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ディドラ・S・ライケン 『 冷たい眼が見ている 』は、いわゆるサイコ・サスペンスです。少女惨殺事件を追う警官。彼の恋人がよろめいた相手は・・・という展開。このよろめきがサスペンスを盛り上げるはずなのですが、よろめきそのものに焦点が当たってしまいました。 作品 の評価:★★★☆☆
西村京太郎『都電荒川線殺人事件』は、ライター青木亜希子が主役のトラベルミステリ短編集です。旅して恋して、おまけに殺人事件に巻き込まれるという、ツッコミどころ満載の2時間ドラマワンダーランドが展開されていきます。十津川警部もゲスト出演! 作品 の評価:★★★☆☆
ジェフリー・アーチャー 『 ロシア皇帝の密約 』は、典型的な巻き込まれ型のエスピオナージです。主人公が相続した遺産をめぐって米英露の争奪戦が繰り広げられます。知力、体力振り絞っての主人公の頑張りが見所です。痛快なラストには溜飲が下がるでしょう。 作品 の感想:★★★★☆
上田早夕里 『 美月の残香 』は、双子の姉妹の悲劇を描いた作品です。ホラーなのか、ミステリなのか、はたまた奇妙な味なのか。読み進めながらもなかなか明らかになりません。複雑な恋愛模様を絡めて、どうなる、どうなると、良い意味でイライラがつのります。 作品 の評価:★★★★☆
笹沢佐保 『 人喰い 』は、誰かが誰かを陥れながら生きていくということ、つまり人が人を喰うという生き様がテーマの本格もの。火薬庫を使った派手な爆殺や、不可能犯罪を盛り込みながら、巧みに読者をミスリードしてく著者の妙技を堪能できる作品です。 作品 の評価:★★★★☆
D・M・ディヴァイン 『 紙片は告発する 』は、地方都市を舞台に、ひとつの殺人事件が閉鎖的な人間関係の中の裏の顔を炙り出すというミステリです。誰が?何故?は興味の中心ではあるものの、登場人物たちの性根が明らかになってくる過程こそが面白いのです。 作品 の評価:★★★★☆
薬丸岳 『 刑事の約束 』は、『刑事のまなざし』、『その鏡は嘘をつく』に続く、刑事 夏目信人シリーズの第三弾。これまでの登場人物たちが顔を出す、ファンには嬉しい短編集です。『刑事のまなざし』の問題作「オムライス」の後日談であるタイトル作「刑事の約束」は、さらに重い内容となっています。 作品 の感想:★★★★☆
ウィリアム・H・ハラハン 『 亡命詩人、雨に消ゆ 』は、誘拐されたソ連からの亡命詩人をめぐるエスピオナージです。政府職員、元CIA、二人の男のそれぞれの思惑による探索行が並行して進みます。ジェットコースターになりきれず、そして、スカっと感が小さいという、地味な作品です。 作品 の評価:★★☆☆☆
シャーロット・ジェイ 『 死の月 』は、夫が自殺した真の理由を探ろうと奮闘する妻の物語です。舞台は終戦間もないニューギニア。ミステリとしてというより、主人公の自立と近代化に向かう未開の人々が二重写しになった、文芸よりの仕上がりになっています。 作品 の評価:★★★★☆
麻耶雄嵩 『 あいにくの雨で 』は、卒業を控えた三人の高校生を描く青春ミステリです。この手のミステリにありがちな青臭さはあるものの、成長の側面は屈折して描かれているので、感慨深いものがあります。読了したときの、苦味を伴なった切ない余韻が良いですね。 作品 の評価:★★★★☆
アーサー・メイリング 『 ラインゴルト特急の男 』は、ヨーロッパを股にかけた追跡劇です。せっかく良い味の悪役キャラを創り出しているのに、ハラハラ感がほとんどありません。結末は、予想通りではあるものの、締めくくり方は甘ったるいものになってしまいました。 作品 の評価:★★★☆☆
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先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
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