マンガ本を読んだなら、アップしましょう。
猫弁と幽霊屋敷/大山淳子 読みました。
『あしながおじさん』ジーン・ウェブスター 感想
いつか月夜*こまどりたちが歌うなら 寺地はるな
2024年11月 私の読んできた濱嘉之さんの本
一気に読む かもめ食堂
嫌われた監督
絶対関わるな! 怖いトモダチ
「あしたのことば」「90歳セツの新聞ちぎり絵」を読みました。
デイヴィッド・エプスタイン【スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?】要約レビュー
Books and souvenire/本とお土産
歴史人「織田信長と本能寺の変」!令和の新発見で信長像が変わる?信長殺しの動機と黒幕説は?
ネネコさんの動物写真館/角野栄子 を読みました。
消費者マインドから資産家マインドに変えろ!「1年で億り人になる」戸塚真由子著
日経MOOK 宇宙ビジネス最前線
一気読み西洋美術史 美術館に行く前3時間で学べる
昨夜読み始めて午前中に読み終えました。ずっと気になっていた住野よるさんのよるのばけもの。よるのばけもの 価格:712円(税込、送料無料) (2021/10/3時点)読み終わった後、心臓...
0.はじめに 今回紹介するニーチェに限らず、 哲学は、どうしても難解で一種の「教養」と捉えられている方は、 多いのではと思います。 どうとでも取れるような言い回しがあるので、 占いや予言のような印象を受けたり、 哲学が他の人文・自然科学の様に、新発見を繰り返して、 新しい社会や技術に反映されている側面も見えにくいからかもしれません。 「哲学的」の意味は、 「生命に関する深遠な疑問、人の基本的信条、観念、姿勢に関係する」 と検索結果が出ます。 遠回しであったり、すぐには役立たない、という印象が 持たれているのでは、と思います。 今回紹介させていただく書籍は、 哲学を図解化してわかりやすくしている…
読書の記録を2冊ほど。1冊目は現場で多くの子どもたちを診察している児童精神科医の吉川徹氏によるもの。偶然目にしたツイートを読んで以来フォローするようになりました。毎日のつぶやきやリツイートされているものを拝見していると、精神的な困りごとを抱
評価:80点/作者:安田元久/ジャンル:歴史/出版:2000年 『逆説の日本史 5 ~中世動乱編』は、1992年から、小学館の『週刊ポスト』において、連載…
0.はじめに 今日も、テレビやネットでは、 色々な人が世の中に怒っています。 以前の記事で、ネットでの誹謗中傷は、 脳への自傷も伴う危険性があることを紹介しました。 hanasakutarou.hatenablog.com 今回は、脳が怒っているときに、どのような状態になっているか、 また、怒りにくい脳の使い方について、わかりやすく 解説されている書籍を紹介させていただきます。 怒られることが、脳に良くない影響が出ることは、 広く知られるところになってきました。 特に子どもの発育時に受ける影響は、かなり深刻であるという 専門家のデータも出て、それを受けて育った子どもたちの 発達の影響などが紹介…
週刊 読書案内 宇佐美りん「かか」(河出書房新社) 19歳の浪人生の女の子「うーちゃん」が「おまい」に語りかける、宇佐見りんの「かか」(河出書房新社)という作品はこんなふうにはじまります
0.はじめに 諦める(あきらめる)ということは、 一般的にはネガティブな言葉です。 今回紹介する本でも触れていますが、 諦めることは意志が弱い、努力を続けないなど、 既存の価値観の中では、良くない印象を感じてしまいます。 諦めずに続けることで、成果にたどり着いた成功例、 諦めないためのメンタルについて論じている本は非常に多いと思います。 そのような中で今回、紹介させていただく本は、 「あきらめること」にアプローチしている本です。 諦めることについてふれている書籍ももちろんありますが、 ただ、よくある 「いったん別のこと考えてリラックスしよう」 「三日坊主でも、また続ければ大丈夫」 「頑張らない…
0.はじめに 差別問題の書籍は、その解消にせまるほど、 差別の現状に向かい合って、他者の悪意や、 自分自身の差別感情にも向き合うことになるので、 良書ほど、読むのにエネルギーを使うことも多く、 なかなか読みやすい差別問題に関する書籍って少ないな、と思います。 その中で、今回紹介させていただくのは、 読みやすい、差別問題のノンフィクション作品になります。 壮絶なノンフィクションルポタージュというよりは、 海外在住の方が直面している日常的かつ深刻な差別問題について、 小説の様に読みやすく描いている作品、となるでしょうか。 海外の話と捉えてしまう書評などもありますが、 決して外国の話とはいいきれない…
なんとも魅力的なタイトル✨ 妊娠中期に入り、止まらぬ食欲、止まらぬ体重増··· 引き寄せられるように手にとりました📖 全ページカラーで読みやすくてわかりやすかったです😊 内容もなかなか魅力的。 ・ビール
21世紀をいよいよ迎えるという1990年代、若者文化の分析と小難しい言い回しを手に登場した氏。一世を風靡した感がありましたが、当時高校・大学時代を過ごした私は(つまり若者です)「けっ、俺の事なんか分かられてたまるか」とばかりに見向きもしませんでした。 おっさんになって大分たちますが、Kindleのセールで本作を発見しまして、「はて彼は結局今、どういうことを言う人になったのか」と気になり手に取ってみた次第です。 端的に言えば、本書は宮台氏による日本論であると思います。 あとがきに「衒学的」とある通り、確かに時に言葉遣いは思想業界用語のクロスオーバーとなり思想・哲学・社会学に馴染みのない方には到底…
週刊 読書案内 谷川俊太郎 選「茨木のり子詩集」(岩波文庫)その2 さて、谷川俊太郎が選んだ「茨木のり子詩集」(岩波文庫)の案内(その2)の登場人物は、詩人の小池昌代です。 ぼくがこの詩
🐲幸せになってもええねんで 初めてこの著者の作品を読んだのは『向日葵の咲かない夏』 あまりにも恐怖が強すぎて衝撃でした···😱 向日葵の咲かない夏 (新潮文庫 新潮文庫) [ 道尾 秀介 ] でも怖いものみた
0.はじめに 情報は、その時間経過や取材の深さによって、 得るべき情報や、情報への向かい方が変わります。 特に、発生から時間が経ち、 考察やコメントが加えられた情報は見る時に注意が必要です。 特にネットニュースは、 ・新聞 ・週刊誌 ・ゴシップ誌 ・エッセイ ・インタビュー ・検証記事、論評 などがヤフーなどのポータルサイト上に混在しています。 手に取る際に既に区別されている紙媒体とは違い、 見る側で情報の違いは区別しなければいけません。 また、テレビはコメンテーターのコメントなどが ニュースに加えられることも多いので、 情報が偏ることがないか、注意が必要です。 残念ながら私たちは、自分たちの…
『今昔百鬼拾遺 月』 京極夏彦 鬼の因縁か、河童の呪いか、天狗攫いか── 昭和二十九年。連続する怪事件の残酷な真相。 『鬼』・・・…
0.はじめに yahoo検索で「ヤフコメ」と打ち込んでみると、 その先に続くキーワードの自動選定に 「ヤフコメ民」 「ヤフコメ 偉そう」と出てきます。 ヤフーコメント(通称ヤフコメ)に並ぶ、 上から目線の、偉そうなコメントにモヤモヤして、 つい検索してしまった、という方の履歴が積みあがったの だろうと考えます。 私も、このブログを書こうと思ったり、また書き続けている 動機の一つは、ネットでのコメントにモヤモヤ・ザワザワが 湧き起こったことです。 私は、人を非難したり、誹謗中傷しているコメントが 一番気になりますが、上から目線で偉そうなコメントも 確かに気になるのは理解できます。 なぜ偉そうなの…
0.はじめに 今までの記事で行っている書籍紹介のうち、 いじめ・差別問題で取り上げている書籍を 5作、まとめさせていただきます。 優しく、読みやすい本から、厳しい現実を突きつけられる書籍まで、 ありますが、いじめ・差別問題の書籍は、 心に一種の負荷をかけるような面もありますので、 とにかくどんどん読みましょう、というよりは、 読むときの心の状態と相談して読まれた方がいいと思います。 いじめ・差別問題の書籍は、 できるだけ他人事にせずに、「自分事」にできるような 書籍が理解を深める上で効果的だと思うので、紹介の際のポイントにしています。 今回の目次です。 0.はじめに 1.「この国の不寛容の果て…
五編の作品による連作短編。 1話目の物語「西国疾走少女」は、2016年に第15回女による女のためのRー18文学賞読者賞受賞作です。 故に性描写が多めになっています...が、決してエロ”とは言ってほしくない。生々しくリアルなのですが、なぜか切ないそれなのです。 『1ミリの後悔もない、はずがない』感想 主人公の少女と、その想い人を軸に時間が進み、様々な人の視点で語られる連作短編。 とにかく冒頭で心をつかまれる。なんなんだ、この人は。作者に対して素直にそう思った。 そして、読み進めている間に何度も思う「本当になんなんだ、この人は。」と。 1話目、頭の中に再生される映像はモノクロだった。 心がギューっ…
一日の糖質量200g以下が今月の目標の小鉄んです。ロカボって何?という所から始めた私。最近ではカロリーと同じくらい糖質量も気になります。今まで意識が無さすぎた(笑)💦ブログに「ダイエット」のカテゴリーを設けました。皆さん、私の減量を監視してください!そして滞っているぽい時は叱咤(激励)してやってください!m(__)m
シシド・カフカさんが主演でドラマになったのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが若竹七海さんの『葉村晶』シリーズを6冊一気に再読しました。伏線がたくさんあるのでぼーっと読んでいると話が分からなくなってしまいページを行きつ戻りつつ。6冊ま
週刊 読書案内 阿武野勝彦「さよならテレビ」(平凡社新書) チッチキ夫人が食卓のテーブルの上の「読みかけ本」、積読山の上に、新たに載せてくれていた本です。彼女が出勤して、一人で冷めたコーヒ
◆第141位 『ニーチェ』評価:085点/著者:竹田青嗣/巻数:全1巻/ジャンル:哲学 ◆第142位 『道徳の系譜』評価:085点/著者:F・ニーチェ/巻数:…
ひさびさに、枕元の棚の上の本を入れ替えた。 並べる本は五冊まで。 その日の気分で本とぬいぐるみなどを選ぶ。 まず、重複買いが発覚したヒルティ「眠られぬ夜のために」の第1部。 眠られぬ夜のために〈第1部〉 (岩波文庫) 作者:ヒルティ 岩波書店 Amazon それから聖書。「眠られぬ夜のために」は聖書の引用が多いので、参考用に。 いつも教会に持っていく口語訳聖書ではなく、資料や注釈がたくさん載っている、講談社版の聖書で、元々は亭主の蔵書だったものだ。著者はフェデリコ・バルバロという宣教師で、1935年に来日していたという。 聖書 講談社 Amazon それから、やっと発掘した「自閉症スペクトラム…
ベッドのそばのデスクつきローチェストの上に、好きな本を5冊と、お供のぬいぐるみを二つ飾って、気分を上げつつ写真を撮る日記。 今回で3回目くらいだったかな。 週一くらいのペースで書く予定。 調子に乗ってもっと増えるかもしれない。 今日のお供は、ビーニーベイビーズのドラゴンと、ハロウィンのキテイちゃん。 右から順に。 「スチームパンク造形作品1000」 スチームパンク造形作品1000 グラフィック社 Amazon 何年か前に買って、気に入った作品を模写して遊んだりしていた本。 コロナ感染後は絵を描かなくなったので、開くこともなかったけど、本棚の整理をしていて手にとってみたら、やっぱり好きだなあと思…
昨日、末っ子のワクチン接種に付き合うのに、「カキフライが無いなら来なかった」(又吉直樹・せきしろ 著)を持っていった。 でも、待ち時間が少なすぎて、一行も読めずに終わった。 なので今日、一行読むことにした。 みな車窓から虹を見ていた恐そうな人も 又吉直樹 見事な自由律俳句だ。 これだけで、ものすごく情景が重層的に目に浮かぶ。 句にさそわれて、自分もなにか語りたくなる。だってすごく知っている、心にある光景だから。 同じ車両に乗っていた、野生のゴリラみたいな乗客は、他の乗客と同じように、あるいは他の人々よりも数段熱心に、「首を伸ばしアゴを上げ必死に必死に虹を見ていた」ようだ。 その野生のゴリラは、…
【雑記】またまたライナー・チムニクの本の話
【雑記】買った本の帯の話
『図書館のお夜食』原田ひ香
『透明な螺旋』東野圭吾
【めいまい図書室】ひとはこ本棚オーナーの魅力
悲劇か喜劇か
【雑記】学びたい
【おでん文庫】人に言われたことをするだけの人生な気がする。/本当のだちがほしいような、ほしくないような。のお悩み選書
【おでん文庫】人から愛されたい。のお悩み選書
【おでん文庫】人の期待に応えようと頑張ってしまう。のお悩み選書
『うろんな客』エドワード・ゴーリー
文字のしおりTHE WORLD クラウドファンディング
猫にまつわるアンソロジー『猫はわかっている』
三越アンソロジー『時ひらく』辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾
『ラインの虜囚』田中芳樹
枕元のローチェストの上はお気に入りのコーナーだけど、気を抜くとあっという間に間にカオス化する。 本やお人形などをを入れ替えて写真を撮るのは楽しいから、日課にすれば確実に片付くはずだと分かってはいる。なのになかなか続かない。 せめて週に三回くらいは頑張ろうという気持ちを込めて、「わかっているのに出来ない脳 エイメン博士が教えてくれるADD脳の仕組み」を並べてみた。 「わかっているのにできない」脳〈1〉エイメン博士が教えてくれるADDの脳の仕組み 作者:ダニエル・G. エイメン 花風社 Amazon 「わかっているのにできない」脳〈2〉エイメン博士が教えてくれるタイプ別ADD対処法 作者:ダニエル…
やっとタイトルが落ち着いた。 「発達障害だから強くなれた ぼくが発達障害だからできたこと」(市川拓司 著) 発達障害だから強くなれた ぼくが発達障害だからできたこと 完全版 (朝日文庫) 作者:市川 拓司 朝日新聞出版 Amazon 今日買った本。 著者は作家で、注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群の特徴にほぼ該当するという。 けれども、発達障害のために著しい社会不適応を引き起こしているわけではない(作家として成功していて既婚者で家庭もある)ので、厳密には発達障害とはいえない、というようなことが、星野仁彦氏(心療内科医)の「解説」に書かれていた(そこだけ最初に拾い読みした)。 私と同系統、…
多機能すぎるiPhone13のカメラの使い方がよく分からなくて散々試行錯誤した結果の、この写真。 存在しないスポットライトが当たっているように撮影できるようだ。ちなみに本物の光源は本の右横にある。 今日の本棚は、iPhone13設定騒動でくたびれ果てたので、一冊だけ。 エドワード・ゴーリー「華々しき鼻血」という絵本。 鼻血は出てこない。 でも絵の中の空気は華々しくよどんでいる。 ものすごく微かな腐臭とか、死臭とか、ふんわり漂う凄惨な気配とか、知りたくもない大人の事情とか、そういうものがどんよりと混じって曖昧に沈殿しているところに、凶器みたいな一文が差し込まれる。 わいせつに わがみを さらす。…
今日は二冊。 「日本食生活史」(渡辺実 著) 日本食生活史 (歴史文化セレクション) 作者:渡辺 実 吉川弘文館 Amazon 古代の食文化の話が大好きなので、亭主にねだって取り寄せてもらった本。 奈良時代に乳製品が食べられていたことは学校の歴史でチラッと習って覚えていたけど、「乳戸」とよばれる酪農家の人々がいて毎日乳を搾って配達していたり、全国で蘇(チーズっぽいもの)を生産して税として収められていたりしたというのは知らなかった。 古代の食卓に登る牛乳やチーズを想像すると、わくわくしてくる。どんな味だったのだろう。そのまま食するだけなく、アレンジしたレシピなども、きっとあったはずだ。想像すると…
「新・四字熟語」 (又吉直樹、田中象雨 幻冬社よしもと文庫) 昨夜寝る前に、末っ子(高2)からクラスの放屁事情について微に入り細に入り聞かされた。 ものすごくアットホームな校風のようで、良くも悪くも自宅で過ごしているかのように遠慮のない状況らしく、授業中に高らかに「音鳴り」することもしばしばだとか。 「音鳴り」させたからといって、それによるイジメやイジリはないらしい。 けれども、お年頃の子どもたちだから、自分が音源だとは知られたくない程度の恥じらいは残っているわけで、「音鳴り」の頻度を減らしめ音をごまかし、あわよくば他人に音源疑惑をなすりつける技を獲得するのに余念がないのだとか。 で、過敏性腸…
「火星の土方歳三」(吉岡平 著) 歴史に名を残している有名人が、後の世の創作物で散々にいじられるのは、宿命みたいなものかもしれない。 三国志の英雄たちなんて、どんどん人間離れしていって、ゲームの中の呂布が空飛んでいたりする。劉備や曹操が女性になっている作品も結構あるはずだ。 源義経や織田信長みたいに、悲劇的な最期を遂げたりすると、「実は生きていた」というその後の物語がいくらでも作られるし、異世界に投げ込まれて第二の人生を送らされたりもする。 でも火星にぶっ飛ばされたのって、土方歳三ぐらいなんじゃなかろうか。 小学生のころ、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズ全巻を、熱烈に愛読していた。 火…
「あなたの脳のはなし 神経学者が解き明かす意識の謎」(デイヴィッド・イーグルマン著) 解離性人格障害、離人症、統合失調症の症状を考える手がかりを期待しつつ、第二章の「現実とは何か?」を読んだ。 残念ながら期待はあまり満たされなかったけれど、いろいろ考えているうちに、恐ろしい読み物だと感じるようになった。 エリン・サックスは南カリフォルニア大学の法律学教授である。聡明で親切な彼女は、一六歳のときからときどき統合失調症の症状を経験している。統合失調症は脳の機能障害であり、そのせいで他人には聞こえない声が聞こえたり、他人には見えないものが見えたり、他人が自分の考えを読んでいると信じたりする。さいわい…
ワクチン接種後気分が優れず、やる気が起きない倦怠感にとらわれ、普段読んでいる本も集中して読めない日が2日程続きました。そこでもっとライトな本を読んでみようと思い立ち、もう二回は読んでいる本作を試しに読んでみる。普通に面白く読めました! 東野氏による有名シリーズ「ガリレオシリーズ」の記念すべき第一作。 短編5編による本作ですが、小気味良い展開と驚くばかりの科学トリックは25年前の作品とは思えないほどです。面白くてサクサク読めます。 気になる点。 ドラえもんなどの長期シリーズで当初のものと時代が下ったものでキャラが結構違っているように、本作のガリレオ先生こと湯川は最近の作品の中とではちょっと雰囲気…
0.はじめに タイトルのパーソナリティ障害という言葉、ご存じでしょうか? 2000年代前半から、人格障害という表現から切り替わってきた 経緯があるそうです。 ことばの変化と共に、だんだん広く知られる様になってきていますが、 一般的には、性格や行動がかなり極端な傾向を示す症状、 と扱われていることが多いと認識しています。 広く知られてくると同時に、それなりに多くの人に見られる ある意味一般的な症状でもあることも知られ、 現代人の生きづらさの結果の一端が、 このパーソナリティ障害であるとも言われています。 今回紹介させていただくのは、 どちらかというと、パーソナリティ障害の古典本になりますが、 一…
0.はじめに いじめがなくなるといいな、ということは 多かれ少なかれ、みんなが考えています。 真剣に考えている人、めんどうだからなければいいという人、 遭うのが嫌だから、見るのが嫌だから、理由は様々でも、 なくなればいいことだとは思う人がほとんどだと思います。 今回、紹介する方法と書籍は、 タイトル通り、いじめを減らす具体的な方法が書かれた本では、 ベストバイの一つになると思います。 今までも、個人的な見解ながらも、 読んだ方が得になると思う本しか紹介していませんが、 今回は、その中でも一押しの一冊になると思います。 ただ、この本で書かれていることは、 確かにいじめの扱い方としてと、伝え方をま…
週刊 読書案内 穂村弘「にょっ記」(文春文庫) 歌人の穂村弘の「にょっ記」(文春文庫)を元町の古本屋さんで買いました。2006年に「別冊文芸春秋」という月刊誌に連載されていた「日記(?)」のよ
最近の読書記録。原田マハさんのアート系の作品を3連チャンで読みました。 ある程度史実に基づいているので、これまで読んだようなワクワク感とかは少なかったのですが、その中でも楽園のカンヴァスはロマンスやミステリーの要素も少しあって一番好きでした。ゴッ
0.はじめに ニュース全般を見ていて、マスコミの報じ方に、 違和感を感じてしまうことは、少なくないと思います。 特にテレビの報道などは、 ・ニュースなのか、誰かの意見なのか ・論評なのか、取材に基づくものなのか ・行政の発表の数字なのか統計なのか、また引用先は何か などがごちゃ混ぜになってしまっていることが多いこと、 また、情報に「空気」「雰囲気」をつけてしまって、 見る人に、印象をつけて伝えてしまっていることがあります。 ワイドショーやコメンテーターがいるニュース番組では、 必ずしも専門的ではない見解が、ニュースに付随して放送されるので、 見る人の判断をゆがめてしまう危険性は感じます。 新聞…
0.はじめに ニュース、ビジネスプレゼン、議論の場で、 内容、主張に論理的な根拠や信頼性を高める為に、 統計やグラフなどの数字を用いた資料をよく用います。 文章だけでは、思い込みの主張と感じられてしまうことも あるため、もはやデータの提示は必須で、 信ぴょう性がないプレゼンや議論だと思われてしまうぐらいです。 しかし、資料としているデータが適切かどうかについての 検証はあまり行われることなく、鵜吞みにされてしまうことが少なくはなく、 結果、間違った主張が信じられてしまったり、 間違った議論が行われてしまっている現実もあります。 今回紹介するのは、統計のトリックを紹介している書籍になります。 ロ…
0.はじめに ネットで他人を許せない人が、非難や誹謗中傷を繰り返してしまう、 「正義中毒」という話については、他の記事で紹介させていただきました。 今回は、「自分を許せない」という症状から、自分を解放する方法に ついてふれた書籍の紹介です。 自責、自己嫌悪、罪悪感、無力感など、自分への責めが厳し過ぎると、 生きることが非常につらくなります。 また、他人を許せない原因が、自分を許せないことに、 端を発しているケースもあると言われています。 この書籍では、他人の怒りから身を守る考え方にもふれています。 ネットでの強い社会批判や、エスカレートしてしまった 非難、誹謗中傷への解決につながり、 巻き込ま…
芳澤ガーデンギャラリーJR総武線の市川駅から徒歩15分ほど。閑静な住宅街にひっそりと建つ芳澤ガーデンギャラリー(千葉県市川市真間5-1-18)。ガーデンギャラリーの名の通り、美しく手入れされた庭園も見ごたえのあるギャラリーです。現在、芳澤ガーデンギャラリーでは、「
世界史で宗教改革になると必ず出てくる著作です。本棚で10年以上積読になっていることに薄々気づいていましたが、手元の日本語の本がなくなってきて(海外だとこういうのが面倒)、渋々読みだしてみた次第です。 ・・・ 世界史や思想史で頻繁に言及される本書。高校時代や予備校で耳にしたことがある方も多いと思います。で、その趣旨たるや、「天が授けた過分の賜物。この賜物を用いて天職を全うし蓄財することこそ神の栄光に適う行為である。そしてこのエートスこそ、近代資本主義の一因となった。」 こんな感じだと思います。 私は、まっさらな状態から本を読みだすというより、本当に上記のようなことが書いてあるのかな、と探り探り読…
偉大なクリエイターの子に生まれついた者には、およそ三重の苦しみがある。ひとつ、観者(読者)としての不作為。下手に目が肥えているだけに自己評価が低くなる。ふたつ、作者としての不満足。たぎる創作意欲をおさえつけることがままならない。みっつ、親子としての不義理。親きょうだいですらライバルになる。血はしたたかに流れているはずが、足りない才に悶え苦しむ。『星落ちて、なお』は、新進気鋭の歴史小説家による天才絵師の娘に生まれたとある女の半生記。著者は澤田瞳子。破天荒な京画家のエリートを主役に据えた『若冲』では惜しくも逃した直木賞を、本作にて引き寄せた。まさに直木賞は、この一作を待っていたといえる──そう形容するにふさわしい読後感だった。この物語の主人公は、とよこと河鍋暁翠(きょううすい)。幕末から明治にかけて活躍した絵師河鍋...澤田瞳子の小説『星落ちて、なお』
以下 目次 はじめに 第一章 物理学者の頭の中 エスカレーター問題の解/無限の可能性 数字の魔力/ギョーザの定理 経路積分と徒歩通勤/スーパーマーケットの攻略 時間は2次元?/近似病 「肉」
週刊 マンガ便 堀尾省太「ゴールデン ゴールド(8)」(講談社) 2021年9月のマンガ便に入っていました。 堀尾省太「ゴールデン ゴールド」(講談社)第8巻 今のところ最新刊です。 このマンガの「
少しづつ進めている読書♪ 退院してからはじめた週間ですが 毎週図書館に行くのが楽しみになったいます(*^-^*) まだ、読書習慣をはじめてから1年もたっていなので まだまだ読みたい本はたくさん。 最近 読了した 生きるぼくら。 もう、涙涙でティッシュが山盛り状態でした(T_T) ひきこもり 対人恐怖症 認知症 お米つくりを通して大きく前を向いて人生が変わっていくお話し。 一生懸命一つの目標に向かって頑張る姿は美し
マンガ本を読んだなら、アップしましょう。
先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
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ただ好きなだけじゃうまくいかない。
皆さんが知っている知識や情報を発信しよう! 面白い事、体験談、聞いた話、本などから入れた情報などなど 幅広いテーマで知識や情報を共有できればいいなと思っています
平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
忙しい現代人に送る、本要約ブログ。 読んでいただけるととても嬉しいです‼️ 宜しくお願いいたいします🙇♂️
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