マンガ本を読んだなら、アップしましょう。
イリヤ・ポボロツキー「grace グレース」元町映画館no266
アンダース・エンブレム「ヒューマン・ポジション」元町映画館no264
想田和宏「五香宮の猫」元町映画館no263
フランソワ=クリストフ・マルザール「ロール・ザ・ドラム!」元町映画館no262
五十嵐耕平「SUPER HAPPY FOREVER」元町映画館no261
チアラ・アベザニ マッテオ・デルボ「医学生ガザへ行く」元町映画館no258
徘徊日記 2024年9月20日(金)その1「新調!徘徊シューズ!」元町あたり
小森はるか「ラジオ下神白 」元町映画館no257
ソンタルジャ「陽に灼けた道」元町映画館
リッカルド・ミラーニ「幸せのイタリアーノ」元町映画館no255
ヤスミン・アフマド「タレンタイム」元町映画館no253
アイリーン・ルスティック「リッチランドRichland」元町映画館no251
ヤスミン・アフマド「細い目」元町映画館no252
松倉大夏「ちゃわんやのはなし」元町映画館no250
マーク・マリオット「東京カウボーイ」元町映画館no249
当選とバーコードを捨てられた~(泣)
明日までお得に買えます&まだ間に合う大量当選☆
相変わらず懸賞不調&スーパーで見つけた応募はがき。
ホテルでの夕飯&パリパリチャンスキャンペーンに応募
当選できたけど、どうしよう&おかしのまちおかで見つけた応募はがき。
プチ当選と懸賞情報。
当選は3つだけどまだインターホンは鳴りません&アメリカンビーフの応募はがき
この金額は初&バーコード応募のはがき。
引き換え系1つ。10万名に当たります&10月1日からスタートのキャンペーン
お届け物1つと10月1日スタートのキャンペーン情報☆
ヤマザキビスケット クラッ活!毎日に、もっとクラッカー!
アバンギャルディ × 魔法シリーズ コラボキャンペーン第2弾
亀田製菓 柿の種愛キャンペーン
Choose!北海道牛乳キャンペーン
テーブルマーク カトキチさぬきうどん リニューアルキャンペーン
一言で言うと 本編は英国のみならず世界の法制度に影響を与えたマグナ・カルタ成立前後の約4年ほどを描く歴史ノンフィクション作品。 同筆者の作品でその名も『Magna Carta』というものがあり、本書とは内容の多くが被っています。『Magna Carta』ではプランタジネット朝より前、ノルマン・コンクエスト以来の英国の内戦の様子から、マグナ・カルタ成立の背景や内容、そしてその後への影響などが中心にそえられています。 lifewithbooks.hateblo.jp では本編の特徴というと、中世英国の庶民の生活や文化史的な観点の内容が中心の一つであることです。もちろん、中心はジョン失地王と貴族との…
何のかのと忙しくしているうちに、読了してから大分時間がたってしまいました。おぼろげながらの記憶を頼りに記録を残しておこうと思います。 リスク。奥深い世界です。直訳すれば危険。単なる危ないこと?そんなことはありません。 リスクがないとリターンもない、などという表現も一般によく使われるようになってきました。リスクというのは、マイナス方向のベクトルだけではなく、マイナスにもプラスにもブレる『幅』に近い概念だということは理解されつつあると思います。 ただしやはり、金融業界で使うリスク管理とは非常に専門的な領域であると思います。私のような所謂私大文系型の方ですと、本書表紙にあるような数式を見るだけで軽い…
こういう本を読んでいるとジジ臭い感じがしますね(ジジイに近づきつつあるので仕方がない)。30歳を過ぎて網膜剥離にかかり手術、50近くになり周囲の同年代に等しく私にも老眼が訪れつつあります。海外にいて言葉が不自由である中で病気に対応するためには先んじて学ぶ、これしかないというのが本音です。 で本作ですが、曰く評価しづらい。 いや、私は信じますし、次にかかるのならこの病院に行こうかと本気で考えています(幸い今のところ目に異常はありませんが)。 ただ全般的には筆者の華麗な経験や趣味の絵画の話(多摩美の院卒!)などが自慢気に聞こえ鼻につきそうな内容となっております。 それが気にならなければ面白く読める…
娘の高校受験用にIELTSスコアを使用する予定で購入しました。 息子が日本の高校へ進学しエンジョイしている姿を見るにつけ、下の娘も日本の高校に行きたいと主張し始め、いわゆる帰国入試の利用・加点を狙ってIELTSの勉強をし始めた次第です。本だけ与えてプロアクティブに学ぶ子ならいいのですが、当然そうではなく私も介入して共に勉強する次第です。 内申の加点というと英検が有名なのですが、娘の場合既に2級は取得しており、それ以上の級は海外開催があまりなく武器にとして使いづらいため選択から外しました。他にはTOEFLかIELTSとあるものの、『将来は英国やオーストリアで学びたい!』らしく(私の年収ゲロってあ…
ああ今年も忘れていたよ吉備暖子を猫の立ち寄りが無くなった現今鳥等が和みの素だからなぁ~にほんブログ村人気ブログランキング覚書フィフス・アヴェニュー・バンドON THE PISSBIRDShiplaunching GOODBYE そばにいたい何様のつもり(やまいだれ)の歌瓦礫の死角...
僕がジェフリー・ディーヴァーの著作を読むようになったきっかけは「ボーン・コレクター」だ。小説ではない。映画の「ボーン・コレクター」だ。日本公開が2000年で、当時はまだ映画を…
久しぶりに図書館に出向いたところ廃棄本(言っても一応25円位で売られている)の棚に本作をみて買ってみました。いやー、これは良い買い物ができました! 『下町ロケット』『半沢直樹』などドラマは見てきたのですが、小説で池井戸氏の作品を見るのはこれが初めて。結論を言うと、小説も「持っていかれる」程の面白さでした。文庫で650ページ超の分厚いものでしたが、読む手を止めることができず一日で読了。 表紙裏扉のあらすじより 中堅ゼネコン・一松組の若手、宮島平太が異動した先は、”談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く――技術力を武器に真正面から入札に挑もうと…
以前購入した5冊セットのうちの一冊を読みました。 またまたインド亜大陸特別版。ちょっとなまめかしくて二度見してしまいました これまで3冊のアガサ作品を読んで参りまして本冊が4冊目。ちょっと慣れてきたのか、あまり興奮もせず、普通に読み終わってしまいました。可もなく不可もなく。でもラスト30ページのどんでん返しは全く予想しておらず!その点では流石はアガサ、と呼べる作品でした。 あらすじ とある鄙びた孤島のリゾートでのバカンスシーズン。人々は休暇を愉しむために島に集い、あるいは読書、あるいは海水浴に戯れる。平和な空気のなか、元舞台女優Mrs. Arlena Marshallと美形カップルの夫Patr…
◆第381位 『世界史リブレット 58~ヨーロッパとイスラーム世界』評価:075点/著者:高山博/巻数:全1巻/ジャンル:東洋史/2007年 ◆第382位 『…
50近くにもなって語彙の少なさに我ながら呆れてしまいますが、これ、すごい本だと思います。お金、証券、金利、等々に興味がある人は読んで損はないと思います。特にFP業務とかに興味張る人は是非お目通し頂きたい作品です。金融商品・サービスのみならず、その背景にあった社会事象や米国人のメンタリティまで丁寧に描かれています。 概要 米国というと、概ね好んでリスクテイクする、借金もガンガンする、目先に集中、というイメージがありませんか。偏見であるかもしれませんし、あるいは一抹の事実を知覚しているかもしれません。しかし、こと金融周りにおいては、実は20世紀半ばくらいまでは決してそのようなメンタリティではなかっ…
クヌギがいる posted with ヨメレバ 今森 光彦/城芽ハヤト 岩崎書店 2021年11月02日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 先日紹介した「ぼく」と同じ谷川俊太郎さんが命名した死をめぐる絵本シリーズ「闇は光の母」の中の1冊。シリーズ2冊目だ。
4か月に一度くらいのペースで日本に居る息子に古本を送ってきてもらっています。本作も海外より遠隔操作でブックオフで買っておいたもので、私のお気に入りの西加奈子氏の直木賞受賞作品。2015年の本屋大賞第2位とのことです。 で、読後の印象ですが、「そこまでか!?」というのが率直な感想です(ごめんなさい!)。 あらすじ 主人公圷歩(あくつあゆむ)は4人家族。背の高いハンサムな父、いつも若々しい美しい母、父親に似てしまった猟奇的な姉、外面は母親似の空気を読むやさおとこ風の僕。家族は海外駐在を繰り返し、テヘラン、日本、カイロ、日本と渡り歩く。その個性故か、カイロからの帰国後両親は離婚、姉はイジメの末引きこ…
初版が出てから一年になる。店頭で見つけた時からずっと気になっていた。「思考実験」と聞いて僕が思い当たるのはアインシュタインだ。すでに特殊相対性理論、一般相対性理論などで輝かしい業績の数々を遂げていた彼が、人生後半においては当時最先端に躍り出た量子論の根幹の部分をどうしても認めたがらなかった。確率論的にしか決定できない量子論的世界観を「神はサイコロを振らない」という名言で否定したことは有名だ。僕…
翻訳ものを読んでいて、原文を読んでいなくても「こなれているなあ」と思ったことはありませんか。 そういう意味で、本作は、金融英語についての「こなれた」感が強くにじみ出ている英語本だと思います。 内容は全4編で金融の内容について章だてが分かれています。2章が株式、3章が債券とかそういう形です。その扱う内容は非常に基礎的で金融業界で働く我が身からすれば初歩に近い極々簡単な内容。 でも、出色はその例題。和訳と英訳の練習問題がついているのですが、この模範解答が実に「こなれている」 例えば第1章の例題と模範解答はこんな感じ: In the late 1990s, many banks and securi…
正直楽しみにしていたので残念だ。書店で見かけて面白い題材だと思った。いや、面白いというより取り合わせの妙とでもいうのか、ただのヒロイン論というより、現代の新しいヒロイン像をうまくまとめてくれているのだろうと思ったのだ。でも、ハッキリ言って、こういう文章を読むのは苦痛だ。著者の文章が「読者を舐めている発言」であふれているからでは、もちろんない。確かに、あえて跳ねているような文体で、軽薄を装ってい…
皆さんはマスコミやメディアを信じていますか? 恐らく多くの方が多少の疑いやポジショントークの可能性を考慮しつつも、まあ信じるという方が多いのではないでしょうか。私もそうです。 しかしもしマスコミが、戦争を推進する、戦争へのムードを後押しする、なかんずくそのムードを作り上げたとしたら、それでも我々は今まで通りの関係をマスコミと続けるべきなのでしょうか。 本作は、2021年に逝去された半藤氏によるマスコミ批判書です。タイトルに「石橋湛山」とありますが、決して元総理大臣の石橋湛山についての本ではありません。日中戦争開始前後に、戦争反対・満洲撤退という持説を大いに唱えた石橋湛山率いる東洋経済新報社と、…
id:AgentScullyさんのブログで、全米の『最も抗議・異議が寄せられた本ベスト10』なるものを目にして以来、これらが一体どういう本であるのか読んでみたくてウズウズしておりました。 blog.the-x-chapters.info 最初に”To Kill A Mockingbird”(邦題『アラバマ物語』)を読んでみたところ実に面白く、これが2作目のチャレンジです。 ざっくりとあらすじを言えば、居留地で悶々と生活する中学生の主人公Arnoldが、勇気を出して白人だけの高校へ転校・進学し、カルチャーショックや地元での摩擦、あるいは近親者の死を経て成長してゆく、というお話です。 ん?これって…
◆第371位 『ハプスブルク家』評価:075点/著者:江村洋/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/1990年 ◆第372位 『東インド会社~巨大商業資本の盛衰』評…
ミーツ・ザ・ワールド posted with ヨメレバ 金原 ひとみ 集英社 2022年01月04日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す なんだか分からないのだが冒頭から不思議な高揚感がある。銀行員で焼肉擬人化漫画を愛す腐女子の由嘉里とキャバ嬢ライが歌舞伎町で出会う。人生二度目の合コンの帰りに酔い潰れゲロを吐く由嘉里に声をかけたライ。この逢瀬がまさに「ミーツ・ザ・ワールド」、由嘉里の新しい世界との出会いの始まりなのだ。
新年になり、何故かちょっと忙しく本が読めていません。ということで本年一冊目は仕事の本となりました。 これまでデリバティブの本を幾つか読んできました。その多くが入門書でしたが、本書はその中でも特に仕訳に特化していると思います。ですから、デリバティブの仕訳を知りたい人には最適。 デリバティブの仕訳を知りたいという方は本職で経理をしている方、金融企業の有価証券報告書を芯から理解したい人、あとは、、思いつきませんが、そういう方にはベストチョイスです。 かれこれ20年前の本ですので現状と違うところも多いかとは思いますが、そこがまた基礎を学びたい方などには逆によろしいような気もします(包括ヘッジとかそうい…
公民権運動を経て黒人差別が撤廃されてからまだ100年もたっていないと聞くと、私なぞはちょっと驚いてしまいます。LGBTQなど多くの性的な差別すら解消されようとしつつある昨今に対し、自分たちの父母ないし祖父母が若かったころ、アメリカではいまだに堂々と黒人差別がまかり通っていた。そして本作は、そのような差別に対する善良な人々の対応を描く素晴らしい作品でありました。 あらすじ 本作の語り手であるScoutは兄Jem、弁護士である父親Atticus、通いのお手伝いのCalpurniaとアラバマ州のMaycombという田舎町で生活をしている。とある日、父親は公選弁護士として黒人被疑者のTomのレイプの罪…
恋愛小説作家 「愛川耀」 のネコ日記 作家ネコちゃん、小説『剽窃(ひょうせつ)』の連載を開始しました。 週刊誌的(?)題材・事件をモチーフとする心理サスペ…
人によって考えや感じ方は違う。この至極当然な考えが本作のテーマだと思います。 未完の小説『空の彼方』をめぐる7人の物語。この未完の小説が北海道を旅する旅人たちの間を行き交う。そしてその終わり方をそれぞれ7人が考えるというもの。 面白いのは、やはり同じものを見ているのに人によって全く受け取り方が異なるというもの。また舞台が北海道ということもあり、旅行欲をそそります。 ちなみに私は、自転車で北海道を旅行する綾子が主人公の「ワインディングロード」が一番好みです。綾子が付き合っていた剛生という男のディスりが結構なくずっぷりで圧巻。また私事ですが大学生の時に自転車旅行で鹿児島や屋久島に行ったことがあり、…
キリスト教って何なのか?知っているようでいまいちよくわからない。ちょっと勉強してみたい。そんな方は結構いるのではないでしょうか。 私の場合、興味の始まりはユダヤ陰謀論(笑)。そして世界史で十字軍やビザンチン、そして米国史を学ぶうちにキリスト教についても興味がわき、さらに文学作品を渉猟するにあたり、どうもキリスト教内部でもいろいろあるらしい、と気づきはじめました。 キリスト教を包括的に学ぶのに何かいい本はないかとネットで調べていたら、とあるサイトでお勧めにあったのがこちらの作品。 新教・旧教ひっくるめて、すべて説明! で、読んでみましたが、非常にわかりやすかった。この人は一体何者か?とむしろ筆者…
掃除婦のための手引き書 --ルシア・ベルリン作品集 posted with ヨメレバ ルシア・ベルリン/岸本 佐知子 講談社 2022年03月15日 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 出る本、文庫化です。ルシア・ベルリン「掃除婦のための手引き書」(3/15)、講談社文庫から出ます。2020年の本屋大賞翻訳小説部門第2位、Twitter文学賞海外編第1位に輝いたこの小説。ルシア・ベルリンは「死後10年を経て再発見された奇跡の作家」と言われ大きな話題になった小説集です。アマゾンの紹介文を!
基礎的で実直な辞書・辞典だと思います。 デリバティブってホントによく分からなくて、私もいろいろと本を読んできましたが、本書は非常に基礎的な部類に属すると思います。 デリバティブというより、株式市場や先物市場の用語、テクニカル分析の用語なども掲載しており、その点は非常に幅広いと感じております。「ナンピン買い」とか「現引き」とか株屋が日常で使っている業界用語など、確かに英語で何というかよくわかりませんでした。 また、古代ギリシアの哲学者「タレス」の逸話からデリバティブ(証券分析)の用語にギリシア文字(αとかβとか)を使うようになったとのことです。ちょっとした学びでした。 ja.wikipedia.…
しばらく読書をしていなかった私が 最近本を読むことがマイブームになっています。 1年ぶりくらいでしょうか。 本って、 読み出すと次々読みたくなるけれど 一度離れてしまうと 別に読まなくてもいいやって感じで 全く読まなくなっちゃいます。 (これ、私だけ?) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「すごい左利き」 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 「世迷いごと 」「続・世迷いごと」 まとめ 「すごい左利き」 きっかけは先日読んだ 1万人の脳を見た名医が教える 「すごい左利き」 昨年、「すごい左利き」の本を知り、 ずっと読…
ぼく posted with ヨメレバ 谷川 俊太郎/合田 里美 岩崎書店 2022年01月20日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 谷川俊太郎さんが命名した死をめぐる絵本シリーズ「闇は光の母」の3冊目。谷川さんが文章を書き、合田里美さんが絵を描いている。自死をテーマにしたことで注目されNHKの「ETV特集」でも先日取り上げられた。合田さんの絵は最近、本の表紙などでよく見かける。僕は好きだなぁ。
恋愛小説作家 「愛川耀」 のネコ日記 あれから11年・・東日本大震災の11周年記念日です。震災の悲惨な記憶を風化させないように執筆した小説『絆』、喪失と希望…
私が子供のころから有名だった本作。どうも女子向けというイメージもあり、子供のころから手を伸ばさずにおりました。長じて後、数年前にローティーンになった娘に読書習慣をつけるべく本作を与えてみたのですが、「つまらない」「眠くなる」との反応。そこで初めて私も読んでみたのでしたが、確かにすごい面白いわけではない。サスペンスはないし、アンの自意識過剰感もなんというか「やかましい」。一通り読んだのですが、特に大きな印象を持つこともない読書体験となりました。 最近、少し英米文学を読む機会があり、興味がわき本作も再読してみる気になったのですが、前回と大分印象が違いました。なぜだかわからないけど。美しい自然の描写…
◆第361位 『原始ゲルマン民族の謎~「最初のドイツ人」の生と闘い』評価:075点/著者:S・フィッシャー=ファビアン/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/200…
かつて息子の高校受験用に契約したスタディサプリ。コンテンツ見放題なことをいいことに、一念発起して大学受験用の世界史の講義を聞き始めて早一年。猿人の発生から現代までを4回通して視聴し、思いました。耳だけでなく目でしっかり文字で追って内容を読みたい!と。 そして、色々探してこちらをチョイスしました。こちら通読し終えて、これで世界史5回転達成!さて、私はどこへ向かっているのでしょうか。。。。 長年、勉強しなかったことにちょっとしたコンプレックスを感じていた世界史。40代後半にもなって、酔狂なことにこの世界史に手を出しました。 でも、知れば知るほど面白い。これほんと。今ある現代はすべて過去の結果である…
いわゆるユダヤ陰謀論をコンパクトにまとめたものです。タイトルにもある通り金融の内容に比重が重いのが特徴だと思います。 お金の仕組みについては面白い意見かと ユダヤ陰謀論の系譜にあたる本だと思いますが、これまでの陰謀論と比べて新味が感じられるのは通貨論に踏み込んでいる部分でしょうか。 米国で通貨発行権を持つFRBという私企業(!)から米国政府へ貸し出されたドル。通貨発行にかかる費用と実際貸し出される価値との差異はFRBの儲けになります(シニョリッジ)。ドルがWW2以降基軸通貨として世界に流通するのですから、流通に応じてその差益は膨大になります。しかも金本位の停止を経て金の裏付けがなくなても流通し…
平野啓一郎著『ある男』 2022年に公開される「ある男」の原作本を読みました。 平野啓一郎が書いた人間の本質を問う小説で、読売文学賞受賞作。 愛して子どもまで作った夫が急死し、夫の実家に知らせたら、身元のしれない人だった。 ネタバレしない感想や、本のテーマと急死なさった西村賢太氏の生き方が重なる部分がある気がしたのでお伝えします。 スポンサーリンク // ある男 苦役列車 ネタばれなしの感想 まとめ ある男 避けられない不幸 弁護士の城戸が九州にすむ里枝から、相談をうけるところから「ある男」ははじまります。 再婚して幸せに暮らしていたのに、夫が木の伐採中に巨木の下敷きとなって命を落とした。 悲…
少し前に知ってから ずっと気になっていた本を読みました。 1万人の脳を見た名医が教える 「すごい左利き」 我が家は私も娘たち3人も左利きです。 私の場合は、 字を書くことと箸を持つことは 成長過程で少しずつ変わって 現在右手を使っています。 娘たちは完全に左利きです。 左利きは10人に1人と言われています。 なのに、なぜか我が家は全員左利き。 だけど、本のタイトルにあるような 「すごい左利き」の人は我が家に見当たらない。 さて、どういうことなんだろう? と、気になった本です。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 利き手と脳の関係…
いやあ結局驚いた。ああ、そういう事か!と最後に膝を打つ。 多作のアガサ・クリスティーの作品群の中でも代表作として挙がることが多い本作。確かに面白かった。 (因みに今回もインド亜大陸版につき表紙はAmazon版と異なります) あらすじ とあるイギリスの町で、金満家ロジャー・アクロイドが自分の屋敷の書斎で殺害される。容疑者は継息子、同居する妹(姉?)、その娘、ロジャーの友人、秘書(執事?)、そしてかかりつけ医。一体誰の仕業か。 難事件を解決するのは、引退したはずのエルキュール・ポワロ! 上流階級の様式美の雰囲気がよい 今からもう100年程前に出版された作品(1926年)なのに全く古びてない。 もち…
わたしたちが描いたアニメーション「平家物語」 posted with ヨメレバ 高野 文子/山田 尚子 河出書房新社 2022年03月11日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 出る本、高野文子×山田尚子『私たちが描いたアニメーション「平家物語」』(3/11)出ます。話題のアニメ「平家物語」関連の本。アマゾンの紹介文を!
カティンの森事件という事件をご存じでしょうか。 第二次世界大戦中、約1万人のポーランド人将校がソ連公安当局によって虐殺されたといわれている事件です。 ja.wikipedia.org 事件発覚以降戦後も引き続き、ソ連に進攻したドイツ軍の仕業であると言われていました。しかしゴルバチョフのペレストロイカにより、ソ連軍の仕業であることが50年の時を経て明らかになったものです。 こちらも世界史の講義で知り、より内容を知ってみたいと思い購入に至りました。 いわゆるカティンの森事件を題材にしたフィクション。全編通じて美しくも陰鬱な雰囲気に満たされた内容でした。 とはいえ、カティンの森事件の内容を説明するも…
「青空文庫」で古典と出会う、近代文学を無料でたのしむ■★☆は、また読みたい青空文庫おすすめ作品青空文庫ジャンル別 » ミステリー ホラー 長編 随筆 童話作家リスト » あ か さ た な は ま や ら わ 海外 目次 青空文庫のおすすめ【童話、児童文学・日本編】 青空文庫のおすすめ【童話、児童文学・海外編】 【★】 芥川龍之介 海野十三 江戸川乱歩 小川未明 小熊秀雄 楠山...
もうこれ虐待に近いのかもわかりませんが、中2の娘に毎月1冊本を読ませています。ページ数を日数で割って、1日どのくらいまで読めば終わるかとかカレンダーに書き込ませます(こんなんしたら面白いものもつまらなくなるかもしれませんが。。。)。まあ3か月やってギリギリ2か月はきちんと読んでくれるくらいですが。 で東野圭吾氏。 彼の本は、本嫌いの長男が本を読むきっかけになったものなので、二匹目のどじょうをという事で娘にも薦め始めました。次回娘が「次はミステリーを読んでみたい」と希望が来たら渡せるように、下読みをしてみました(自分から作家を探すつもりは全くないようです)。 物理学准教授のガリレオ先生こと湯川が…
と知ると一気に興味が増す。生育歴に問題が多かったり波瀾の人生だったり(人から見れば)悲しい最期だったりするとひと時救われる思いを貰える。という訳でそういう人物をご存じでしたらお教えください。助けると思って。(つくづく厭な奴ですな私は)にほんブログ村人気ブログランキングへ覚書闇に魅入られた科学者たちガウディ完全ガイド母の前で...
遠巷説百物語 posted with ヨメレバ 京極 夏彦 KADOKAWA 2021年07月02日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す やさしい猫 posted with ヨメレバ 中島 京子 中央公論新社 2021年08月19日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 吉川英治賞3賞、発表になりました。文学賞は京極夏彦さんの「遠巷説百物語(とおくのこうせつひゃくものがたり)」と中島京子さんの「やさしい猫」の同時受賞です。パチパチパチ!!京極さんの小説は人気の「巷説百物語」シリーズの6巻目。江戸末…
春のこわいもの posted with ヨメレバ 川上 未映子 新潮社 2022年02月28日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 出た本、昨日発売です。すでにこのブログでもお知らせした川上未映子さんの「春のこわいもの」出ました。欧米で翻訳本が出た「夏物語」以来2年半ぶりの新刊。6つの物語が収録された短編集です。アマゾンの紹介文を!
2020.9.28怖がりのくせに不思議な話が好きで、ツタンカーメンの呪いとか 伝説なのか事実なのか曖昧な話を割と好んで読んでいた。ドイツ文学者 中野京子の本がその類いの話だったので早速購入ベストセラー「怖い絵」で知られる中野さんは絵画に隠されたドラマを面白く読ませてくれる解説でNHKの日曜美術館や展覧会の企画など 幅広い活躍をされてきた。著書も多く 講演で直接お話を聞いたこともある。ほっそりしてパステルカラーのお...
世界史の講義で、講師が「テンプル騎士団はフリーメイソンの源流であるという噂も」と聞き、その神秘性に惹かれ、何か新たな事実が分かるかも?と本書を購入。 学生時代は中世というのは一番つまらないし中世を研究する人たちの気が知れない(ごめんなさい!)と考えていましたが、50近くになって私、最近中世がブームっぽいです。 世界史を勉強していると、宗教騎士団というのが出てきます。主に三つ取り上げられることが多いのですが、ヨハネ騎士団(十字軍+病院系)、テンプル騎士団(十字軍+護衛系)、ドイツ騎士団(十字軍+護衛系、のちに開拓系)というイメージでしょうか。 中世において、王家、教会という二大勢力がある中、特殊…
◆第351位 『天空の舟』評価:075点/著者:宮城谷昌光/巻数:全1巻/ジャンル:中国史小説/1990年 ◆第352位 『希望の国のエクソダス』評価:075…
アジアに渡ってきて早8年目。業務の連絡は英語を使いますし、厳しいインドなまりや華僑のなまりにも大分慣れました。アジアでは何とか英語で意思を伝えることができると感じますが、いかんせんストリートファイト仕込みという引け目が未だにあります。 今年の目標に英語を勉強すると宣言し、残りあとわずか一か月強。英語の本はけっこう沢山読んだのですが上達した気がしない今日この頃、本棚の本書を再読してみたものです。 侮れない本。これが印象です。 例文がシンプルで優しいのですが、その実伝えるニュアンスは時に繊細。なんというか、ネイティブっぽい英語のニュアンスを表現している例文や解説が多い。 一例を申し上げます。例えば…
本作は、官僚・評論家である中野剛志氏による、ドイツの歴史家シュペングラー『西洋の没落』の解釈本というのが端的な説明になると思います。 曰く、100年前に書かれたシュペングラーの著作には、現代社会の諸相(経済成長の鈍化、グローバリゼーション、地方の衰退、少子化、ポピュリズム、環境破壊、非西洋諸国の台頭、機械による人間の支配等々)を見事に言い当てており、その没落への過程は西洋文化ドップリの日本にとって参照に値するのではないかというもの。 よくもまあそこまでドイツ語文献をしっかり読んだこと 先ずもって賞賛したい点は、ドイツ語文献をよくぞここまで読み込んだなあということ。学生時代の私の僅かな原書購読体…
浅田次郎さんのファンです。 いちばん好きなのは、「地下鉄(メトロ)に乗って」です。 何回も読みました。 今回読んだのは、浅田さんの新刊です。 夜は、テレビも見ずに、二晩で読みました。 昨夜は、読んでいて、2時過ぎちゃいました。 今朝は、とても眠かったです。 そんな宵っ張りはしてはいけないお年頃、とわかっていても、途中でやめられなかったのでした。 登場人物が、自分と同年代の人たちで、いちいち感情移入してしまいました。 家族って?母親って? ときどき立ち止まってそういうことを考えながら読みました。 方言で語られる昔話がところどころにはさまれていて、なんともいい味。 浅田さんの文章は、ゆっくりあじわ…
マンガ本を読んだなら、アップしましょう。
先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
ムック本についての情報
ただ好きなだけじゃうまくいかない。
皆さんが知っている知識や情報を発信しよう! 面白い事、体験談、聞いた話、本などから入れた情報などなど 幅広いテーマで知識や情報を共有できればいいなと思っています
平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
忙しい現代人に送る、本要約ブログ。 読んでいただけるととても嬉しいです‼️ 宜しくお願いいたいします🙇♂️
本紹介したい方どうぞー!
NetGalleyに投稿したレビューを掲載した記事ならなんでもOKです! お気軽に投稿ください! レビュー前の参考にもどうぞ! 本の応援団として盛り上げていきましょう!