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ギンツ・ジルバロディス「Flow」キノシネマ神戸国際no25
弘理子「鹿の國」元町映画館no291
徘徊日記 2025年3月24日(月)「2025年の団地の梅 いつの間にか・・・その2」団地あたり
徘徊日記 2025年3月22日(土)「2025年の団地の梅、いつの間にか…その1」団地あたり
週刊 読書案内 町山智浩「今のアメリカがわかる映画100本」(CYZO株式会社サイゾー)
週刊 読書案内 斎藤真理子「隣の国の人々と出会う」(創元社)
ベランダだより 2025年3月24日(月)「ベツレヘムの星!」 ベランダあたり
デイモン・ガモー「2040 地球再生のビジョン」元町映画館no293
ジェームズ・ホーズ「ワン ライフ」シネマ神戸no17
週刊 読書案内 マロリー・オメーラ「女たちがつくってきたお酒の歴史」(椰野みさと訳・草思社)
瀬々敬久「少年と犬」109シネマズハットno58
ベランダだより 2025年3月23日(日)「これは、カタバミですか?」ベランダあたり
ロマン・ポランスキー「チャイナタウン」シネマ神戸no16
デビッド・リンチ「マルホランド・ドライブ」元町映画館no292
徘徊日記2025年3月22日(土)「元町駅前に春が来ていました!」元町あたり
『台風の眼』日野啓三(新潮文庫) ある時期、ちょっとまとめてクラシック音楽の評論というかエッセイというか、そんな本を続けて読みました。で、気づいたことがあったんですね。 そんな話をかつて私は別の
1、作品の概要 『顔のない裸体たち』は、平野啓一郎の中編小説。 『新潮』の20005年12月号に掲載され、2006年3月に刊行された。 野外露出を撮影するという異常な性癖を持つ男女をルポタージュのような形で描いた。 2、あらすじ 半年ほど前にあったセンセーショナルかつ滑稽なとある事件に関わった吉田希美子(よしだきみこ)と片原盈(かたはらみつる)は、とある出会い系サイトで出会い体の関係を持つようになる。 自分たちの行為をカメラに収めることに喜びを感じるようになった二人の行為はエスカレートして、野外での露出を試みるようになる。 暴走し続ける自己承認欲求と性的欲望は、取り返しのつかないカタストロフィ…
1、作品の概要 『透明な迷宮』は平野啓一郎の短編小説。 2014年に刊行された。 全6篇からなる。 表題の『透明な迷宮』をはじめ、どこか官能的で陰鬱な物語が収録されている。 2、あらすじ ①消えた蜜蜂(『早稲田文学』2014年秋号) 山陰地方のとある村で暮らす別宅として家を借りて暮らしていた僕。 彼は、物静かな郵便配達員のKは他人の筆跡を完璧に真似ることができるという特技を持っていることに気づく。 やがて月日が経ち、Kは人々を驚かせるある事件を起こしてしまう。 ②ハワイに捜しに来た男(2013年11月、伊勢丹新宿店でのイベントで配布) 人捜しの依頼を受けてハワイに来た男は、依頼人から探してほし…
1、作品の概要 『惑いの森』は、2012年に刊行された中村文則のショートショート集。 自身初のショートショートになり、全50編からなる。 WEB文芸誌『マトログッソ』2010年11月~2011年12月掲載+書き下ろし。 イラストを松倉香子が手がけた。 2、あらすじ 特異な宗教集団、奇妙な空間や、亡霊たち・・・。 断片的に繋がっていく不思議で小さな物語たち。 惑いの森 (文春文庫) 作者:文則, 中村 文藝春秋 Amazon 3、この作品に対する思い入れ まぁ、ぶっちゃけショートショートってニガテな感じもありまして・・・。 夏目漱石の『夢十夜』なんかはなんか悪夢っぽくて好きですが。 それでも短い…
『砂のように眠る』関川夏央(新潮文庫) この文庫本は、かなり昔から私の本立ての中にあったのですが、この度ふらっと手に取ってふらっと読み始めて、今まで本書を最後まで読み切っていなかったことに気がつ
1、作品の概要 『美しい時間 冬の花火』は村上龍の中編小説。 ネスカフェ プレジデント25周年を記念して書き下ろされた。 小池真理子『美しい時間 時の銀河』も同時に刊行された。 写真は横山孝一が担当した。 モナコで自殺した知人の最期の言葉「冬の花火」のメッセージを受けて、主人公の男は妻と旅に出る。 2、あらすじ 父の代から世話になっていた経済人の大垣さんが、モナコのカジノで大勝したあとに自殺をした。 主人公の初老の男は、彼からの最期のメッセージ「冬の花火」を受け取っていた。 成功者だった大垣さんが自殺した理由は? 彼の前に、大垣さんの年の離れた愛人・サオリが現れて彼はその真意を知り、妻と共に旅…
1、作品の概要 『火花』は2015年に刊行された又吉直樹のデビュー作。 『文學界』2015年2月号に掲載された。 単行本の累計発行部数が239万部を突破し、芥川賞受賞作品として歴代で一番売れた作品となった。 第153回芥川賞受賞。第28回三島由紀夫賞候補。 2016年にネット配信ドラマ化。 2017年には板尾創路監督、菅田将暉、桐谷健太のW主演で映画化された。 売れない若手芸人の徳永が、個性的でカリスマ性がある先輩芸人・神谷に出会い。 その交流と葛藤の日々を描いた。 2、あらすじ 売れない若手芸人の徳永は、熱海の花火大会で一緒のイベントに出演した先輩芸人の神谷の言動に衝撃を受けて弟子入りする。…
1、作品の概要 『逆さに吊るされた男』は2017年に刊行された田口ランディの長編小説。 『文藝』2014年夏季号~2015年秋季号、2016年春季号に連載されていた。 作者の田口ランディが、地下鉄サリン事件の実行犯として死刑囚となった林泰男との交流を基に描いた物語。 2、あらすじ 引きこもりの兄が若くして突然死したことをトラウマに抱える作家の羽鳥よう子。 彼女は、知人の紹介からオウム真理教が起こした「地下鉄サリン事件」の実行犯で死刑囚となったYと面会し、以後15年間手紙と面会で交流するようになる。 マスコミから「キラーマシン」の異名を与えられた大量殺人犯のテロリストであるY。 しかし、彼は誰か…
1、作品の概要 『地球星人』は2018年に刊行された村田沙耶香の長編小説。 キノベス!!2019年第3位。 工場で生産される地球星人たちと、その常識に抗いポハピピンポボピア星人として覚醒した3匹の物語。 2、あらすじ 小学4年生の菜月は、いとこの由宇に自分は魔法少女であることを打ち明け、代わりに彼が宇宙人であることを教えられて恋人同士になった。 塾の先生の伊賀崎先生にされた性的な行為により傷ついた奈月は、秋級の祖父の葬式で再会した由宇と結婚し、性交するが大人たちに見つかり厳しく罰せられてしまう。 由宇と立てた誓い「なにがあってもいきのびること」を胸に生き続ける奈月は彼女を性的に損なおうとする伊…
1、作品の概要 『破局』は、2020年に刊行された遠野遥2作目の中編小説。 『文藝』2020年夏季号に掲載された。 第163回芥川賞を受賞。 2、あらすじ 恵まれた肉体と頭脳を持ち、一流の大学で何不自由なく恋人との日々を送る陽介。 彼は恋人の麻衣子と別れて、友人・膝のお笑いライブに来ていた灯と付き合い始めるが、ほとんど感情のゆらぎを感じることなく日々を生きていた。 平穏でどこか完結していた彼の完璧な日常はある日突然変容する。 破局 作者:遠野遥 河出書房新社 Amazon 3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ 遠野遥の作品は、『改良』『教育』と読んで、何かとても複雑な読後感と鮮烈な印象…
1、作品の概要 『コインロッカー・ベイビーズ』は1980年に刊行された村上龍の長編小説。 書き下ろしで、上下巻で刊行された。 彼の3作目の作品で野間文芸新人賞を受賞した。 日本のサイバーパンク作品の先駆けとして、多くのクリエーターに影響を与えた。 2、あらすじ 母親にコインロッカーに捨てられながら、生き延びてこの世界に産声をあげたキクとハシ。 施設で育った2人は、長崎の廃鉱の島の桑山夫婦にもらわれて歪みと世界への憎悪を抱えながら高校生に成長する。 ハシの失踪をキッカケに上京し、「薬島」と名付けられた東京のスラムに潜入したキクはハシと再会する。 ハシは音楽の才能を生かして有名なシンガーになるが、…
『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介(文春文庫) 時代的なものもあるからかなと思いますが、なんだか最近の芥川賞系の作品って非正規雇用の若者の話か、介護か認知症がらみの老人の話か、そのどちらかの
1、作品の概要 『こちらあみ子』は2010年に刊行された今村夏子のデビュー作の中編小説。 『こちらあみ子』『ピクニック』『チズさん』の3編が収録されている。 第24回三島由紀夫賞、第26回太宰治賞を受賞。 森井祐介監督で実写映画化され、2022年7月8日に公開された。 2、あらすじ ①こちらあみ子 自由奔放で純真な小学4年生のあみ子は、2つ上の兄と、書道教室をやっている母と、父の3人で暮らしていた。 授業もサボったり、破天荒な行動で周りを振り回すあみ子は問題児として周囲に認識されていたが、本人はどこ吹く風。 しかし、産まれてくるはずだった赤ちゃんが亡くなってしまい、家族の歯車が狂い始めてしまう…
☆大好きな作家・中村文則が作家デビュー20周年!!めでたい!!☆ はい、ってなわけで中村文則がデビュー20周年とのことです!! めでてぇ!! 今日は芥川賞・直木賞の発表ですが、そんなの関係ねぇとばかりに中村文則ネタ。 重大事件が起こった日も他局が特番を放送する中でブレずにアニメとか放映してるテレ東のごとく、僕も自分の道を歩みます。 と言いつつ、高瀬隼子さんの『おいしいごはんが食べられますように』が芥川賞が受賞したようですが、愛媛県出身の方ということでひそかに祝福したいですね!! 愛媛の誇り!! アオアシのアニメ化といい、愛媛に波が来てますね。 ちなみに僕らの中村文則も第4作『土の中の子供』で芥…
1、作品の概要 『海』は2006年に刊行された、小川洋子の短編集。 7編の短編と、自身の著作へのインタビューが掲載されている。 2、あらすじ ①海 結婚の承諾を得るために泉さんの実家を訪れた、僕。 彼女の弟の彼の部屋に泊まることになった僕は、そこで彼の不思議な演奏を聴く。 ②風薫るウィーンの旅六日間 20歳の私は貯金して参加したウィーン旅行のツアーで、60代半ばの琴子さんと同室になり、彼女と行動を共にするようになる。 琴子さんは若い頃に付き合って音信不通になったヨハンに会いにこのツアーに参加したとのことだったが・・・。 ③バタフライ和文タイプ事務所 バタフライ和文タイプ事務所で和文タイプをする…
『マスク』菊池寛(文春文庫) 本書は、サブタイトルに「スペイン風邪をめぐる小説集」とあります。 スペイン風邪というのは、かつて私も知らなかったのですが、このコロナ禍でいろんなところで何度か聞いた
1、作品の概要 2020年9月に発売された宇佐見りんの中編小説。 『かか』に続く第2作目。 2020年7月に発売された『文藝』秋季号にて掲載された。 第164回芥川賞受賞。 2021年本屋大賞ノミネート作品。 2、あらすじ 女子高生のあかりは、学校でも家庭でもバイト先でもうまくいかず、推しのアイドル・上野真幸を推すことが彼女の生きがいだった。 ある日、推しがファンを殴ったことで炎上し、推しの芸能活動も、あかりの日常も歯車が狂い始める。 それでも全身全霊をかけて全てを推しに注ぎ込むあかりだったが・・・。 推し、燃ゆ 作者:宇佐見りん 河出書房新社 Amazon 3、この作品に対する思い入れ、読ん…
『蓼喰う虫』谷崎潤一郎(新潮文庫) 例えばこんな萩原朔太郎の詩。 蛙の死 蛙が殺された、 子供がまるくなつて手をあげた、 みんないつしよに、 かわゆらしい、 血だらけの手をあげた、 月が
芥川賞や直木賞が発表される時期になるとソワソワしてしまう、そこのあなた!今回は芥川賞受賞時にその受賞コメントで世間の話題となり、かつその作風・文体によって多くの純文学愛好家を引き付けてやまない、田中慎弥氏の小説をご紹介します。(functi
『龍の棲む家』玄侑宗久(文春文庫) この筆者の小説も初めて読みました。 ちょっと今回のテーマと関係ないことを考えるのですが、新聞の広告スペースに「今月の○○文庫新刊」みたいなのが載っているときがあり
1、作品の概要 平野啓一郎による長編小説。 2012年に講談社より刊行された。 漫画雑誌「週刊モーニング」に2011年40号~2012年39号まで連載された。 2022年6月25日よりNHKの土曜ドラマにて全5回で放送される。 柄本佑、鈴木杏、阿部サダヲらが出演。 3年前に死んだはずの土屋徹生は突然復生者として蘇り、自らの死の謎を解明すべく奔走する。 2、あらすじ 3年前に会社の屋上か転落して死んだはずの土屋徹生は突然蘇り、周囲の人間を驚かせる。 世界中で、彼と同じように生き返る人々が増え始めていて、「復生者」と呼ばれていた。 死の直前の記憶がない彼は、自らの死因を調べ始める。 自殺だったのか…
『あの子の考えることは変』本谷有希子(講談社) 養老孟司のベストセラー『バカの壁』に、「バカの壁」とは何かの説明として、東大医学部の学生に授業をしていたら、もっとわかりやすく説明しろと何度となく言わ
1、作品の概要 2022年2月に刊行された、永井みみのデビュー作。 第45回すばる文学賞受賞作。 第35回三島由紀夫賞にもノミネートされた。 認知症を患う女性の目線で、彼女の壮絶な人生を振り返る。 2、あらすじ 安田カケイは、認知症の独居高齢者でヘルパーとデイサービスを併用しながら生活している。 介護職員の「みっちゃん」たちに手伝ってもらいながら日々暮らしていたが、1人の「みっちゃん」から「人生を振り返ってしあわせでしたか?」と問われ、自分の人生を振り返り始める。 自分の親しい人の死も忘れながら生き続けるカケイの脳裏に介護職員の「みっちゃん」たちとは違うほんとうのみっちゃんが浮かび、壮絶な一生…
『この道』古井由吉(講談社) この連作短編は、2017年から翌年にかけて「群像」に隔月連載されていたものです。その時の筆者の年齢が80歳から81歳、そしてその翌年2月に筆者は亡くなります。 と
1、作品の概要 1948年に刊行された太宰治の中編小説。 未完の『グッドバイ』を除き、彼が最後に発表した小説になった。 新潮文庫版だけでも発行部数が670万部を突破している。 『恥の多い生涯を送ってきました』の一文はあまりに有名。 葉蔵という奇妙な男の転落人生を、彼自身が残した3つの手記を通して振り返る。 2、あらすじ 葉蔵は東北の裕福な家で生まれ育ったが、生まれつき人間が当たり前に感じる感情や心の動きに共感することができなかった。 彼は、周囲の人間にそういった自身の空虚な内面が露見るのを畏れて、道化を演じ続けていた。 中学校時代の同級生竹一にその道化を見破られるも、「すごい画家になる、女にモ…
4月だ。早いねー
本の記録(2025-03)
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『爪と目』藤野可織(新潮文庫) 2013年の芥川賞受賞作です。 ……ふむ。 ……あ、……えー。 ……えー、まー、困っとるわけですね。 何に困っているのかというと、まー、この作品のどこがよくて芥川賞なの
1、作品の概要 2019年に角川書店から刊行された又吉直樹の長編小説。 彼の3作目の小説であり、初めての長編小説となった。 2022年4月に大幅に加筆されて文庫化された。 「文庫は単行本の廉価版であってはならない」という著者の意志のもと、カバーを現代美術家・西川美穂の作品に変更。 佐藤千亜妃と『人間』をテーマ楽曲を作成するコラボ動画を作成した。 何者かになろうともがく永山が芸術家の卵たちが共同で暮らす『ハウス』での日々を振り返りながら、38歳になったその後の人生と自分の現在地を見つめる物語。 www.youtube.com 2、あらすじ イラストと文章で何者かになろうとしていた20歳の永山は、…
『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子(ちくま文庫) 2005年に太宰治賞を受賞した筆者のデビュー作だそうです。 ただ、その時のタイトルは『マンイーター』というそうで、ちょっと大概な感じのタイ
1、作品の概要 2012年に刊行された中村文則の長編小説。 『新潮』2012年1月号に掲載された。 特異な迷宮事件に引き込まれていく男と、事件の唯一の生存者である美しい女性との危うげな繋がりを描いた。 2、あらすじ 過去に母親から捨てられて、中学生まで自分の中にRという架空の友人を創造し、精神的なトラブルを抱えていた新見。 法律事務所に就職した彼は、かつて自身が強く惹かれた迷宮入りの一家惨殺事件「日置事件」で生き残った紗奈江と男女の関係になり、再び事件にのめり込んでいく。 紗奈江と以前関係を持っていた行方不明の男の捜索を探偵の男に依頼されて、彼に身柄を引き渡した新見。 同じように事件にのめり込…
『殿さまの日』星新一(新潮文庫) 星新一と言えば、やはりわたくしも中学生の頃ですか、何冊か読みました。読みましたが、これも多くの読書少年が多分そうであったように、その後読まなくなってしまうんです
1、作品の概要 2011年に刊行された中村文則の長編小説。 彼の10冊目の作品。 『掏摸』の姉妹編。 『文藝』の2011年夏号に掲載された。 『掏摸』でも登場した木崎と対峙しながら、運命に翻弄される1人の女性を描いた。 2、あらすじ 施設で育ったユリカは、難病に苦しむ友人の子供の翔太を助けるために矢田から紹介された裏社会の仕事に手を染めるが、翔太は息を引き取ってしまう。 生きる目的を見失いながらも、組織の仕事をこなすユリカは、得体の知れない化物のような男・木崎に出会ってしまう。 絶対的な死を目前にして、ユリカはあがき、木崎と矢田を騙して生き延びようとする。 運命から逃れようともがく彼女の叫びは…
1、作品の概要 2016年4月に刊行された、平野啓一郎の長編小説。 2015年3月から2016年1月まで毎日新聞で連載された。 第2回渡辺淳一文学賞受賞。 天才ギタリストの蒔野と、海外で活躍するジャーナリストの洋子の恋を描いた恋愛小説。 2019年11月に福山雅治、石田ゆり子が主演で映画化された。 2、あらすじ 若い頃から世界で注目されている天才的なクラシックギターのアーティストである蒔野は、東京でのコンサートの打ち上げで意気投合した国際ジャーナリストの洋子に心を惹かれるようになる。 洋子には婚約者がいたが、フランスに戻ったあともメールとスカイプのやり取りで蒔野に好意を持つように。 バグダッド…
『神戸・続神戸』西東三鬼(新潮文庫) 例によって古本屋さんで見つけた文庫本であります。 「『おすすめ文庫王国2020』年間最優秀文庫編集者賞受賞」と、本の帯にあります。 何が何だかよくわからない
1、作品の概要 遠野遥3作目の作品にして、初の長編小説。 第43回野間文芸新人賞候補になった。 2021年『文藝』秋号に掲載。 2022年1月に刊行された。 少しだけ先の未来の閉鎖的な学園での生活を描いた。 2、あらすじ 佐藤勇人は、全寮制の学校で超能力を開花させる為に校則を忠実に守りながら、テストでいい成績を取って少しでも上のクラスへと進めるように日夜研鑽を積んでいた。 1日に3度のオーガズムを迎えること、栄養のバランスの良い食事を摂り、適度に体を鍛えることなど、彼は忠実に学校の指導に従っていた。 クラスメイトの真夏とは仲が良く時おりセックスをする有人関係だったが、彼女から演劇部の樋口部長か…
1、作品の概要 2010年に刊行された中村文則の書き下ろし長編小説。 彼の9作目の作品になり、最長の作品になった。 英訳版がウォール・ストリート・ジャーナルの2013年のベストミステリーの10作に選ばれる。 2018年に玉木宏主演で映画化された。 2、あらすじ 大財閥の久喜家の私生児として生まれた文宏は、父親の捷三からこの世の全てを損ない続ける「邪」として育てられる。 捷三は文宏と同い年の香織を引き取り、「邪」を育てるための贄にしようとするが文宏と香織は愛し合うようになる。 捷三の企みに気付いた文宏は自殺を装って父を殺害するが、大きく損なわれ、香織とも離れ離れになってしまう。 十数年後、文宏は…
1、作品の概要 2012年に刊行された白石一文の長編小説。 東日本大震災後の未来が不確かになったこの国で、いとこ同士の男女が淫欲に堕ちていくさまを描く。 2019年に柄本祐、瀧内公美主演で映画化される。 2、あらすじ 兄弟同然に育った従兄弟の直子の結婚式に参列するため、郷里の福岡に帰省した賢治。 恋人同士だった2人の再会は、かつての禁断の関係を呼び覚まし、再び愛欲に溺れる日々が始まる。 まるで現実から逃れるように禁忌を犯す2人。 東日本大震災で未来が揺れ動く不安定なこの国をさらなる悲劇が襲おうとしていた。 www.youtube.com 3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ このブログ…
1、作品の概要 『けものがれ俺らの猿と』『屈辱ポンチ』の2編中編からなる作品。 町田康2作目の作品。 永瀬正敏主演で映画化された。 屈辱ポンチ (文春文庫) 作者:町田 康 文藝春秋 Amazon 2、あらすじ 『けものがれ、俺らの猿と』 脚本家の佐志は、妻が留学して以来、仕事もなく、義父との関係もこじれ住処も追われそうになる始末。 一念発起して楮山から受けた仕事がうさんくさい仕事で、あちこちヘンテコな場所に連れて回られる。 『屈辱ポンチ』 金持ちの友人・浜崎からの依頼で跋丸への復讐を手伝うことになった岡倉。 どこかぼんやりしている帆一と協力して無言電話や、白紙ファックスなどの嫌がらせをするが…
1、作品の概要 1954年に刊行された書き下ろし長編小説。 第1回新潮文学賞を受賞。 ベストセラーとなり、5度も映画化された。 古代ギリシアの散文作品『ダフニスとクロエ』より着想を得た作品。 現代文明より隔離された離島での純朴な少年と少女の恋愛を描いた。 2、あらすじ 現代文明から隔絶された歌島で漁師を営む若い新治は、父を早く亡くし、母と弟を助けながら毎日懸命に働いていた。 ある時、村の有力者・照吉の娘・初江を見かけて気にかけるようになる。 次第に惹かれあう2人は監的哨で抱き合い、結婚の約束を交わすのだった。 初江に想いを寄せる安夫、新治を快く思わない照吉が2人の仲を引き裂こうとするが、2人は…
1、作品の概要 遠野遥のデビュー作。 『文藝』2019年冬季号に掲載。 第56回文藝賞を受賞。 ルッキズムに取り憑かれた青年が、女装し始める。 2、あらすじ 密かに女装をして自らの美しさを高めていくことに耽溺している20歳の青年の「私」 幼馴染のつくねと懇意にして彼女に性的な欲望を感じて、デリヘル嬢のカオリに激しい性的欲望を感じながらも、「私」は自らの美しさに磨きをかけていく。 女装をしてデリヘル嬢のカオリを迎えることを決意した「私」の世界が急速に崩壊し始める。 改良 (河出文庫) 作者:遠野遥 河出書房新社 Amazon 3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ 新世代の旗手。 太宰治じ…
1、作品の概要 2012年に刊行された10編からなる連作短編集。 「BE・LOVE」連載コミック『最果てアーケード』の原作として書き下ろされた。 世界で小さなアーケードで大家兼配達係りとして働く女性と、風変わりな店主達の物語。 表紙の装画を酒井駒子が担当した。 2、あらすじ 父母を亡くして、遺された小さなアーケードの大家兼配達係として働く「私」。 アーケードの店主たちは誰もからも個性的で、お客さんも一筋縄ではいかない人たちばかり。 濃い死の影に彩られた風変わりのエピソード、人々の想いが篭められた商品一つ一つに宿ったエピソードが紐解かれていく。 最果てアーケード (講談社文庫) 作者:小川 洋子…
1、作品の概要 2014年に刊行された村上春樹の短編集。 全6編からなる。 女性に去られてしまった男たちを描いた。 『ドライブ・マイ・カー』『イエスタデイ』『独立器官』『木野』は『文藝春秋』に、『シェエラザード』は雑誌『MONKEY』に掲載されて、表題作の『女のいない男たち』は書き下ろされた。 『ドライブ・マイ・カー』は2020年に監督・濱口竜介、主演・西島秀俊で映画化されている。 2、あらすじ ①ドライブ・マイ・カー 俳優の家福は、20年連れ添った妻を癌で亡くしてしまう。 彼女は夫以外の複数の男と寝ていたが、家福は彼女にそのことについて言及することができなかった。 目の病気のため運転が困難に…
『猛スピードで母は』長嶋有(文春文庫) この文庫は160ページの本文でちょうど真ん中で切れる、つまりきれいに80ページずつの小説が二つ収録されています。 なるほどこのくらいの長さが、「芥川賞ねら
『言文一致体の誕生……失われた近代を求めて1』橋本治(朝日新聞出版) 例によって図書館で見つけた本ですが。 いえ、図書館にこの本があることは、実はずっと前から知っていたのですが、ちょっとパラパラ読
『爆心』青来有一(文春文庫) この筆者については、わたくしかなり前に一つだけ短編小説を読んだことがありました。 その時の漠然とした印象が、この文庫本を見つけた時にふっと思い出されまして、実は一瞬
1、作品の概要 1948年に刊行された川端康成の長編小説。 1935年から断片的な断章が書き付けられて、13年をかけて最終的な完成に至った。 新潟県の湯沢温泉を舞台に山々や木々の美しい自然と、芸者の駒子との日々が語られる。 世界中で翻訳されて高い評価を得ている川端康成の代表作。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の序文はあまりにも有名。 何度も映画、ドラマ、舞台になった。 2、あらすじ 東京に妻子を持つ島村は、登山をしに単身訪れた北国の温泉地で若く美しい芸者・駒子と出会い恋仲になる。 いつか終わらせるべき関係と分かりつつも、2度3度と駒子に会いに温泉地を訪れる島村。 清潔で献身的な駒…
『白土三平論』四方田犬彦(作品社) 実はわたくし、新書版の全21冊の第一部『カムイ伝』を多分持っています。 多分というのは、現物を長く見ていないからで、多分押し入れの奥にあるだろうと思っているか
『地球星人』村田沙耶香(新潮文庫) さて「まくら」は、日本文壇の半期に一度のお祭り、芥川賞の事であります。 いえ、私は新聞やテレビのニュースなんかの報道では適当に興味を持ちつつも、受賞作について
『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』川村湊(光文社新書) 以前、よく似た感じのタイトルの本を読みました。あの時の本は、芥川賞だったと思います。(芥川賞の時は、なぜ取れなかったか、という本だった
『沙羅乙女』獅子文六(ちくま文庫) 獅子文六作品の読書報告は3作目であります。 まず『てんやわんや』を読んで、何だかもうひとつ面白くなかったような報告をしました。でも、あまり記憶に残っていません
『村上春樹の世界』加藤典洋(講談社文芸文庫) 『村上春樹は、むずかしい』加藤典洋(岩波新書) この度上記の2冊を立て続けに読みまして、取りあえず筆者が村上春樹の作品をどのように理解していったか
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先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
どんな本でもいいので「誰かにおすすめしたい!」と思ったらどんどん紹介して下さい☆ 本を見たり読んだりした感想を少し書いて下さい☆
ムック本についての情報
ただ好きなだけじゃうまくいかない。
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
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