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あなたは、いらないものを持っていませんか? 捨てたいけど捨てられないもの、 使わないけど捨てるにはもったいないと思うもの、 そんなものがあったなら、作り直しの魔法で素敵なものに変えてみませんか? 作り直し屋・十年屋と魔法街の住人たち/廣嶋玲子 作/静山社 お題「我が家の本棚」 『作り直し屋』の店主の魔法使いは、ツルさんというおばあさんです。 初出は「十年屋」の最初の物語に出てきます。いらなくなった雪だるまをスノードームに作り直してくれました。 ツルさんという魔法使いは、髪がサーモンピンクに染めたボブカットで、ガラス瓶のようなぶ厚い眼鏡をかけています。 その格好といったら、ツバが広い真っ赤な帽子…
前回ご紹介した『マリカのソファー』の続き。今回は著者である吉本ばななさんが、『マリカのソファー』の取材のためにバリを訪れた際のエッセイ『バリ夢日記』(1994年)です。 小説との読み比べ どうやら私は紀行小説の裏話を読むのが好きらしいです。例えば、吉本ばななさんだったら『なんくるない』の取材日記的な『なんくるなく、ない』がそうですし(※詳しくはこちらから)、沢木耕太郎さんだったら『深夜特急』の誕生秘話が窺える『旅する力―深夜特急ノート―』もそう。 少しニュアンスは異なるものの、船戸与一さんの2006年作『河畔に標なく』のミャンマー取材に同行した高野秀行さんが、まったく別の角度から道中の出来事を…
みたび、金関丈夫の『考古と古代――発掘から推理する』(法政大学出版局)から。この中の一章「十六島名称考」で、島根県の、十六島と書いて「ウップルイ」と読む地名の由来が考察されている。金関はその語源を朝鮮のほうに求めているのだが、話はほかの地名にも及んでおり、かつて壱岐に「於路布留」という地名があったが、読みは「オロプル」だったという推論を述べたあと、話題は蛇に転じる。壱岐の於路布留はオロプルだったとわかりましたが、このオロはまた、出雲に現われたヤマタのヲロチのヲロと共通かも知れません。いったい蛇には「ヘビ」「ハミ」「ハブ」の系統の名称の他に「チ」という名があり、水に住むものが「ミヅチ」(水の蛇、竜)、野にいるものが、「ノヅチ」(野の蛇、野槌)などといわれています。(中略)蛇の一名であるこの「チ」は、アルタイ語系の...蛇と生命、その語源
前回に続いて吉本ばななさんの旅エッセイを取り上げようと、『マリカのソファー/バリ夢日記 世界の旅①』(幻冬舎)を選んでみました。 本書はバリを舞台にした小説と、その小説の取材日記を1冊にまとめたもの。当初は後者の『バリ夢日記』をメインに感想文を書くつもりでしたが、久々に読み返した小説パートにも改めて心を射抜かれ、2回に分けてアップすることにします。 心の傷を癒す旅 まずは『マリカのソファー』について。同作は1994年に『マリカの永い夜』というタイトルで発表され、1997年の文庫化に併せて改題。この時、登場人物の設定も一部変更されています。 幼い頃から両親に虐待され、自分の中に複数の人格を形成す…
こんにちは、ぐみです☺︎ 今回は『看護師時代の辛い時期を乗り越えるためにやっていたこと5選』というテーマで記事を書いていきたいなと思います。 以前書いた記事にもある通り、私は看護学生・看護師生活を経て見事に心身がぶち壊れました。 『もう消えてしまいたい…』となるまで思い詰めていた時期もありましたが、何とか這い上がって今は好きなことをしつつのびのびと穏やかに過ごしています^^ 今回はそんなどん底の時期を乗り越えるためにやっていたことを効果があった順のランキング形式でお伝えしていこうと思います。 オススメ書籍の紹介などもありますので、良かったら最後までご覧ください! 以前の記事はこちら↓ gumi…
前回、小林聡美さんの『アロハ魂』を軸にハワイの話をしたものの、いくら渡航制限が解除されたとはいえ、やはり実際に現地へ行くのはまだまだ敷居が高め。コロナに加え、円安も悩ましい問題です。 そうした背景もあってか、本土復帰50年を記念したNHKの朝ドラ『ちむどんどん』が影響してなのか、もともと人気の高い沖縄が2022年の夏休みの旅行先として大きな注目を集めていると、先日某ネットニュースの記事で知りました。 そんなこんなで、今回は沖縄を舞台にした、よしもとばななさんの『なんくるなく、ない―沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか―』(2006年/新潮文庫)を取り上げたいと思います。 沖縄に宛てたピュアな恋…
こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です! 今回は 「ネット社会の今だからこそ感じる本を読むことのメリットとは?」 をテーマに記事にしました。 私は以前の記事で 『「本・読書」は「視野を広げる」「人生設計を変えるきっかけになりうる」という意味で非常に取り上げる価値のあるものだと思っている』 と述べましたが、今後具体的な本の紹介をする前に 「なぜ本・読書が重要なのか」 という背景や理由のような記事があった方が読者にとっても読みやすいかな と思いましたので、 タイトルの通り、自分なりに感じる本を読むことのメリットを伝える記事を書くことにしました。 尚、本記事は最近読んだ『東大教授が考える…
GWも終わり、そろそろ夏休みの計画を立てはじめる時期でしょうか。先月アップした『週末台北のち台湾一周、ときどき小籠包』についての記事内で、〈日本旅行業協会が年に3回発表する人気旅行先ランキングを遡って見てみたところ、コロナ前の数年間はハワイと台湾が1位を競い合っていた〉と書いたものの、夏に限定するとハワイは2015~2019年の5年間のうち4回1位を獲っていました。強い! 渡航制限が緩和され、〈今年の夏はハワイに行こうかな〉と考えている方もきっと少なくないはず。そんなわけで、今回はハワイを舞台にした『アロハ魂』(2009年/幻冬舎)を紹介したいと思います。 小林聡美×ハワイ!? 本著を書かれた…
先日、家族で「枚方T-SITE(ティーサイト)」に行ってきましたので、その魅力をたっぷりとご紹介したいと思います! ↓ビル全体 こちらの写真は枚方T-SITEのWikipediaページよりお借りしました。 ↓1階の入り口 ...
5月8日(日) 最近体調の話が多くなって、自分でもちょっと気持ちが上がらない。 集中力もなくて読書もあっち読んだり、こっち読んだりで 読みかけ、積読状態。 これは実は10日位前に読み終わった本です。 時間かかった~!! www.tsogen.co.jp *第1位『このミステリーがすごい! 2019年版』海外編 *第1位〈週刊文春〉2018ミステリーベスト10 海外部門*第1位『2019本格ミステリ・ベスト10』海外篇*第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇*第1位 2019年本屋大賞〈翻訳小説部門〉*第1位 第10回翻訳ミステリー大賞*第1位 第7回翻訳ミステリー読者…
今年3月に国会演説を行ったウクライナのゼレンスキー大統領が、〈ウクライナ人は日本の文化が大好きです〉と前置きし、オレーナ夫人が目の不自由な子どもたちへの支援プロジェクトに参加した際、日本の昔話をウクライナ語でオーディオブックにしたエピソードを語っていました。 私は演説を聞くまで、日本の昔話がウクライナで親しまれていたことを知りませんでした。夫人が朗読したのは『桃太郎』と『2ひきのかえる』。YouTubeの公式チャンネルにアップされていた音声を聴くと、何だか不思議な気持ちになります。 youtu.be youtu.be なお、再生数に応じて多少の広告収入がウクライナの地域団体に入ると思うので、ぜ…
松井五郎さんが運転する空いろのタクシーには、 ときどき、ちょっと変わったお客さんが乗ってきます。 ちょっと不思議なお客さんといったほうがいいでしょうか。 そんなときでも松井さんは、快くタクシーを走らせていきます。 するとタクシーは、ときどき不思議な場所へと走っていって・・・。 車のいろは空のいろ 春のお客さん/あまんきみこ作/ポプラ社 お題「我が家の本棚」 春のお客さん 林のそばのほそい道を、空いろのタクシーが走りだしました。 「なの花橋のちかくの、いずみようちえんまでおねがいします。」 客せきでそういったのは、わかいおかあさん。そのそばに、小さい男の子が五人、そっくりのまるい顔をならべていま…
What)もし中国が台湾に侵攻して、日本に飛び火してきたら?という架空の小説。 Why)この本を読んだときは、台湾が一番ピリピリだと思っていました。 How)様々なシミュレーションが考えられますが…これは脚色が逸品! この本が刊行された時は、最も危険度が高いと思っていました「中国軍による台湾侵攻」。 のちにロシア軍がウクライナ侵攻となったわけですが…台湾侵攻の脅威が去ったわけではありません。 本の内容とは関係なく、現実的な日本の立場は、ウクライナに近い状態になりそうです。内閣がよっぽどアウトレイジじゃない限り。 中国軍による南シナ海東沙島奇襲作戦に端を発した東シナ海の戦いは、主戦場を尖閣諸島魚…
皆様、こんにちは~!ローズマカロンです(*^^*) 『美容常識の9割は嘘』落合博子著を購入しました。著者は形成外科医で、
皆様、こんにちは~!ローズマカロンです(*^^*) 塩田清二先生が書かれた『〈香り〉はなぜ脳に効くのか』~アロマテラピー
皆様、こんにちは~!ローズマカロンです(*^^*) "グッドラック"~幸運を手にする7日間の物語~を読みました
金関丈夫の『考古と古代――発掘から推理する』(法政大学出版局)を読んでの気付き。この本は、考古学・人類学・民族学を専攻し、発掘調査も行う金関が、様々な媒体に発表した、おもに考古学に関する論考をまとめたものである。その中の一章「髑髏盃」で、インド洋アンダマン島のオンギ族や、台湾の高砂族、ヒマラヤ地方などに、人の骨を加工して様々な道具を作る「人骨文化」があるとして、次のような具体例を挙げている。また、人の大腿骨や脛骨で、笛をつくって、祭りのときに演奏したりする。(中略)この、人骨で笛をつくる風習は、しかし、この地方だけではなく、近東からアフリカにまでひろがっていて、例えば古代エジプト人は、人間の脛骨で笛をつくり、これを、その骨の名をとって、シビと呼んだ。これは今の脛骨の学名であるラテン語のチビアと同語であり、またそ...骨と音楽と呪術
前回ご紹介した嵐よういちさんの『おそロシアに行ってきた』からの流れで、椎名誠さんの『ロシアにおけるニタリノフの便座について』(1987年/新潮社)を取り上げずにはいられませんでした。 と言っても、昨今のウクライナ情勢に絡めた話は一切抜きです。そもそも『おそロシアに行ってきた』も、本来は概ね楽しく読める一冊なのに、こちらが勝手にあれこれ考え、あんな感じの感想文になってしまいました。ちょっと反省しています。 ロシアのトイレ事情 『おそロシアに行ってきた』の本文では、複数の章に跨ってロシアのトイレ事情が報告されていました。また、以前にピックアップした米原万里さんの『ロシアは今日も荒れ模様』にも、トイ…
おつかれさまです。 本は好きだけど、読書は苦手。 そんなわたしが最近読んだ本を紹介します。 AI(人工知能)の技術は、進む一方だけど、老人にとって、それは福音?脅威? 「老人はAI社会をどう生きるか」 眼科医、医学博士の平松類先生が、医師目線で、書いた“老人が正しくAIと付き合うための完全ガイド”です。 わたしたちが、老人になるころ、加速するAIの進化について行けるのかな... ちょっと、気になりませんか? “老人が正しくAIと付き合うための完全ガイド” ...と、紹介されていますが、 “医療が正しくAIと付き合えるか?” についてもふれられていて、そちらの方が興味深い内容でした。 平松氏は眼…
こんなご時世にこんなタイトルの本を取り上げるのはデリカシーに欠けるけど、こんなご時世だからこそ紹介する意味がある気もするし……。 ……って、冒頭から歯切れが悪くてごめんなさい。今回は嵐よういちさんの『おそロシアに行ってきた』(2018年/彩図社)をピックアップしてみました。 おそロシアとは、〈恐ろしい〉と〈ロシア〉を引っ掛けたダジャレ。主に日本では考えられない常識や文化風習を指して使われる言葉で、ソチ五輪やサッカーW杯のロシア大会と前後し、ハッシュタグを付けておもしろ動画or画像をアップするのがプチ流行していましたっけ。 マクドナルドがロシアでの営業をストップするや、マック似のロゴを掲げたワー…
2歳の息子に絵本を読むとき、そのほとんどは「息子本人」の感性や言葉を育む物が多いです(もちろん絵本はそれだけで、十分に価値のある物だと思いますが!)。 そんな中、年に何冊かは、「大人の私も」一緒に読んでいて本当に楽しめる ...
どんな高級なお店でも品格は売っていません。 でも、品格のある女性が着るTシャツは、バーゲン品でも美しく映ります。 本書は『女性の品格』について、その行動から暮らし、生き方まで、坂東眞理子氏がやさしくとても分かりやすく語られています。 この本には女性として、より魅力的になるために、何か参考になることがあるかもしれませんね。 女性の品格/坂東眞理子/PHP新書 お題「我が家の本棚」 第1章 マナーと品格 第2章 品格のある言葉と話し方 第3章 品格ある装い 第4章 品格のある暮らし 第5章 品格ある人間関係 第6章 品格のある行動 第7章 品格のある生き方 著者・坂東眞理子氏 第1章 マナーと品格…
今回取り上げる『娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国』(2016年/KADOKAWA)は、ちょっぴり読む人を選びそうな作品ですが、表題を見て思わず眉間に皺が寄ってしまった方にも、ぜひ手に取っていただきたいと思っています。 “デウキとは宗教の名を借りた売春だ、と糾弾してしまうのは簡単なことであり、それでは物事の本質を見失ってしまう” これは著者の八木澤高明さんが、寺に少女を捧げるネパールのデウキという風習について書かれた言葉。なお、デウキになった少女は神として祀られると同時に、村の男たちの慰み者としての役目も担い、一旦寺に入ると二度と一般社会に戻れないとか(※いまはほとんど行われていない…
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に続き、2年前の2020年4月16日に1回目の緊急事態宣言が全国で発令されました。 コロナウイルスなんてすぐに落ち着くだろうと思っていたのに、あれからもう2年ですって。パスポートのスタンプは2020年3月を最後に1個も増えていません。ちょっと不思議な感じがします。 この間にいろいろな生活の変化が起こりました。愚痴を言い出したらキリがないですが、おうち時間を充実させようとあれこれ工夫しはじめたこと自体は、わりとポジティヴに受け止めています。 台湾茶でストレス緩和 その工夫の1つがお茶です。外出機会が激減してアルコールをほとんど飲まなくなり、それ…
おつかれさまです。 読書家ではないけど、 読書が好きな腰掛けOLです。 今日のオススメは... オリィこと 吉藤健太朗さんの 「孤独」は消せる。 吉藤健太朗さんは、日本の男性ロボット研究者。 分身ロボット「OriHime」の開発者として、話題になりました。 こんなに優秀な吉藤健太朗さんですが、11歳から14歳まで不登校やひきこもりを経験しています。 約3年半、孤独に苦しめられた少年は、ふとしたきっかけでロボットコンテストに出場することになります。 そこから成長していく様子は、まるで映画のよう! とにかく、マイナスをプラスに変えるエネルギーが、半端ない! 文章も語り口調で、軽快に読み進めることが…
今週多くの学校で入学式が行われ、それに先駆けて4月1日にはトヨタやパナソニック、ローソンといった大手企業の入社式の様子もニュースで流れていました。新入生と新社会人やそのご家族の皆様、本当におめでとうございます。 新入生や新社会人でなくとも、学生さんにはクラス替えがあったり、会社員さんの中には異動や組織再編があったりと、春は1年でもっとも環境の変化が起こりやすい時期。少しの不安と、それを上回る期待で心をざわつかせている方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな季節にピッタリの書籍、川内有緒さんの処女作『パリでメシを食う。』(2010年/幻冬舎)を選んでみました。 ちなみに、コツコツ貯めた海外移…
※2021年2月の記事を、2022年4月に大幅に編集しました※ 2歳(記事投稿時)の息子を育てる私の「おすすめの育児本」について書きたいと思います! また、読後はほぼ全ての本に関して、読んだ感想や学びを詳しくメモして残し ...
2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こしてから、今日で1年2か月が経ちました。混乱はなおも続き、収まる気配を見せません。 コロナ禍で海外へ行けず、苦肉の策として旅行ネタからコンセプトを切り替え、旅絡みの本を読んでは、感想文を発表する場として当ブログを機能させているのですが、ミャンマーを舞台にした書籍は何となく避けていたんです。 ミャンマーの本を取り上げるにあたって、いま同国が置かれている状況を触れないのも不自然だし……、かと言ってペラッペラな知識で軽々しく何かを語るのはちょっとな~……といった具合。 それなのに、前回ミャンマー北部のワ州にまつわる『アヘン王国潜入記』をピックアップ…
先日、久しぶりに連絡を取った知人から〈たまにブログ見てるよ〉と言われ、続けて〈実は俺、高野秀行さんに憧れてノンフィクション作家をめざしていた時期があるんだよね〉と打ち明けられました。マジかよ……。 その知人男性を仮にN君としておきましょう。私から見たN君は現代社会にバッチリ適合し、合理的で隙がなく、仕事も家族サービスもテキパキこなす人物。N君の爪の垢を煎じて、ツレに毎日2リットル程度飲ませたいレヴェルです。 そんなN君が、こともあろうに高野秀行さんみたいな作家をめざしていたとは。私の知り合いの中ではけっこう稀なまともキャラのN君。しかし、この件を受けてイメージがガラリと変わりました。 高野秀行…
おじいさんが もりを あるいていきました。 こいぬが あとから ついていきました。 おじいさんは あるいているうちに、てぶくろを かたほう おとして、 そのまま いってしまいました。 すると ねずみが かけてきて、てぶくろに もぐりこんで いいました。 「ここで くらすことに するわ」 てぶくろ ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ 絵/うちだ りさこ 訳/福音館書店 お題「我が家の本棚」 あらすじ 雪深い森の中に、おじいさんが落としていった暖かそうなてぶくろに、森の動物たちが次つぎにやってきて住もうとしました。 最初にきたのは、くいしんぼねずみです。 つぎにやってきたのは、ぴょんぴょん…
人生の中で、「もっと頑張らなければ」と、ただひたすらに力を尽くし続けた結果疲れ果ててしまった経験はありませんか? 私は何度もあります(多分、数え切れないくらい)。 そんな自分を変えたくて、人生をもっと軽やかにしたくて、最 ...
今年に入って投稿した記事をざっくり見返してみたら、わりと特殊なケースの旅本が多いことに気付きました。それどころか、旅ですらない書籍もちらほら。 そこで当ブログのコンセプトに立ち返り、もっと旅を身近に感じられるフツーの旅行エッセイを取り上げようと、『おかっぱちゃん旅に出る』(2009年/小学館)をピックアップしました。 世界を旅するイラストレーター Eテレでアニメ化もされている『おかっぱちゃん旅に出る』の作者、Boojilさんは1984年に横浜で生まれたイラストレーター。〈ブージル〉と読むアーティスト名は、〈ブサイクな自分の絵をいじる〉を意味する造語らしいです。 Boojilさんのイラストは色彩…
きつねの こが まるきばしの たもとで、 きいろい ばけつを みつけました。 「だれのだろう。」 きつねの こは、 ばけつを まうえから みおろしました。 なかに、ほんの すこし みずが はいっていました。 きいろいばけつ/森山 京・作 土田 義晴・絵/あかね書房 お題「我が家の本棚」 あらすじ きつねの子は、こんな黄色いバケツが、前から欲しかったのです。 黄色いバケツはまだ新しく、名前は書いてありませんでした。そこで誰のバケツだろうと、みんなに聞いてまわりました。 うさぎの子は赤いバケツを、くまの子は青いバケツを持っていました。 たぬきは黒で、ぶたは緑色のバケツです。結局、黄色いバケツの本当…
ノマドワーカーの高城剛さん、駐在員の坂井禧夫さん、起業家の岡本まいさんと、直近3回の読書旅で3者3様の海外生活を覗き見し、移住への夢が膨らみに膨らんだタイミングで、ふと我に返りました。 いまはコロナ禍。海外移住はおろか、海外旅行さえままなりません。もちろん、その気になればいくらでも海くらい渡れますが、少なくとも私はしばらく日本に留まる予定です。 そこで、もうちょっと身の丈に合った本を読もうと、今回は東海林さだおさんの『ニッポン清貧旅行』(1993年/文春文庫)を手に取ってみました。 清貧、すなわち、無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に安んじていること。美しい日本語です。 元上…
春の夜、家のそばの公園に大きな桜の木が満開に咲いていました。 しかも、すべり台がある砂場の中に、根をはって立っているのです。 不審に思って、「市役所に連絡する」とつぶやくと、 翌日には、ぶらんこの横に立っているのでした。 黄色いポストの郵便配達 斉藤洋/理論社 お題「我が家の本棚」 まもなく桜の木はこつ然と姿を消してしまいましたが、翌年から春になると日本中のあちこちから、桜の木からの絵葉書が届くようになりました。 あらすじ 梅雨の晴れ間に、紅茶を飲みながら手紙を書いていると、いきなり郵便配達のマンボウが現れた。そのマンボウは紅茶が好きで、紅茶をごちそうしてくれたら手紙を届けてくれるという。 し…
〈海外を旅行する〉のと〈海外で生活する〉のとではまったく勝手が違います。よって、〈旅の本を紹介する〉と謳っている以上、本来はそのあたりを明確に区別すべき。直近の2作品も、星野道夫さんの『旅をする木』や熊谷徹さんの『住まなきゃわからないドイツ』も、厳密に分けると、いわゆる旅の本ではありません。 自分でも選書基準のいい加減さには薄っすら気付いていました。だけど、〈私の旅欲を掻き立ててくれるんだから、それはもう旅の本でいいのだ!〉と、なぜかバカボンのパパ口調で言い訳しつつ、引き続き素知らぬ顔して旅エッセイの中に海外移住本も混ぜていきたいと思います。 ジャマイカって何なんだよ!? そんなこんなで、今回…
おことが めをさましてみると、 これはまた どうしたことでしょう、 めのまえのお花ばたけが むちゃくちゃにふみにじられてあります。 「はて、こんなうつくしい花ばたけを だれがあらしたんだろう」 と おとこがたおされたいっぽんのけしの花を おこしてやろうとすると、 そのねもとに しんちゅうのらっぱがひとつ おちていました。 ひろったらっぱ 新美南吉・作 鈴木靖将・絵/株式会社新樹社 お題「我が家の本棚」 あらすじ 親兄弟のいない貧しい男がいました。 男は人々のびっくりするようなことをして、偉くなりたいと考えていました。 ちょうど戦争があったので、手柄をたてて大将になろうと思いついて、戦場へ向かっ…
あつ森攻略本リニューアル版発売決定!あつ森攻略本予約開始!あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド ハッピーホームパラダイス&全無料アップデート カンペキ攻略版3月4日発売!予約情報。あつ森有料追加コンテンツ「あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス」の内容も収録された攻略本。カラー。
前回の『モノを捨てよ 世界へ出よう』にまんまと乗せられ、海外移住欲を掻き立てられたところで、今度はジャカルタを舞台にした『インドネシア駐在3000日 200のインドネシア語ことわざ付』(2002年/連合出版)を再読しました。 以前に投稿した『バリの魂、バリの夢』の感想文でも書いた通り、バリ島にゾッコンだった若かりし日の私(※詳しくはこちら)。『インドネシア駐在3000日』を手に取ったのも、バリのことを、ひいてはインドネシアのことをもっと知りたいと燃えに燃えていた時期です。 駐在員の奮闘記 著者の坂井禧夫さんは1982年に自衛隊入りし、除隊した翌1993年に民間企業へ就職してインドネシアへ出向。…
YouTubeで中田敦彦さんもおすすめしていたお金持ちになれる本の紹介です(ネタバレを含みます)。著者ロバート・キヨサキさんには高学歴の実父とは別にお金の教育をしてくれた"金持ち父さん"がいました。金持ち父さんの教えについて解説します。
・お金の不安を解消するには? ・僕がお金持ちになってわかったこと ・バカなお金の使い方と賢いお金の使い方とは? ・資産をつくる確実な方法 ・YouTube時代のお金の稼ぎ方 などについて、2ちゃんねる創設者のひろゆき(西村博之)氏が、 あなたのために語ってくれている本です。 お金の話 ひろゆき(西村博之)著/興陽館 お題「我が家の本棚」 第1章 お金の不安が解消されるには? 第2章 僕たちはお金とどうつきあえばいいのか 第3章 バカなお金の使い方、頭がいいお金の使い方 第4章 これからのお金はこう稼ごう ひろゆき(西村博之)氏について 感想とレビュー 第1章 お金の不安が解消されるには? 世の…
さくら剛さんの作品が2つ続いた流れで、今度は高城剛さんの本に手を出してみました。勝手なイメージだけで書いてしまうと、陰キャ丸出しのさくらさんに比べ、高城さんはハイパー陽キャ。名前以外に両者の目立った共通点はありません。 でもこの機会を逃したら、半年前にブックオフで買ったまま積読していた『モノを捨てよ 世界へ出よう』(2012年/宝島社)が、またしばらく放置されそうだったんですよ。せっかくブックオフに古本を持ち込んでも、査定の待ち時間であれこれ買うハメになり、一向に部屋が片付かない悪循環を何とかしたいです。 ハイパーノマド実践者による移住すゝめ さて、皆さんは高城剛さんについてどんな印象をお持ち…
これは筆者だけが持つ悪しき歴史癖?なのかもしれませんが、明治維新後は ともかくとして、それ以前の日本と世界、この双方を重ね合わせて眺めること があまりスムーズにできません。 早々に白状しておくなら、歴史年代を記憶することがてんで苦手なことに その理由があるようです。 こうした傾向は「年代オンチ/数字記憶障害」とでも呼べるのかもしれませ んが、ともかく、覚えたはずの…
あなたの好きな色はどんな色? あなたにどうしても欲しい色があったら、いろどり屋への道が開かれます。 それは色とりどりの足跡となって、あなたを不思議な魔法の黄昏商店街へと導いてくれます。 さて、あなたに必要な色って、どんな色でしょう? いろどり屋 十年屋と魔法街の住人たち2/廣嶋玲子・作 佐竹美穂・絵/静山社お題「我が家の本棚」 1 悲しい肖像画 2 色変わりの花びら 3 望まれたセーター 4 しみ落としの依頼 5 フクロウと少年 感想とレビュー 作者・廣嶋玲子さんについて いろどり屋は、魔法使いの商店街にある色とりどりの色をした樽のようなお店です。 店主の魔法使いのテンはまだ8歳の少年で、七色…
前回の「柴田恭兵の自宅を探訪しながら散策~世田谷線の旅(4)」では、柴田恭兵の自宅を探訪しながら散策しました。今回は、ガクト、ピエール瀧の自宅の旧宅を探訪しながら世田谷線の旅を続けます。(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。★★★ ★★★(国士舘大学)前回の記事で散策した松陰神社の隣には「国士舘大学」がありま...
以下の記事は、あまり纏まりのある記事ではありませんが、世田谷区の代田・代沢散策中に思ったことを、「日々思うことのカテゴリ」の記事として書いたものです。(北澤八幡神社)世田谷区の代田・代沢を散策しているときに、「北澤八幡神社」を訪れ(世田谷区代沢3-25-3)、 境内にある奉賛者名簿を見ていると、スピリチュアリストとして活動している江原啓介(えはら ひろゆき)の名がありました。なぜ、ここに江原啓之...
久しぶりに図書館へ行ってきました。 なんとワタクシ、今年になって初めてですっ!! (自慢すなっ⇐ツッコミです) フラットさんも一緒に行くというので、車で行くことにしました。 図書館は自転車で10分~15分くらいの所にあって、運動がてら歩いても行けないことはないのです。 いつもは自転車でスイスイと気分よく風を切って行くのですが、今日は空模様がどんよりとして、なんだか怪しかったので用心のため車にしたのです。 晴れ女のワタクシですが、 どうゆうわけか図書館へ行く日には降られることが多いのです。 そんなに長い時間いるわけでもないのに、行きは晴天なのに帰りは雨降りということがよくあって・・・ 時には帰路…
前回ご紹介した『海外旅行なんて二度と行くかボケ!!』で久々にさくら剛さんの文章を読み、不覚にもハマッてしまいました。そのせいで2回連続さくら剛作品の感想文を投稿する事態となった旨を、まずはお詫びします(誰に向けて?)。 『海外旅行なんて二度と行くかボケ!!』は過去の旅エッセイの総集編的な色合いが濃く、入門書にはもってこい。ブログで最初に取り上げるなら、これが相応しいと考えました。 で、その次に読む書籍としてオススメしたいのが、いきなりのヒットとなったデビュー作『インドなんて二度と行くかボケ!!…でもまた行きたいかも』(2006年)。やはり時系列で攻めるのが一番です。 ん? じゃあ、なぜ『インド…
さむいさむい二月のことです。 まっ白い森のなかで、まっ白いうさぎが通りかかりました。 うさぎはつるりとすべって、雪をかぶった白い小さな家にぶつかったのです。 うさぎが家にあった銀色の鈴のひもを引っぱってみると・・・ ちりちりちり・・・ まるで、空の星が、 いちどに、ふりこぼれてくるような音がして、 そのあと、家のなかから こんな声が聞こえてきました。 「とびらのすずをならすのは、だれ?」 きれいな、やさしい声でした。 すずをならすのはだれ 安房直子作・葉 祥明絵/PHP研究所 お題「我が家の本棚」 あらすじ 感想 作者・安房直子さん 葉祥明氏の1枚の絵画のようなすてきな挿し絵がついたこの「すず…
最近話題の、長期株式投資さんの本を読んでみました。ブログを拝見していると、株を持ち続けることによって資産を拡大させていく...という王道的な投資方法だと思うんです。握力が強い投資家さん向きのやり方ですね。この方がこんにち大きな資産を築かれたのも、廉価なときに
Travelの語源はTroubleだと、昔何かで読みました。〈それは間違いだ〉とする説もありますし、〈いやいや、どちらも同じ語源(ラテン語で3本の杭を表す拷問具のTrepalium)だよ〉との説もあります。 正解は確認していません。だけど、私はTravelの語源がTrouble説、もしくは同語源説を信じたいです。だって、何だか粋じゃないですか。 今も昔も旅にトラブルはつきもの――ずいぶんと交通手段が発達し、選べないほど情報を得られたとしても、程度の差こそあれ、それは変わりません。 そんなこんなで今回ご紹介するのは、自称・8流作家(※実際は控えめに言っても売れっ子作家)であるさくら剛さんの海外旅…
高校を卒業したあと、進学も就職もしませんでした。 かといって引きこもりではないし、 また事業をはじめたわけでも、親からの遺産があったわけでもありません。 ただ単に、乗り遅れてしまっただけだったのです。 その後、彼は年収90万で暮らすようになりました。物価が高い東京で・・・。 「でも、いざ乗り遅れてみたらこれがめちゃめちゃ楽しくて・・・ここは楽園かと思いましたよ。」 年収90万円でハッピーライフ/大原扁理著/ちくま書房 お題「我が家の本棚」 では大原扁理さんは、 東京でどんな生活をしているのでしょうか? 年収が90万以上ある人も、無い人も、すごく参考になることでしょう。 なぜなら、大原扁理さんは…
ヴァレンタインデーが近付いてきました。もともとは菓子メーカーや小売店の戦略だったとしても、チョコレートを贈る日本独自の風習が私はけっこう好きです。デパートの催事場などで選りすぐりの品々がズラリと並ぶ光景に、毎年まんまとウキウキさせられています。 しかも、かつては本命チョコと義理チョコにざっくり大きく分けられていたのに対し、いまや友チョコ・逆チョコ・世話チョコ・ファミチョコ・マイチョコ……と、贈る用途が多様化。愛の告白をする日といったニュアンス以上に、大事な人(自分を含む)に感謝したり、労ったりする色合いが濃くなり、ますます〈良い行事だな~〉と感じる次第です。 大都会ニューヨークでの心の触れ合い…
死と表裏一体にある生の美しさを教えてくれた星野道夫さんの『旅をする木』、戦争の理不尽さを普通の人々の目線で伝えていく池澤夏樹さんの『イラクの小さな橋を渡って』、ガムシャラにがんばる姿がいかにカッコイイか身をもって示した白石康次郎さんの『七つの海を越えて: 史上最年少ヨット単独無寄港世界一周』――。 直近3回、このブログで取り上げた書籍は、それぞれにヴェクトルは違えども、ぜひ10代の若人にも読んでほしい作品でした。宿題の定番である読書感想文や受験の小論文・面接ネタにもピッタリです。 その反動からか、今回は『マリファナ青春旅行〈上〉アジア・中近東編』(幻冬舎)を読み返してみました。内容はタイトルま…
お世話になっている平柳先生がブログを更新され、東洋経済新報社さんから取材を受けられたと書かれていました。東洋経済新報社さんから、週刊東洋経済という雑誌向けの「40代、50代からの資格と検定」という記事に関して、マンション管理士資格に関する取材を受けました。
前回 からの 続き でーす(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎焼き上がり までの 4時間 を どーしましょう♪♫ と 考える間 もなく 「 モモ を 読もう! 」 と 思い立ちいつか また 読もう と 手元 に 置いたまま やっと やっと 30年ぶり!? に 読めました♡とても よかった♡ 素晴らしく よかった♡ やっと 読めて よかった♪♫*:+(´▽`人)+:。 幸せ♡分厚い 本 だけど 無駄 な 部分 なんて 一切 ないから どんど...
2月3日(木) 2021年第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞受賞作品 元彼の遺言状 一気に読みました。 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。学生時代に彼と三ヶ月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することとなった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を獲得すべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。他方で、彼女は元カノの一人としても軽井沢の屋敷を譲り受けることになっていた。ところが、軽井沢を訪れて手続きを行ったその晩、くだんの…
数々の記録を打ち立ててきた海洋冒険家の白石康次郎さん。彼の著書やインタヴュー記事を読んでいると、こちらまで元気がモリモリ湧いてきます。 今回ご紹介する『七つの海を越えて: 史上最年少ヨット単独無寄港世界一周』(2000年/文藝春秋)は、サブタイトルにもある通り、白石さんが世界最年少で単独・無寄港・無補給の地球1周に成功した時の航海記録。白石伝説の幕開けを飾る大冒険の一部始終がまとめられた1冊です。 船上での生活 当時26歳の白石さんが世界1周に要した時間は176日と3時間59分。そもそも人間は社会という名の群れを形成しながら陸の上で暮らしてきた生き物です。 それなのに約半年間もたった1人波に揺…
今年こそは本を読もう!と読書に励もうとした矢先、ページをめくる手が止まってしまうのはよくあることです。 気合を入れて骨太のハードカバーや古典といった小説や哲学、思想書を手に取ってみたものの難しい。 せっかくだから意地で読み進めようとしても、
最近もっぱら積読の本が増えていっている、らこです。 積読中の本がいくらかあっても、まだ出会っていない本を手に取って読みたい気持ちになるんですよね。 でも、そういうときに限って、どんな本を読んでいいのかわからないときってありませんか。 読書欲
学校で習うような本の読み方の一つに「大事な部分にマーカーを引く」ってありますよね。 「ここは!」という箇所には、レ点を打っておきたい気持ちになります。 ただですね、何度も読み返したい紙の本であればあるほど、書き込みの跡を付けたくないんですよ
「読書会」に関連したオススメの一冊は?と聞かれたら、迷わずに山本多津也さんのご著書『読書会入門』を選びます。 この本は、ぼく自身が読書会をやってみようという気持ちにさせてくれた、いわば背中を押してくれた一冊です。 『読書会入門』については、
1月28日(金) 著者:恩田陸 表紙カバー萩尾望都 これは絶対読みたい!と 愚かな薔薇読了! www.tokuma.jp ============萩尾望都さん描き下ろし、期間限定カバーで展開!============ ※萩尾望都版カバーは期間限定です※2022年3月までを予定。在庫がなくなり次第、通常カバーで販売します これは21世紀の「地球幼年期の終わり」だ。山間の夏祭りの中で少年や少女が変化していく。進化なのか? 人類はどこへ向かうのか?巡る星々。過去と未来。愛、愛はどこへ行くのか? =====著者より===== 吸血鬼ってなんなんだろう、と子供の頃からずっと考えていた。人類の進化の記憶の…
あなたはイジメられたことがありますか? それとも、イジメたことがありますか? そのどちらでもなかったですか? この本〖もうすぐ飛べる!〗は、 小学校で実際にあったことを元にして書かれています。 越水利江子著/新日本図書 お題「我が家の本棚」 📖あらすじ 📖感想 📖作者について 📖あらすじ 5年生の春海は、漢字テストで小川さんのカンニングを目撃したのです。 春海がカンニングに気づいたことを、小川さんも知っていて、それからはいつも春海のことを見張るようになりました。 そして、風邪を引いて春海がプールを休んだとき、小川さんは「春海の髪にシラミが見つかったから、プールを休んだ」というデマを流したのでし…
前回取り上げた『旅をする木』は、本編のみならず、著者と親交の深かった池澤夏樹さんによる解説文も素晴らしいのですが、この解説を読んで、池澤夏樹さんの本をまだ1回もブログで紹介していないことに気付きました。 『旅をする木』からの流れで池澤作品をチョイスするなら2000年作『旅をした人 星野道夫の生と死』が相応しいし、ヒマラヤの風景描写に息を呑む1997年作『世界一しあわせなタバコの木。』や2000年作『すばらしい新世界』も大好きだし、南の島に目がない私的には1992年作『南の島のティオ』も捨て難い……とか考え出すとキリがありません。 で、ひと呼吸置いて本棚から取り出したのは、大学時代に衝撃を受けた…
こんにちは👋😃。家にいることも多い昨今ですが、スマホやゲーム機などで、遊んでいる方も多いかと存じます。私もスマホでかなり時間をつぶしてます。でも、たまには紙冊子のパズルもいいですよ。といっても私もすごく久しぶりに買ってみました。ナンプレです。(昔、はまった
昨日は大寒。いまが1年でもっとも寒い季節です。寒さに弱い私はかなり滅入っていて、着る毛布にフード付きのポンチョ、暖パン、ひざ掛け、厚手のソックスやレッグウォーマー……と、部屋の中で身に付けているアイテムはモコモコ素材の大渋滞。〈日本に四季がなければいいのに〉と無粋な思いが頭を擡げたりもします。 そんな生き物としてパワーダウンしまくっている最中にご紹介するのは、星野道夫さんの『旅をする木』(1995年/文藝春秋)。星野さんが暮らしたアラスカの冬に比べると、私の住む街の寒さなんてチョロすぎます。そもそも比較する自体がおこがましいです。 しかし、フィジカルが弱りがちな冬場のみならず、この本にはメンタ…
至福の時間はIKEAのPOÄNG ポエングチェアーで。 最近、夜に本を読むんがめっちゃ楽しみで(≧▽≦) Tさんも本を読めるようになったんやけど(3年ぐらい前まで本を読まれへんかった(゚д゚)!) Tさんは静かな場所で独...
あなたには、どうしても捨てられないものはありませんか? もし、どうしても捨てられないものがあるとしたら、 きっと不思議な招待状が届くかもしれませんよ。 その招待状を開くと、魔法の扉が開かれるのです。 そして、魔法使いがこう言うのです。 あなたの大切なものを、 時間魔法で十年お預かりしますよ。 お金はいただきません。 そのかわり、 あなたの1年分の時間をいただきます。 十年屋 /広嶋玲子・作/静山社 お題「我が家の本棚」 この物語には、どうしても捨てることができないものを持っている人が、 5人登場します。 1人目は、亡くなったお母さんに幼い時に作ってもらったスノポンという白いうさぎのぬいぐるみを…
ワニ、ヘビ、カメ、カンガルー、ヤギ、ウサギ、ハト、サソリ、竹虫――これらは私が過去に食した変わり種の動物たちです。ゲテモノ(=下手物)って言葉はあまり好きじゃないのですが、何にせよ、いわゆるゲテモノ界の中ではわりとメジャーなラインナップ。 しかも日本の食卓にはなかなか登場する機会のない、こういう類の食べ物にトライしていたのは、好奇心旺盛だった20代前半まで。悲しいかな、歳を重ねるごとに食の冒険からは遠ざかってしまいました。 旅先で現地の人と手っ取り早く仲良くなるには、一緒にご当地料理を食べるのが有効な方法かと思います。今回取り上げる『世界のへんな肉』(2019年/新潮社)は、それを実践した世界…
ここで問題です。 つぎのA、Bのうち、どちらの方が不幸でしょうか? A 会社に行く途中で現金30万円を落とした。 B 恋人に浮気され、しかもその浮気相手が、親友だった。 正解は・・・どちらも幸せです。 幸せなことしか起こらなくなる48の魔法/大木ゆきの著/株式会社ワニブックス お題「我が家の本棚」 あなたは不幸なのではありません。 ただ単に、幸せを見逃しているだけです。 第1章 幸せとは何か? 第2章 本当の自分とは何か? 第3章 壁にぶち当たったあなたへ 人間関係① 敵はいない 人間関係② 憎しみという教師 人間関係③ あなたを嫌いな人もいていい 自分の壁④ 0から1を着実に進もう! 自分の…
世間ではかれこれ1週間前に仕事始めを迎え、あれよあれよと成人の日も過ぎたところで、〈いい加減そろそろ正月ボケを何とかせねば!〉と、背筋を伸ばして『世界ケンカ旅』を再読しました。ご説明するまでもなく、著者の大山倍達さんは極真会館の創設者であり、空手を世界に広めた凄い方です。 ちなみに、私の兄は小学校中学年から大学卒業までガッツリ空手漬けだったのに対し、私自身はまったくの未経験者。しかも兄の取り組んでいたのが寸止め空手だったので、フルコンタクト系の知識はゼロに等しいです。 だから、実際は大山総裁の偉大さを100分の1も理解していないと自覚しています。でも、そんな私ですら120%わくわくドキドキさせ…
フルホン氏は言いました。 「必要なのは、人間ひとりぶんの〈夢の力〉なのだよ」 雨ふる本屋 日向理恵子作 /童心社 お題「我が家の本棚」 おつかいの帰り道、ルウ子は雨宿りした市立図書館でカタツムリを追いかけているうちに、雨ふる本屋という不思議な古本屋に迷い込んでしまいます。 そこは部屋の中だというのに、雨が降っています。やわらかな床には草が生えています。 そして、店主がめがねをかけたフルホン氏というドードー鳥なのです。助手のかわいい舞々子さんは半妖精なのです。 ところで、 ドードー鳥ってご存知ですか? ↑↑↑ こ~んな感じの鳥で、絶滅危惧種になっているそうです。 ・・・ということは、空想の鳥では…
オミクロン株の流行でまた逆戻りした感もありつつ、昨年から観光客の渡航制限を緩和する国が徐々に増えはじめ、つい1か月までは周りでも仕事や遊びで海を渡る人たちがちょこちょこ出ていました。 片や私はまだ海外に行く予定がありません。行かない理由をもっともらしく並べることはできるものの、突き詰めて考えると、単にテンションが追いついていないだけ。ツレが国内キャンプにせっせと勤しんでいるのを口実に、〈もう少し日本に留まるか〉といった感じです。 そんなこんなで自分自身のリアルな旅ネタが底を突き、旅をテーマにした本を読んでの拙い感想文を発表する場と化している当ブログ。スロウなペースで回を重ね、これが30冊目とな…
今年の目標はお金をかけずに生活を楽しむ! あけましておめでとうございます。 ほとんど放置してたブログを昨年の6月から再開し、週に2,3回の更新でしたが 色々な方に訪問していただきありがとうございました✨ 今...
2022年になりました。新たな年を迎えた日くらいピュアな気持ちで初心に返ろうと思い、大竹昭子さんの『バリの魂、バリの夢』(講談社)をピックアップします。 なぜこの本が初心なのか。私が東南アジアにどっぷりハマるきっかけとなったのは、大学時代に体験した10日間のバリ滞在です。 帰国後もバリの魔法はまったく解けず、アラック(ココナッツの焼酎)と一番相性の良い割りものをひたすら探究。はたまた、かなりの頻度で白米にサンバルソースを掛けて食べては、家族や友達に失笑されていました。 その時期にバリ関連の本やCDも片端からチェックし、とりわけ『バリの魂、バリの夢』(講談社)は繰り返し読み耽った1冊です。何なら…
更新頻度的に早くも年内最後の記事になる予感。コロナ2年目がゆっくり終わろうとしていますが、皆さんにとって2021年はどんな年でしたか? 旅行好きが高じて〈海外に移住するぞ!〉と意気込み、仕事を辞めたものの、モタモタしているうちに日本から出られなくなってしまった私としては、2020年に続いて歯痒さたっぷりな1年でした。その一方、いまの状況をそれなりにエンジョイしている自分もいます。 何せ年間通じてこんなにも時間的/精神的にゆとりのある日々は初めて。化粧する機会が減ったのと睡眠時間が伸びたのとで、肌の調子はすこぶる良好です。ステイホームもネガティヴな面だけじゃありません。 読書離れしていた私がふた…
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 バトンタッチ クリス…
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 金の鈴 1階のベラン…
今回はブラック企業の実態や嫌な上司が生まれる背景にはどんな心理があるのかを描いた本を紹介します。
前々回に取り上げた『ヴェトナムディープウォッチ』が西成区長さんの著作であると知り、何となくその流れで『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)を読み返してみました。 2018年に刊行され、2020年に文庫化された本書は、とある青年が彩図社の編集者にそそのかされて、大阪西成区の通称あいりん地区で過ごした約2か月半に渡る日々のルポルタージュです。 水商売のバイトをしたり、東南アジアに潜伏したりと、少し遠回りし、7年かけて筑波大学を卒業するも、就職活動に失敗した著者の國友公司さん。 学生時代に裏モノ系のライター仕事を始め、卒論のテーマが『新宿のホームレスの段ボール村』という時点で変わり者臭はプンプ…
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 ダイヤモンド・ダスト…
12月21日(火) 北緯43度のコールドケースを読んだ!! https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000355739 bookclub.kodansha.co.jp 第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。しばらくのち、5年前の誘拐事…
前からやろうやろうと思ってたフリマアプリの『メルカリ』 今さら?かもしれんけど、メルカリデビュー✨ 読んだ本が溜まってきてて 『メルカリ』で売りたいなぁって思ってたんやけど なんかめっちゃ面倒臭そうで・・・...
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 あの日のラヴソング …
引き続き今回も大好きなヴェトナムにまつわる書籍をピックアップしてみました。前回の『ヴェトナムディープウォッチ』が刊行されたのは、米越の国交が正常化し、ヴェトナムのASEAN加入が認められた年。経済状況も街の様子も、いまとはだいぶ異なります。 そこで、自分も知っている時代のヴェトナム話が読みたいな~と思い、本棚から下川裕治さんの『週末ベトナムでちょっと一服』(2014年/朝日文庫)を引っ張り出した次第です。 意識のズレを埋める旅 下川さんの『週末旅シリーズ』を当ブログで紹介するのは、これで2度目。最初は著者が一番得意とするタイの首都を舞台にした『週末バンコクでちょっと脱力』を取り上げています(※…
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 みきちゃん みきちゃ…
この一週間半はわたしにとって、遅れてきた読書の秋でした。 今の自分にぴったりと合う本に出会えた時の喜びってありますよね。 よくぞこの本に出会った!よくぞこの本を見つけた!自分!っていう^^ 『はじめてのエシカル』『わたしが幸せになるまで』この二冊はまさしく 今のわたしにとってそれはそれは、ピッタリとフィットするものでした。 はじめてのエシカル 末吉里花さん 時間を見つけては、夢中になって読みました。 読み終わった本は、付箋だらけになるほど本当に学びが多く、とても優しい本です。 面白いなーと思ったのは、この本を書いているのが誰もが知っている『世界ふしぎ発見』の 元ミステリーハンターの方だという
更年期症状に悩まされ、カウンセラーの資格を活かして自分自身を健康にしようと、試みている主婦です その日の良いことを3つ記録して1週間続けると、半年間は幸福感が…
12月13日(月) 4月末位にネットニュースで萩尾望都先生が大泉時代を書いた本が出版されて 内容が話題になっていました。 退院して抗がん剤の副作用が出始めた頃でした。 読んでみたいと思う気持ちと 暗い内容だという事だったのですぐに手を出せずにいました。 体調もあったけど、受け止められそうにない気がして でもすぐには読めないけど、やはり読みたいと 6月の上旬図書館に予約を入れていました。 それが先々週位に順番が回って来たと連絡ありました。 やっぱり読んでみたいと それで「少年の名はジルベール」も読むことにしました。 一度きりの大泉の話 www.kawade.co.jp 「大泉に住んでいた時代のこ…
今回は大好きなヴェトナムにまつわる書籍をピックアップしてみました。1995年刊行の、その名も『ヴェトナムディープウォッチ』(徳間書店)。時はアメリカによる経済制裁が解除された直後。国全体が大きく変わろうとしていたこの時期に、スーパーカブでヴェトナムを縦断した旅の記録です。 カブに同乗した、刑務所ルポやヴェトナム関連の作品で知られる外山ひとみさんの写真も相俟って、当時の空気感や南と北との風土の違いが浮き彫りになる1冊。 ちなみに、著者の臣永正廣さんについては存じ上げず、ネットで調べてみたところ現職の西成区長さんでした。区のホームページにそれらしき文言はなく、最初は同姓同名の別人かと思ったのですが…
12月12日(日) 大好きな物語です。 十二国記シリーズが始まって今年は30周年になるそうです。 我々の棲む世界と、地図上にない異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ、行き来することができる。〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王が国を治め、麒麟がそれを輔佐する。しかし、〈道〉を誤れば、その命は失われる。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国を舞台に、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官史などが、丹念に綴られている壮大な物語である。 www…
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 青空の国 小夜子は授…
今回のおすすめ本は佐藤正午のアンダーリポートです。15年前に起こった未解決の殺人事件の真相に、当時被害者と隣人関係で第1発見者になった男が迫る物語です。
今回のおすすめ本は宿野かほるの「ルビンの壺が割れた」です。かつての恋人をSNS上で発見し、約30年ぶりにメールのやり取りを行っていくストーリーで最初は昔を懐かしむ平穏なやり取りで進んでいきますが、徐々に雰囲気が怪しくなっていきます。
導入文や本文はどこに書くの? ブログをもっと楽にスラスラ書けるようになりたい・・・。 ブログ初心者の方は、始めのうちはどのようにブログ記事を書いていけばいいか分からないはずです。 そしてブログの「書き方」が分からないと、どのように記事を書い
きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 なれてるお父ちゃん …
イギリス、フランス、ドイツ、イタリアのビッグ4を筆頭に、ヨーロッパって地理的にはそれほど離れていない地域であっても各々キャラ立ちしていて、さまざまな習慣や文化を湛えているのがおもしろいですよね。W杯欧州予選を眺めていても、サポーターの様子などにお国柄がはっきり出るというか。 そんなわけで、何としてでもイタリア代表にプレーオフでW杯進出を決めてほしいという願いを込め(?)、今回は田丸公美子さんの『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ』(2005年/文藝春秋)をチョイスしてみました。 ちなみに、前回ご紹介した『住まなきゃわからないドイツ』の主な舞台はミュンヘン。ミュンヘンからミラノまでの…
早速ですが、ブログ運営に有料ワードプレステーマ「SWELL」を選択したあなたは本当に正解だったと思います。 この「SWELL」は他のワードプレステーマに比べて圧倒的な性質ですからね・・。 私も勿論利用しているし、他のユーザーさんの中でもこの
すみません・・。 冒頭から「商品リンク」を見ていただきました。 唐突ですがブログで稼ぐなら、こんな感じで「商品リンク」の見栄えを充実させたいですよね! 商品レビュー記事を主に書いているブロガーからしたらいかに読者にその商品を「購入したい!」
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先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
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ただ好きなだけじゃうまくいかない。
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
忙しい現代人に送る、本要約ブログ。 読んでいただけるととても嬉しいです‼️ 宜しくお願いいたいします🙇♂️
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