- 1日前 光明論上巻 巻の五 188番 換言すれば霊光より霊に通ずるなり。故に智慧は無の動、無の働きなる事は頷き知るを得たらん。神は無を作り、其無は無を造り、更に有を現はし有の作用は更に有無の働きによって諸々の動作を行ふに至りたり。是に依て否是に順じて汝等すべてにわたって考へを廻らし見よ 教主寛大講義
- 1日前 光明論上巻 巻の五 187番 さて答への鏡は暗黒の外周より明るみを生じ中心迄明るくなりし頃、我問の二個の光が現はれたり。今是を第四の鏡に映し見ん。鏡の曰く、かの外面より次第々々に明るくなり行くは、即ち神の威徳による力にして神の通力なり。此通力にて不動気は動気を通過せしめて気と光を作る原因を作るなり。故に内部へ内部へと下りつつ明るくなり行きて全宇宙にみなぎりたり。是より総ては初まる。然して其光によりて宇宙全体の総ては造られたるなり 教主寛大講義
- 1日前 光明論上巻 巻の五 186番 そもそも神は終始なき位置に存在なして満足し給はず、更に新しき数々の世界を造りて広大なる上に尚も広大となさんと計らせ給ふは何故なるか。又一方に建設し一方に破壊なさずとも神の大なる力に依らば永久不変の物たちどころに造らるべきに何故斯る曲行を行ひ給ふや。又人類を初め総ての動植物を造らせ給はずとも直ちに必要の物を造りて速かに事にあたらしめざるや。次に神の法則として種々様々の法を設けて人間より不平不満の声を発しめずとも可ならんに、何とて斯る厳しき道を開きしかなどの質問なり。汝等鏡の声を聞くと共に今暫時、第四の明鏡に眼(まなこ)を止めよ。 教主寛大講義
- 1日前 光明論上巻 巻の五 185番 先づ鏡を見るに先だち現はるる物に対しての見かたを先に教へをくべし。其第一は鏡の面に映じて是が一旦消滅し、然して次に現はるるは即ち問と答へにて初めは問を現はし、次は回答と心得べし されば全宇宙には無数の太陽が存在するは当然にして、又恒星の中には太陽の数千倍の大きさを有するものもあるなり。斯くして宇宙は造られたり 教主寛大講義
- 3日前 光明論上巻 巻の五 183番 今汝等が目前に現はれし黒き光が恰も魚の水中を走り泳ぐ如く過ぎ去りたり。是は眼に映じたるならん。然して其黒き光の魚の如き物の過ぎ去れる後に一種の光を残し居るを見るならん。此光をとり囲む一種の光が自づと青き光に燃ゆる如く八方に広がり行く壮観に奇異の感の生ずるならん。今是を第四の明鏡に写し見すべし。視よ! 教主寛大講義