世界名探偵苦心録:安東鶴城 1913年(大2)フース・フー・イン・ジャパン社刊。 20世紀初頭における米英を中心とした警察機関で活躍した実在の名探偵たちの事例集。底本としては当時の「ポリス・ストーリーズ」などとして発行されていた実話雑誌の記事から収集したように思われる。事件捜査の経過を手際よくまとめているが、よくイラストで見るような尾頭付きの魚の骨を連想した。つまり肉付けがない事件の骨子でしかなく、推理小説との大きな差異を実感した。小説ならば事実の羅列ではない何か、物語としてのふくらみ、紆余曲折、あるいは人間ドラマが盛り込まれている。実例集としては興味深かったが、新聞や週刊誌の記事のような感触…
もう数年前に、兵児帯からリメイクしたチュニック(笑)。 残念ながら裾から裂けてきたので・・・ 捨てる前に、もうひと工夫。 袖と傷んだ部分をカットして、 ノースリーブのチュニックに。 春秋
高須梅渓は繰り返し、健康の重要性を説く。 強靭な肉体の中でこそ、雄渾な思想が練り上げられると、そう信じていたようだった。 (大日本帝国海軍、甲板上の相撲) あるいは斯かる傾向は、「人間五十年」という決まり文句すら満たせずに中途死なざるを得なかった、明治・大正の文士らを記憶に留めていたゆえの反動だったやもしれぬ。 梅渓自身が箇条書きっぽくしてくれている、 「樋口一葉女史は僅かに二十七歳で死んだ。『西洋哲学史』の大著を書いた大西操山氏は三十七歳で死んだ。『吾人は須らく現代を超越すべからず』と叫んだ高山樗牛氏は、三十三歳で死んだ。『病間録』に見神の実験を告白した綱嶋梁川氏は、三十六歳で死んだ。其の他…
吉江喬松(たかまつ)。 早稲田大学に教鞭を執る仁である。 留学から帰ったばかりのこの人が、面白いことを言っていた。大正九年の秋に於いての御講義だ。 (Wikipediaより、昭和初頭の早稲田大学) テーマはズバリ、「フランスの人口政策について」。 その身を以って実際に見聞した四方山(よもやま)を論じてくれた次第(ワケ)だった。 「フランスの人口問題は漸く解決され掛って居ます。一時死亡率が出産率を越えましたが今は反対になりました。之は国民的な自覚と一方には政府の政策が行はれたので、即ち今年五月頃から三十歳以上の男子の独身者に独身税を課すると同時に、三人以上の子を持つ夫婦は多人数の家族として保護を…
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シドニーで日本の伝統工芸「てまり」を製作されている てまり職人・ちひろさんの 美しいてまりコレクションが 期間限定でほんだらけでお買い上げいただけることになりした! 美しく繊細な伝統工芸品「てまり」。 お祝いのプレゼントや、母の日のギフトにも最適です。 心に残る、そして末永く感動...
大正三年十一月十六日に認可の下りた特許二六八四九號、『四季常用魚類乾燥装置』の明細書を紐解くと、一目で面白い事実に気付く。 発明者の名が、日本人のそれ(・・)でない。 ゲオルギー・イワノヴィッチ・ソコロフ。 帝政ロシアの民である。 (樺太にて、鰊の「棚掛け」、乾燥過程) バーチャスミッション、スネークイーター作戦等々、『MGS』を知る者ならば、一種特殊な反応を示しそうな名であった。 生まれはオデッサ、黒海に面した、例の街。 「例の街」で十分罷り通るほど、ここ数年で急速に、一般的な日本人の鼓膜にも親しくなった名の土地だ。 ソコロフの家は、ここで代々、水産加工食品を作って売って稼業としてきたものだ…
週刊 読書案内 J・D・サリンジャー「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」(金原瑞人訳・新潮社)
図書館で借りてきた本「リサとガスパールのであい」と「しーっ!みみをすまして」
【暇な】ブックオフに行ってきた~連休が終わってしまう~【ので】
古本とは?古書とは?
【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)
本を消毒? 図書館で驚いたこと
まいまいつぶろ
読書メーター4月のまとめ(2024)
ナガノ、加藤裕美子【ちいかわ お友だちとのつき合いかた】要約レビュー
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六本木鯉のぼり&展覧会
読破
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