長い薪なので当面焚く予定はない。本当は短く切って早く焚いた方がいい…
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