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週刊 読書案内 荒勝俊「日本狛犬大全」(さくら舎)
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日経キーワード 2024-2025
ジェネレーティブAIの衝撃
寿司の「魔力」 850日間連続で寿司店に通いつづけ、30000カンの記憶とともに考えたこと
すぐに終わってしまう土曜の休日
週刊 読書案内 キルメン・ウリベ「ムシエ小さな英雄の物語」(金子奈美訳・白水社)
日中の深い眠りと夜の贅沢な時間
週刊 読書案内 今福龍太「霧のコミューン」(みすず書房)
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働かないニッポン
F‐35とステルス わかりやすい防衛テクノロジー
イギリス帝国盛衰史 グローバルヒストリーから読み解く
百貨店の反対語?
「クリスマスの ころわん」to「12月の特集のお知らせ」
福島交通飯坂線 曽根田駅で開催の本博について
探しています手芸本2冊(*´ー`*)古本の神様を信じて宝探し気分✨
みうらじゅんの本棚には
つぶれ猫の漫画点検お手伝い
「本を読む時間がない」は言い訳にすぎない!忙しい人のための読書習慣術
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サラリーマンにおすすめ漫画5選!リアルな職場描写から学ぶビジネスの教訓
秋田のお堀端の古本市について
ほんまる一箱古本市出店toお知らせ
私の宝物を捨てる夫
福島のいわきto会津の一箱古本市について
本が高いと感じるのは?
2024年7月に売「れ」なかった本
三巻目にして、ようやく話が動き始めました。これまではほぼ何も動かず、何を考えているのかも分からなかった悪役の阿選ですが、その心情や、何を考えてことを起こしたのかも書かれています。 ひたすら「人物紹介を」と一・二巻の感想では言い続けましたが、さらに登場人物が増え、もはや別冊付録でつけてほしい域に達しました。というか、用語説明と合わせ、『十二国記事典』を作ってほしい。売ってくれれば、仕方ないから買いますよ、新潮社さん。 今回は悪役連の中に、「こういう人っているよな」とため息をつきたくなるのが二人いました。まずは士遜(しそん)。傍目にはとっても良いことをやっているように見えるけど、実はそれは自分のこ…
「十二国記」シリーズの最新刊、ようやく読み終わりました~。 第三巻・第四巻も、もちろん有隣堂で買い、「相鉄線JR直通開業記念 有隣堂110周年記念 限定オリジナル文庫カバー」をかけてもらいました。今回はしっかりと、同じデザインのしおりももらいました。 相鉄線・有隣堂コラボブックカバー&しおり ブックカバー、結構人気なようで、私が11月21日に買いにいった時は、周囲の人もことごとくこのデザインを選んでいました。私が並んだカウンターでは在庫がなくなっていたので、別のところに店員さんが取りにいっていたほど。もう今頃は、ないかもしれませんね。しおりの方は、申し出るとカウンター内から出して挟んでくれるシ…
東京の各地にまつわる思い出を又吉が記したエッセイ集です。基本、実体験ですが、時々幻想的な世界に入っていくので、短編集の趣もあります。 心に残ったのは、経済的な理由で高校をやめることになった親友の思い出。 勉強したくてもできない人が本当に存在することを知り、僕は初めて勉強というものを真面目にやった。事情を皆にも話していたのでクラスの平均点が信じられないくらい上がった。皆凄く単純でアホだった。 とはいえ、その親友は2章後で、実はとんでもない悪友であったことが明かされるのですが……。 1章1章が短いので(何せ、全100章)、移動中とかに読むのにお勧めです。 東京百景 [ 又吉直樹 ]
チェッカーズのシングル全30枚について、その時代背景や曲のコード進行などの音楽的なことと共に、スージー鈴木自身の当時の思い出を盛り込んで解説した本です。思った以上に読みごたえがありました。 特に、なんで当時私がチェッカーズを好きだったのか、というかチェッカーズの人気の理由が再確認でき、面白かったです。私が好きなチェッカーズの曲は、「涙のリクエスト」に代表される、スージー鈴木が命名するところの「無国籍オールディーズ」だったのです。その定義は、以下の通り。 その歌詞の舞台設定は、(中略)アメリカのようでもあるし、東京のようでも久留米のようでもある。でも、アメリカのようでもなく、東京のようでも久留米…
『白銀の墟 玄の月』の一・二巻を有隣堂横浜駅西口ジョイナス店に買いにいった時、そのすぐそばに、『白銀の墟~』ほどではないものの、結構な分量の平積みになっていた本がありました。それがこの、『横浜大戦争』です。裏表紙によれば、こんな感じの話。 横浜の〝中心〟を決めるべく、それぞれの区を司る〝 土地神〟たちが、くんずほぐれつの激しい戦いを繰り広げる。 いや、ハマッコ心をくすぐるじゃないですか。というわけで、読んでみました。 正直ラノベ的で、よくこれを文春文庫で出したなぁという感じでした。文法的におかしい表現も多いのですが、それこそラノベ的な有無を言わせぬ強引さで話が進みます。でも途中から、家族や戦争…
S.I.ハヤカワ『思考と行動における言語』は、コージブスキーの系譜たる一般意味論の名著。言語の使用について倫理的な側面を解説しています。環境(年齢、会社での地位、社会情勢)で感じ方が変わりますから折々の再読が味わい深いものになるでしょう。
阿部和重 『 Deluxe Edition でらっくすえでぃしょん 』は、突然始まり、突然終わる、ストーリーを語り難い短編集です。初期の頃よりは観念的な分かり難さはなくなっいて、収録されている作品の筋道は明快です。はっとするような残酷さを孕んでいるところに惹かれました。
青谷真未「読書嫌いのための図書室案内」(早川文庫) 久しぶりに若者向けのエンターテインメントを読みました。こういう装丁の本は手に取るだけで照れますね。 ありそうで、なさそうな(笑)お話しでした
古川真人「背高泡立草」(集英社) 2020年の冬の第162回芥川賞受賞作、古川真人「背高泡立草」を読みました。作家は31歳だそうです。若い人ですが、この所繰り返しノミネートされていた人だそうです。
英語のオーディオブック『ダレン・シャン』のレビュー。アメリカのAudibleでは1巻から12巻まで聴き放題!子どもの頃に読んだ児童書を英語で楽しみたい…と思う方は『ダレン・シャン』の洋書を楽しみませんか?
晒しを縫い合わせるために、久しぶりに取り出してきたミシン。スッと出してスッとしまえる場所に収納してあるのだから、ミシンを出すことはそんなに億劫なことでもな...
「転生叔父さまと私の軌道修正ライフ」(清弘むいこ 著) 転生叔父さまと私の軌道修正ライフ ライトノベル 1-2巻セット 作者:清弘むいこ,花ヶ田 発売日: 2020/08/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) 乙女ゲームの世界の「悪役令嬢」の叔父に転生してしまった青年が、姪が「ざまぁ」を食らう悲惨な未来を回避するために活躍するお話。 叔父様の教育効果ですっかり気立てが良くなった令嬢が、叔父様を一途に慕うのは自然な流れなのだけど、叔父様のほうには姪を可愛く思う以上の気持ちがなかったので、エンディングまでだいぶハラハラさせられた。 ラノベの世界では、事故死してファンタジー系乙女ゲームの世界に転…
おはようございます。 人間椅子 作者:江戸川 乱歩 発売日: 2016/03/15 メディア: Kindle版 睡眠障害改善のため、ほぼ毎晩、末っ子に本を音読してもらっている。 音読料金は、一回100円。 音読に限らず、お手伝いを一回やってもらうたびに、100円分のチケットで支払い、チケットがある程度溜まったところで換金となるシステムである。 で、昨夜は、江戸川乱歩の「人間椅子」を途中まで読んでもらった。 テキストは、kindleの青空文庫版。 「今日はこれ読んで」 と言ってkindleを渡すと、末っ子が、いやーな顔をした。 小学校のときに、学校の図書館の本で読んだことがあるのだそうだ。 何考…
ストレス解消法。誰もが必要ですよね〜。乾杯自分なりの『解消法』を持っていると普段の生活が楽になります。(自分は大好きなお酒が1番の解消法なんですが、、、w).ついたくさん食べちゃう人も多いようですけど、やけ食い、TVとかギャンブル、お酒に頼
「遺跡発掘師は笑わない」シリーズの第9弾です。もう第10弾も出ているのですが、図書館での順番がようやく回ってきて、発売から約1年後にして読みました。 題名通り、今回は縄文時代の土器や土偶などをめぐる話です。2018年の東博の「縄文展」のことも思い出しつつ、楽しく読みました(水菜さん自身、この展覧会に行かれたとブログに書いてありました)。 なお、これを読んで気づいたことがあります。「縄文展」で縁に人の顔が付いた土器を見て、「ひょっこりはんのよう」と暢気な感想を書いたのですが、あれ、出産をモチーフにしていた可能性があるみたい(^-^; 今更ながら、勉強になるなぁ。
アッシリアのアシュル・バニ・アパル大王(一般的には、アッシュール・バニパル)から、「文字の霊」についての研究を命じられた老博士ナブ・アヘ・エリバの物語です。 昨年、一時的に訪れた「中島敦すごいぞ月間」の時に読みました。 margrete.hatenablog.com 30分くらいで読める短編ですが、なかなか面白かったです。文字とか文章についての「そうそう!」と言いたくなるような鋭い洞察があちこちにあるので。例えば、以下のような感じ。 一つの文字を長く見詰めている中に、いつしかその文字が解体して、意味のない一つ一つの線の交錯としか見えなくなって来る。単なる線の集りが、なぜ、そういう音とそういう意…
横浜の各区を司る土地神たちが活躍する、『横浜大戦争』の続編を読んでみました。 今回は保土ヶ谷・中・西の3人の土地神が明治時代にタイムスリップし、現代に帰ろうとする過程で事件を解決する話。ちょびっとだけ、ロマンスもあり。文章力も物語の構成力もついたようで、前作より格段に面白いです。ただ相変わらず文法的な間違いは、前作より減ったものの、結構あります。文庫化する時には直さないと、文藝春秋の名が泣くのでは? あと、1ケ所だけどうしても気になる誤りがあります。125ページから126ページにかけて、「土地神は人間の行政組織に参加してはいけない」、「公務員に当たる仕事に就くことは禁じられている」という記述が…
発売から2ヶ月経ち、ようやく読むことが出来ました。仕事が忙しく、思うように読書の時間が取れなかった上、図書館で予約した本が続々と届いてしまったのが原因です。ま、読み始めれば、2時間くらいで読めちゃったんですけどね。 いよいよネロの精神状態がおかしくなっていきます。もともと情緒不安定なのに、アヘンまで使い始めてしまったんだから、さぁ大変。加えて、まともな判断をしかけても、ティゲリヌスが誤った方に引き戻すんだから、どうにもならない。本当に、ティゲリヌスが何を目指しているんだか不明で、不気味です。
これも先日の『プリニウス 9巻』同様、ようやく読むことが出来ました。お題は楽天アフィリエイトでちっくりちっくりためたポイントですべて賄えました。つまり、読者の皆様のおかげで読むことが出来たわけです。ご愛読、ありがとうございます<m(__)m> で、感想ですが、相変わらず戦争が続きます。合間で過去のエピソードも入り、明かされた秘密もあれば、更に謎が深まった部分もあり、ある意味しっちゃかめっちゃかです。いえ、ディスっているわけでは決してなく、しっちゃかめっちゃかがこの漫画の持ち味ですよね? 久しぶりにミューズと静が出てきたのが嬉しかったです。私、ミューズの頭の固さと未熟ぶりが好きなのです。今回はだ…
曲がりなりにもブログをやっているもので、グーグルアドセンスはやはり気になります。広告収入が得られれば、嬉しいじゃないですか。 とはいえ、審査の厳しさと不承認のメールの文面の手厳しさも耳にするので、私の弱小ブログじゃ到底無理だろうなぁと、諦めていました。アマゾンアソシエイトと楽天アソシエイトをささやかにやっていれば、いいかなと。 でも今月6日、わが「魅惑のマンホール、可愛い単管バリケード」的には驚異の325アクセスを記録し、いよいよ私のブログも波に乗り始めたかと思い、グーグルアドセンス申請への野望が芽生えました。で、ちょっと真剣にグーグルアドセンスについて学んでみようと、この本を読んでみた次第で…
すでに第162回の芥川賞・直木賞が発表されていますが、前回の第161回直木賞受賞作品を、遅ればせながら読みました。 いや、すごかったです。久しぶりに大作を読んだ気がしました。主人公は、近松門左衛門の硯を受け継いだことから、自分を門左衛門の後継者とみなす近松半二。硯だけでは根拠はだいぶ希薄ですが、子どもの頃から父の以貫に連れられ、道頓堀で操浄瑠璃を見続けた彼は、浄瑠璃の作者としてのセンスも間違いなくあります。 とはいえ、半二が浄瑠璃作者になるまでが、まぁ大変。なってからも、代表作の「妹背山婦女庭訓」を生み出すまでが、さらに大変。その後も、「妹背山婦女庭訓」の後遺症で、それまで以上に大変です。
以前感想をアップした、『大家さんと僕』の続編です。 読み始めて思ったのは、「続編を出す必要はなかったんじゃないかな」ということ。続編は大ヒットした第1作を超えられない、というセオリー通りではないかと。明らかに、前作より劣るので。 でも、それは矢部自身が思っていたことであり、彼はもともと続編を描くつもりはなかったことが明らかになります。なのになぜ描いたかといえば、大家さんのためでした。
茅田砂胡の「デルフィニア戦記」シリーズは、友人から教わり、結構夢中になって読んだものです。 当然のように主人公のリィの本来の世界の話である「スカーレット・ウィザード」シリーズや「暁の天使たち」シリーズ、「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ、「天使たちの課外活動」シリーズに流れ(「トゥルークの海賊」シリーズは、読んだかどうか不明)、現代日本を舞台にした「桐原家の人々」シリーズ、「祝もものき事務所」シリーズにも手を出し、唯一の角川書店から出した作品である「レディ・ガンナー」シリーズも読み……。 こうやって書くと、かなりどっぷりはまったファンだったんですね。
『ポーラの戴冠式』を読んでしまったものだから、やはりその本編とも言うべき「紅蓮の夢」が読みたくなり、収録されている『茅田砂胡 全仕事1993-2013』を図書館で予約しました。 margrete.hatenablog.com 取りにいって、ドン引きしましたよ。あまりに分厚すぎる。なんと全702ページ! 筆者は「弁当箱」と称していますが、こんなに厚い弁当箱はないと思う。あまりに厚すぎて、持ちにくい、つまり読みにくいです。現在すでに中古のものを除き新書版では手に入らず、電子書籍版しかありませんが、電子書籍で読むのが正解だと思います。何か握力のトレーニングになりそうな感じなので。
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群ようこがこれまで飼ってきた、あるいは出会った動物、はたまた人から聞いた話に出てくる動物にまつわるエッセイ集です。1つ1つのエッセイが短いので、寝る前とか、電車の中とかで読むのに最適ではないでしょうか。 エッセイの中で群ようこ自身が繰り返し書いていますが、動物たちの感情の豊かさや彼らなりの知恵、時にはしたたかさには、心底感心させられます。犬や猫はもちろん、ハチやアリにさえ、思いがけない感情の動きが見られるのです。サボるハチとか、泥棒におびえてモップと同化しようとしたマルチーズとか。
この『まことの華姫』は、江戸時代の両国の見世物小屋で、木偶人形の「お華」と話芸を組み合わせた芸を見せる月草が、事件の謎解きをしていく連作短編集です。まことを見通す目を持つとされるお華の声は、月草が腹話術で出しています。もっとも作品中、「腹話術」という単語は使われていませんが。 短編といっても、すべての話がつながっていて、大きな謎が最後に解かれるという、畠中恵のお得意のパターンです。 出た時にはあまり魅力を感じなかったため、数年間読まずにいました。今回、たまたま図書館でみかけて借りてみたのですが、第1話では「やっぱ読まなければ良かった」と後悔しました。事実上のヒロインといえるお夏が、13歳だから…
表紙と裏表紙、それぞれの見返しに描かれた群さんの飼いネコ「しい」の絵に、まず癒されます。これまでも他のエッセイ集で「しい」の話はさんざん書かれていますが。これは「しい」の話だけが載っている本です。 最初は良いんです。ワガママだけど、そこも可愛いなと思っているうちに、あまりの女王様ぶりに、だんだん笑えなくなってきます。懐石食い(好きなものをちょっとずつしか耐食べない)とか、気に入らないと大声をあげるとか……。群さんを夜もしょっちゅう起こし、しかも叱ると逆切れするし。 もはや群さんは女王様に仕える乳母か僕と化し、「世界一、飼いネコに叱られている飼い主」だと自重するまでになります。 でも最後の最後に…
私の趣味の1つは読書で、図書館には2週間に1度は行っています。なのに現在、新型コロナウィルス騒動のせいで、横浜市立図書館は閲覧ができません。でも予約した本の受け取りは可能なので、良い機会と思い、読んでみようと思いつつ読みそびれていた本を予約して読んでいます。 で、この『きみはポラリス』もその1冊なのですが……。 受け取って裏表紙の内容紹介を読み、「なぜこれを予約してしまったんだろう」と思いました。「最強の恋愛小説集」って……。「読みたい本リスト」には入れていたけど、内容を知らなかったもので、「きみはポラリス」というどこかとぼけた響きと恋愛小説が結びついていなかったのです。でもまぁいいやと思い、…
私の座右の書の1冊が、パウロ・コエーリョの"The Alchemist"です。『アルケミスト 夢を旅した少年』の題で日本語訳もありますが、私が所持し、何度も読んでいるのは英語版の方なので。 『星の巡礼』は、"The Alchemist"が良かったので、コエーリョの他の著作にも興味を持ち、本屋で手に取ったものの、あまりにスピリチュアル色が濃すぎて受け付けず、書架に戻したものです。 ←kindle版 最近、たまたま『星の巡礼』がサンティアゴ巡礼の本だと遅ればせながら知り、読んでみることにしました。最初に本屋で手に取った当時は、多分サンティアゴ巡礼について知らなかったと思います。せっかくなので、25…
お得なカードライフを! 今回は節約について書き綴ります。 キャッシュレスライフを送っていますでしょうか? 私は、硬貨や紙幣を触る機会がめっきり減りました。 私のメインクレジットカードは過去記事で紹介しているように、 Kyashを使っています。 このKyashに別のクレジットカードを紐づけて2%以上の還元ポイント を得ています。 www.kabu-share.com さて、国のマイナポイント事業が始まりました。 マイナポイントは以下の手順で申請/取得します。 1.マイナンバーカードを申請(スマホでも可) 2.郵送されたハガキを持参して役所に取りに行く (事前予約制) 3.アプリでマイキーIDを取…
多い…多いよスレッ○ーさん! 今月発売の気になる漫画まとめてみました。が! 22冊あってまとめきれませんでした~。 というわけで今回は上旬・中旬・下旬に分けさせていただきました。 というわけでまずは上旬発売予定のものを紹介していきたいと思います。 9月4日(金) 2.5次元の誘惑 6 雪女と蟹を食う(6) 9月7日(月) コスプレ地味子とカメコ課長 (2) 完結 君のお母さんを僕に下さい! (3) 君のお母さんを僕に下さい! (4) 完結 9月9日(水) ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話(4) 無双航路 転生して宇宙戦艦のAIになりました(2) 9月10日(木) 女子高生の無駄づ…
今月中旬発売の気になる漫画をまとめてみました。 ※上旬の記事はこちら 中旬で特に気になるのは新作アニメがついてくる『生徒会役員共』19巻と前巻で一区切りついた感のある『古見さんは、コミュ症です。』18巻ですかね。 メインストーリーの後に語られるサイドストーリーってなんかワクワクしません? 9月11日(金) 味噌汁でカンパイ! (10) 9月17日(木) 生徒会役員共(19) 9月18日(金) 久保さんは僕を許さない 3 古見さんは、コミュ症です。 (18) 保安官エヴァンスの嘘: ~DEAD OR LOVE~ (13) 天野めぐみはスキだらけ! (21) 関連記事 9月11日(金) 味噌汁でカ…
オーエン・セラー 『 ペトログラード行封印列車 』は、史実にあるレーニンの封印列車行を題材にとったエスピオナージです。実際は大過なく進行したようですが、本作品では、その裏側でドイツ、ロシア、そしてイギリスの思惑を、虚々実々を織り交ぜて描いています。
今日の独り言 『かもめのジョナサン』の作者として知られるアメリカの作家、小説家、飛行家🤍🤍リチャード・バック (Richard David Bach…
評価:70点/作者:河内祥輔/ジャンル:歴史/出版:2003年 『日本史リブレット 22~中世の天皇観』は、山川出版社による、「日本史リブレット」シリーズ…
日本代表を率いたオフトからアギーレまで。ジーコの項でキャバクラセブンの話が!!山田暢久はドアを開けただけで帰ったらしいけど、その後代表に縁がなくなってしま...
『むかしのはなし』も『きみはポラリス』同様、「読んでみようと思いつつ読みそびれていた本」リストに入っていたのですが……。 margrete.hatenablog.com うーむ、なぜこのタイミングで読むことになったのでしょう。ある意味これも、1つのシンクロニシティでしょうか。というのもこの話、3ヶ月後に隕石がぶつかって地球が滅亡し、限られた人だけがロケットにのって脱出できるという終末的な設定の下にある、連作短編・中編集なのです。 同時にそれぞれの作品は、「かぐや姫」や「花咲か爺」のような日本の昔話をモチーフにしています。だから『むかしのはなし』なんですね。各作品の冒頭に、モチーフとした昔話のあ…
平安時代風だけど、人がカラスに変身できるという異世界を舞台にしたファンタジーです。書評を読んで、以前から読みたいと思っていたのですが……。 正直、読了するのがきつかったです。もはや指摘する気にもなれないほどの、矛盾の山、そして視点のゆらぎ。登場人物たちの視点と「神の視点」が変な風に混ざっているので、読みにくかったです。何よりも、登場人物たちの言葉遣いが汚すぎて、嫌でした。お姫様たちと、お姫様に仕える者たちの話だというのに……。 汚すぎるといっても、お姫様の一人である浜木綿を除き、あからさまに汚いわけではありません。恐らく著者は、ちゃんとしたきれいな言葉遣いをさせているつもりなのでしょうが、言葉…
1巻の『烏に単は似合わない』とほぼ同時期のことを、別の視点から見た話です。といっても、1巻ではほとんど登場しなかった人たちの話なので、独立した話と言えなくもないですが。 margrete.hatenablog.com 2巻から面白くなる、という噂は嘘ではなく、確かに1巻より格段に面白かったです。これだけ大化けする作家も、あまりいないと思う。矛盾や視点の揺らぎ、文法のミスも格段に減ったし、そもそも面白いので、そういった些細な傷はあまり気にならないです。 ただ、逆にこれだけ1巻の時より腕を上げたなら、なぜ1巻を文庫化した時に、もっと手を加えなかったのかが謎です。少なくとも文法のミスとかは、直せたは…
「八咫烏シリーズ」の第3巻です。『烏に単は似合わない』、『烏は主を選ばない』と、不思議だけど最後に意味の分かる題名が続いてきたのに、突然普通の題名になってしまいました。どうでも良いけど、現在窓の外の電線に黄金の烏ならぬ漆黒のカラスが約20羽とまってカーカー鳴いており、非常にうるさいです。 2巻は1巻より格段に良かったですが、今巻は2巻より更にうまくなっていました。文章力も話の構成力も、けた違い。相変わらず、謎解きの際にそれまで明かされていなかった情報を出してくるという禁じ手を使っていますが、一応あまり上手とは言えないものの伏線は張られていたので、仕方ないかな。
「八咫烏シリーズ」の4巻目です。 いや、びっくりしました。1巻目より2巻目、2巻目より3巻目の方が良かったとはいえ、なんとなく3巻目がこの作者の基本的なレベルかなと、勝手に思っていました。なのに3巻目より、今巻の方がさらに面白く、文章力や話の構成力も格段に上がっているのですよ。確実に成長する力に脱帽しました。 ←kindle版 かつ、話のスタイルは、突然の学園ものです。そこにも意表を突かれました。まぁ作者が最初に夢中になったハリー・ポッターシリーズへのオマージュが色濃い作品と言ってしまえばそれまでですが、でももちろん全然別のものに仕上がっています。
八咫烏シリーズを読みながら思い浮かべたのが、桑原水菜のことです。この人もデビュー作はかなり粗削りだったけど、みるみるうちに腕をあげたので。デビュー作の『炎の蜃気楼』は友人から、「2巻から面白くなるので、頼むから耐えて読んで」と言われたのでした(^-^; で、この秋にはデビュー30周年を迎える水菜さんですが、さすがに阿部智里とは年季が違い、はるかに読みやすいです。まぁだいぶご都合主義だし、登場人物をやたらに増やして、誰が誰の味方だか分からなくしてしまう癖は相変わらずですけど。 ←kindle版 今回は幕末の遺物がらみの話に、平安時代末期の安徳天皇の話がからんでくるというもの。史実を踏まえた上で、…
1分で信頼を引き寄せる「魔法の聞き方」 [ 渡辺直樹 ] この本の最初に著者は、 「【聞くこと】ができれば、人生の80%はうまくいく」 というデール・カーネギーの言葉を引用しています。 人の話を聞く
「革命前夜」文春文庫 須賀しのぶ/著 あらすじ 著者_須賀しのぶ 【書評・感想】天才たちの静かな戦い 印象的なフレーズ おわりに あらすじ 舞台は冷戦下の東ドイツ。日本の元号が昭和から平成に変わった日からベルリンの壁が崩壊するまでを描いた歴史エンターテイメント。東ドイツに”鈍化した音”を求めて音学留学したピアニストの眞山柊史はさまざまな音楽の天才たちと出会い、その才能に打ちのめされながらも少しずつ自分の音を見出していく。 著者_須賀しのぶ 1972年埼玉県出身。上智大学文学部史学科卒業。1994年「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。2016年「革命前夜」で第18回大藪春…
ホテル・アルカディア 石川 宗生 集英社 2020年03月26日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す by ヨメレバ 毎回違う選考委員が1冊の本を選ぶ「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」。今年で30回です。ビックリ!今回の選考委員は哲学者の野矢茂樹さん。選ばれたのは石川宗生さんの「jホテル・アルカディア」でした。パチパチパチ!え〜っと、すみません。勉強不足というかなんというか、どちらの方もよく知らない私です。で、この野矢さんの選評がおもしろかったのでその冒頭部分だけBunkamuraのHPから引用してみます。 読み始めてすぐに「あ、他の小説とぜ…
向後千春 、 冨永敦子『統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 ファーストブック』は、数学が苦手な方にも理解しやすいテキストです。アイスクリーム店のアルバイト店員アイちゃんが、店長のお願い事を受けて統計を駆使するという体裁。アイちゃんを通して様々な分析手法を学べます。
近代史をよく知らない。先の大戦もどういう経緯でなぜ起きたのかをよく理解できていない。 日本とは? 日本人とは? 島国の村社会的な環境で育ったので、はたしてどんな特徴、特質を持っているのかも漠としてい
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先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
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