小公女セーラ
ほぼトラウマになりかけた衝撃作。原作は子供の頃に児童向けに抄訳されたものを読んでいたので、最後はハッピーエンドだと知っていた。この作品のアニメ化は私が大学生の頃であり、当時はアニメどころかTVさえあまり視ていなかった。私が関心があったのは、当時お気に入りであったシンガーの下成さと子がオープニングソングを歌っていたからだ。軽い気持ちでTVアニメを視たのだが、丁度ヒロインがお嬢様から下女に転落した時分の回であったため、高慢そうな元クラスメイトからの虐めの場面に泡食った。学生の虐めは、男性より女性のほうがえぐいと知ってはいたが、これは衝撃的だった。世界名作劇場のアニメでは多分初めてといってよいほどに陰惨な場面が続いた。目を逸らしたくなるほどの虐めの場面に目が離せなくなってしまったほどだ。まぁ最後はハッピーエンド...小公女セーラ