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純文学を感じる作品とは
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純文学を感じる作品とはの記事

1件〜50件

  • ベルリンから立ち昇って来るもの
    2020/02/26 11:57
    ベルリンから立ち昇って来るもの

      『百年の散歩』多和田葉子(新潮社)  ドイツのことを何も知りません。 いえ、居直っているわけではありません。我ながら困ったことだなあとは思いつつも、何といいますか、なかなか、えいやっ!と、改めて西

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 【本】中村文則『何もかも憂鬱な夜に』~美や倫理や健全さから遠く離れて~
    2020/02/24 10:54
    【本】中村文則『何もかも憂鬱な夜に』~美や倫理や健全さから遠く離れて~

    1、作品の概要 2009年に刊行された、中村文則6作目の小説。 主人公は刑務官で、拘置所で収容者たちの世話をする仕事をしている。 自らの心の不安定さと向き合いながら、夫婦を刺殺した未決囚・山井を担当し、徐々にお互い心を開くようになっていく。 2、あらすじ 乳児院の前に捨てられて、施設で育った「僕」は心の不安定さを抱えながら30歳になり刑務官をしている。 かつては自殺も企て、トラウマを抱えていた「僕」だったが施設の施設長である「あの人」に助けられて若干の不安定さを抱えながら、大人に成長していった。 しかし、「僕」は子供の頃から「死んだ全裸の大人の女を海辺で膝の上に乗せている」という奇妙で、現実的…

    ヒロ

    ヒロの本棚

  • スリリングで野心的な長編小説
    2020/02/17 09:40
    スリリングで野心的な長編小説

      『母の遺産――新聞小説・上下』水村美苗(中公文庫)  上下2冊の力作長編小説です。 といっても、この筆者の過去の作品『本格小説』などに比べたら、ほぼ半分の分量です。 この方は、天性の長編小説作家です

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • この「くったく」をどうしようか
    2020/02/10 09:00
    この「くったく」をどうしようか

    ​​​  『山椒魚』井伏鱒二(新潮文庫)  『山椒魚』の冒頭に「山椒魚は悲しんだ。」とあります。  また、この井伏鱒二の初期短編集には12の短編小説が収録されていますが、その多くの作品に「くったく」と

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 書かずに書かずに書く
    2020/02/03 09:42
    書かずに書かずに書く

      『影裏』沼田真佑(文春文庫)  3つの小説が収録されていますが、1つ目の小説「影裏」が芥川賞受賞作です。  冒頭から続く森の描写、これがびっくりするくらいよかったです。 明晰で透明感があって、何だ

    analog純文

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  • 太宰流青春文学の戸惑い
    2020/01/26 15:20
    太宰流青春文学の戸惑い

      『晩年』太宰治(新潮文庫)  以前より私は、太宰治は我がフェイヴァレット作家のひとりだと本ブログで書いてきました。今でも基本的にそう思っています。 この度、太宰治の第一作品集『晩年』を読みまして、

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  • 【本】三島 由紀夫『仮面の告白』~倒錯した性と自意識の解体~
    2020/01/24 13:47
    【本】三島 由紀夫『仮面の告白』~倒錯した性と自意識の解体~

    1、作品の概要 1949年に刊行された、三島由紀夫2作目の長編にして代表作。 同性愛を扱った自伝的小説で、その倒錯した世界感が当時の話題となった。 一人称の告白体で描かれている。 「私」の少年時代から23歳までの話で、全4章からなる。 前半は、倒錯した性の目覚めと憧れの同級生・近江との学校生活を描き、後半は友人・草野の妹・園子との恋愛と、失恋を描き女性を愛せない苦悩を描いた。 2、あらすじ 病弱な「私」は母から引き離されて、祖母から徹底した管理のもと育てられた。 歪んだ愛情を注がれながら育った私は、汚穢屋や、兵士の汗の匂いに魅せられて、絵本の中の殺される王子を愛した。 「私」はそれらが持つ悲劇…

    ヒロ

    ヒロの本棚

  • 井伏作品の魅力と謎
    2020/01/18 18:39
    井伏作品の魅力と謎

      『山椒魚の忍耐―井伏鱒二の文学』勝又浩(水声社)  さて私は、井伏鱒二の小説とつげ義春の漫画はどちらを先に読んだのだろうと、ふと考えましたら、やはり、まー、つげ漫画が先だったかなと思います。  「

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 【本】中村 文則『最後の命』~悪を為し、悪を超えていくのか?それとも世界から消えていくのか?~
    2020/01/04 20:44
    【本】中村 文則『最後の命』~悪を為し、悪を超えていくのか?それとも世界から消えていくのか?~

    1、作品の概要 中村文則5作目の長編作品。 土の中の子供から1年以上のブランクが空いて、2007年に刊行された作品。 芥川賞受賞後に発表された作品となった。 2014年に柳楽優弥主演で映画化された。 2、あらすじ 主人公の「私」が散歩から帰ると、いつも呼んでいるデリヘル嬢のエリコが自分のベッドで乱暴されて殺されているのを発見する。 警察に連行されて疑われる「私」だったが、犯人が最近数年ぶりに再会した幼馴染の冴木だとわかり釈放される。 冴木と「私」には、小学2年生の頃大勢のホームレスの男に同じホームレスの「やっちり」がレイプされるのを偶然目撃し、翌日殺されたことを知る衝撃的な体験をしていた。 そ…

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    ヒロの本棚

  • 【本】太宰 治『斜陽』~滅びに彩られた黄昏の耽美~
    2020/01/02 20:20
    【本】太宰 治『斜陽』~滅びに彩られた黄昏の耽美~

    1、作品の概要 太宰治、晩年の名作。 1947年、刊行。 当時のベストセラーとなった。 得意とする女性の告白体で書かれている作品で、没落していく貴族を表して「斜陽族」という言葉を生み出し、社会現象となった。 自身のファンであった太田静子の日記を参考に書いたとされている。 太宰はこの女性と関係を持ち、後に女の子が生まれ、自身の名前を一字入れて治子と名付ける。 先日、公開した蜷川実花監督の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』にも太田静子との出会いから、斜陽の執筆、私生児をめぐる泥沼のやり取りまでが描かれています。 hiro0706chang.hatenablog.com 2、あらすじ 父を亡くし…

    ヒロ

    ヒロの本棚

  • 言葉の微妙なバランスを探って
    2019/12/26 12:31
    言葉の微妙なバランスを探って

      『アサッテの人』諏訪哲史(講談社文庫)  言葉にこだわった小説ですね。 しかし、まー、仮にも小説を書こうとする人なら、言葉にこだわらない人は、いませんよね。 小説を書きながら言葉にこだわらないとい

    analog純文

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  • 中村文則『土の中の子供』~生きることを強く願う傷ついた魂の物語~
    2019/12/22 11:38
    中村文則『土の中の子供』~生きることを強く願う傷ついた魂の物語~

    1、作品の概要 中村文則の4作目の小説で、2005年に刊行されて芥川賞を受賞した。 強烈な被虐体験が話題になった。 土の中の子供 (新潮文庫) 作者:中村 文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/12/21 メディア: 文庫 2、あらすじ 27歳のタクシードライバーの「私」は、実の親に捨てら、引き取り先の親戚に暴力・ネグレクトなどの虐待を受け、睡眠薬を飲まされて土の中に埋められる凄まじい体験を経て、施設に預けられた過去があった。 幼少期に受けた心の傷と恐怖が、自らの身を危険にさらす異常行動に繋がり、実の父親の生存を聞かされた頃から意欲が低下し、精神は均衡を失っていく。 同居人の白…

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  • 中村 文則『悪意の手記』
    2019/12/15 14:22
    中村 文則『悪意の手記』

    1、作品の概要 中村文則の3作目の長編。 作者自ら「最もマニアックな長編」と言っている初期の傑作のひとつだと思います。 悪意の手記 (新潮文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/01/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (14件) を見る 2、あらすじ 15の時、TRPという死に至る大病を患った主人公の「私」が、死への恐怖と青い服を着た奇怪な少年との邂逅から 自らの運命を呪い、周囲を憎悪するようになっていった。 奇跡的に回復して高校に復学した「私」だったが、たまたま公園で会った親友のKを池に突き落として殺してしまう。 罪の意識から自死を試みる「私」だ…

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  • 芥川 龍之介『歯車』
    2019/12/10 12:29
    芥川 龍之介『歯車』

    まず最初に一言、この書評はとてつもなく暗くなります(笑)たぶん。 ツィッターの小説10選にこの小説を入れ忘れてしまったので、悔しいからブログで書評を書こうと思ったのですが、書こうとする内容がかなり陰鬱です。 でも、暗いのが何が悪いんだろうと昔から思ってしまうわけで、僕が昔から惹かれる文学も、音楽も、映画も、絵画も深い闇を抱いた作品が多いです。 日常はわりと明るい性格だし、仕事的にも前向きでいることが求められるので精神的にバランスをとりたくなって、暗いトーンの作品に惹かれるのかなと思います。 常に明るくて前向きで?そんなの反吐がでそうになる時もありますし、一人で深い闇の中に耽溺したくなる時もあり…

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  • 次は、いちおう、太宰治……かな
    2019/12/09 09:03
    次は、いちおう、太宰治……かな

      『三つの空白―太宰治の誕生』鵜飼哲夫(白水社)  この間まで森鴎外の伝記関係の本を何冊かまとめて読んでいましたら、結構おもしろかったものの、20冊近く読んだらちょっともう鴎外はいいかなという気にな

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  • 遊女世界の描き方
    2019/12/01 19:10
    遊女世界の描き方

      『ゆうじょこう』村田喜代子(新潮社)  このタイトルは漢字で書くと『遊女考』となるんでしょうね。 なぜ平仮名になったのかは、一応読んでみればそのニュアンスはわかります。 でも、……んんー、「なになに

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  • 鴎外という謎
    2019/11/11 06:53
    鴎外という謎

      『鴎外最大の悲劇』坂内正(新潮選書) 「街のごろつきのような言いがかり」(高橋義孝)「自己弁疏に寧日がない」(同)「自分の最も深い傷口を隠したとまでは言うつもりはないが、何か釈然としないものを感じ

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  • 「恋がかなう」と「恋愛が終わる」
    2019/10/29 16:39
    「恋がかなう」と「恋愛が終わる」

      『マチネの終わりに』平野啓一郎(毎日新聞出版)  「失恋」という言葉がありますね。 あー、そういえば、若かりし頃、心ならずもこの語の現す事態に、何度も何度も引きづり込まれていたなぁ、と、わたくしは

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  • 鴎外を嫌いになるということ
    2019/10/22 16:58
    鴎外を嫌いになるということ

      『鴎外闘う家長』山崎正和(新潮文庫)  鴎外についての本をあれこれ読んでいますと、「扣鈕(ぼたん)」という詩がいろんなところに出てきます。それを何度となく読んでいると、とても哀感があっていい詩に思

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  • 「西の魔女が死んだ」の感想
    2019/10/18 23:04
    「西の魔女が死んだ」の感想

    梨木香歩先生の「西の魔女が死んだ」を読んだので感想を書きます。 この本は結構古くて、平成13年に書かれたものなんですよね。 映画化されているし、それに毎年夏になると本屋さんに平積みされていて、いつか読んでみようと思っていました。 // リンク とはいっても、忙しい時期が続き、結局今年まで読めていなかったんですよね。でもまた手にとってみたのは、梨木先生のエッセイ本「春になったら苺を摘みに」を読んだからなんです。 // リンク このエッセイ、タイトルから察するに、自然を愛する方が、季節を楽しみながら暮らしていく様子を描いているだろうなと思っていました。でも読んでみると、ちょっと違っていました。 イ…

    夜森かえる

    フレグランスをもっと身近に!

  • 騎士団長をどう考える?(前半)
    2019/10/06 08:21
    騎士団長をどう考える?(前半)

      『騎士団長殺し・第1部第2部』村上春樹(新潮社)  この本の読書報告は2回目です。 2回目というのは、連続としてのものという意味ではなく、本ブログに2回別々の感想文を書いた、という意味ですね。つい

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  • この小説がわかってたまるか
    2019/09/26 08:26
    この小説がわかってたまるか

      『死霊Ⅰ』埴谷雄高(講談社文芸文庫)  ……うーん、やはり。 ……やはり、第一次戦後派のあたりが弱い、な、と。  ……えっと、何の話かと申しますと、ははん、とお気づきの方もいらっしゃるだろうと思いますが

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  • この徹底的な人間不在
    2019/09/17 18:52
    この徹底的な人間不在

      『ポトスライムの舟』津村記久子(講談社文庫)  休憩終了のベルが鳴り、ラインが動き始める。休憩前よりは軽く感じる手を上げて、流れてきた一本目の乳液のキャップを固く閉めて、表裏上下とひっくり返して確

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  • カタストロフはなかなか困難だ
    2019/09/08 18:48
    カタストロフはなかなか困難だ

      『パンク侍、斬られて候』町田康(角川文庫)  冒頭しばらくして本書の重要な登場人物(というか、と「登場集団」)の「腹ふり党」の説明が出てきます。本作品は2004年に単行本として刊行されていますが、

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  • 文芸批評の大家が80歳で
    2019/09/01 11:29
    文芸批評の大家が80歳で

     『伯爵夫人』蓮實重彦(新潮文庫)  もうこの小説が発表されて3年にもなるのですね。文庫にもなってますし。  新潮文庫の裏表紙の文章に、こうあります。  東大総長も務めた文芸批評の大家が80歳で突

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  • エロチックなヨッパ谷の家
    2019/08/25 11:11
    エロチックなヨッパ谷の家

      『ヨッパ谷への降下』筒井康隆(新潮文庫)  本文庫には、副題として「自選ファンタジー傑作集」と付いており、筆者の多くの新潮文庫の短編集から作品を集めた一冊という形になっています。筆者の新潮文庫の最

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2
    2019/08/13 09:11
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2

    ​​​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)  前回の続きです。「ゆきの宿」のクライマックスの部分。友人斉木君の家に泊まった翌朝、「僕」が雪の庭で斉木君に会う場面です。 斉木君は、昨晩僕が先に寝た後、妻が泣い

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1
    2019/08/08 19:30
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1

    ​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)​  ◎下記本文中に「sperm」という表現があります。私は最初「精〇」と書いてたんですが、「〇液」と書くと、アップデイトするときに「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反する

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  • 女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編
    2019/08/05 07:24
    女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編

      『穴』小山田浩子(新潮文庫)  最近、近年の芥川賞受賞の若い作家の作品をパラパラと呼んでいるのですが、タイトルのつけ方のセンスで言うと、この作家と津村記久子はその独創性において双璧のように感じます

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  • わが青春の澁澤読書体験
    2019/07/21 17:05
    わが青春の澁澤読書体験

      『唐草物語』澁澤龍彦(河出文庫)  さて、澁澤龍彦です。 今回この報告を書くに当たって、一体私は何歳くらいまで澁澤龍彦の本(あの黒魔術がどうのこうのという本)を、追いかけるように読んでいたのだろう

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  • パワフルな中学一年生女子の姿
    2019/07/08 21:18
    パワフルな中学一年生女子の姿

      『ジニのパズル』崔実(講談社)  やー、なかなか元気な小説が出て来たぞと思いました。 主人公の中学一年生の女の子が、そこいらじゅうを走り回って飛び回っているような小説です。 といっても、もちろん能

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  • どこをとっても小説的
    2019/07/01 08:50
    どこをとっても小説的

      『山の音』川端康成(岩波文庫)  本当に久しぶりにこの小説を再読しました。 前回読んだのは、恐らく私が大学の二年生か三年生くらいだったと思います。なぜそんなことが分かるかというと、その頃本書を読ん

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  • この文体が気持ち悪い
    2019/06/24 21:10
    この文体が気持ち悪い

      『死んでいない者』滝口悠生(文藝春秋)  この小説も芥川賞受賞作品ですが、一種の実験小説ですね。 どんなところに実験性があるかといえば、まず、そのストーリーにおいて、一人の老人が死んだその通夜の晩

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  • 本書を巡る友との会話
    2019/06/15 07:56
    本書を巡る友との会話

    ​  『リア家の人々』橋本治(新潮社)  本年初め鬼籍に入られた橋本治の作品について、私は、やはりあまり読んでいないとしか言えないなーとは思いつつ、ここ半年ほどで、本書を含めますと、3冊読みました。後

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  • むしろ古典的ビルドゥングス・ロマン
    2019/06/08 18:30
    むしろ古典的ビルドゥングス・ロマン

      『火花』又吉直樹(文春文庫)  この小説が芥川賞を受賞したのは、もう3年以上も前なんですね。 少し調べたのですが、2015年の上半期の芥川賞受賞です。 で、文庫本も入れると、300万部くらい売れた

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  • 武器が好きのハローワーク
    2019/04/14 22:09
    武器が好きのハローワーク

      『銃』中村文則(河出文庫)  かつてベストセラーになった、村上龍の『13歳のハローワーク』という本があります。 私はベストセラーの話題が落ち着いた頃に、中古本で買いました。 その中に「ナイフが好き

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  • 思うに、小説の魅力とは……
    2019/02/18 08:44
    思うに、小説の魅力とは……

      『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子(講談社文庫)  この筆者の小説は、わたくし、今まで2冊読みました。芥川賞受賞の『乳と卵』、その前のデビュー小説『わたくし率 イン 歯ー、または世界』。どちらも

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  • https://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201901070000/
    2019/01/07 20:10
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  • 死は一つの季節を開くか
    2018/06/09 19:31
    死は一つの季節を開くか

      『菜穂子』堀辰雄(岩波文庫)  大概なんにも知らない人間ですが、いえ、わたくし自身のことですが。 それでもまぁ、少しは他の分野のことに比べると相対的に知っているだろうと恥ずかしながら自負している(

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  • https://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201712300000/
    2017/12/31 02:10
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  • https://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201709230000/
    2017/09/24 08:22
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    2017/05/15 01:05
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    2017/02/12 16:45
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    2016/11/06 17:11
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    2016/05/09 00:56
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    2015/11/09 00:53
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  • http://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201510070000/
    2015/10/08 05:03
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    analog純文

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  • http://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201506280000/
    2015/06/28 19:22
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    analog純文

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  • http://poonyoponyo.seesaa.net/article/419805784.html
    2015/05/30 07:42
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    akika

    ノーリスク・ハイリターンの投資は読書

  • http://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/diary/201505060000/
    2015/05/06 22:05
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