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カフェで買った本2冊読む/家庭式リメイク料理
となりの億万長者〔新版〕 トマス・J・スタンリー
会計の神さまが教えてくれたお金のルール 天野敦之
お金のポケットが増えるスゴイ!稼ぎ方 山崎拓巳
夢と金 西野亮廣
イヌが教えるお金持ちになるための知恵 ボード・シェーファー
すべてを手にする人が捨てている41のこと 伊庭正康
元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者 小林義崇
11月3回目の図書活
村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」
六人の嘘つきな大学生 浅倉秋成
不思議のひと触れ シオドア・スタージョン
機巧館のかぞえ唄(名探偵 夢水清志郎事件ノート )第6巻 はやみねかおる
踊る夜行怪人(名探偵 夢水清志郎事件ノート)第5巻 はやみねかおる
着物で表参道ランチ!
「あのね、あのね・・・」 ここに来る前に、ちゃんと考えて来たんだ。 彼に伝えたいこと。 どんな時間を過ごしたいのか。 それなのに、彼を目の前にした私は、何一つ言葉になど出来なかった。 想いを全部伝えたいのに、 それを伝えるだけの言葉など、初めから存在しなかったかのように、 言葉はひとつも出てこなかった。 あのね。 そればかりを繰り返してしまう私に、彼は、うんうんと頷く。 「分かってる。全部、分かってるよ。大丈夫。」 そう言って、彼は、私を強く抱き締めてくれた。 私たちには、初めから、言葉など、必要なかったのかも知れない。 ただこうして、想い合うこと。 それだけできっと、気持ち伝えられる。 その…
私の名前を呼ぶ彼の声が聞こえる。 この耳にハッキリと、彼が私を呼ぶ声が聞こえる。 ソファーから対面した壁の、アーチ型に光る場所の前に、彼が立っていた。 走って彼のところへ飛び込んで行けば、彼は、私を抱き締めてくれた。 彼の名前をただ呼びながら、その温もりを感じていた。 どれくらいそうしていたのか、不意に私の顔を覗き込んだ彼は、笑い出した。 「ブハッ!鼻水垂れてるよ。」 そうして、ポケットから取り出したハンカチで、鼻水を拭ってくれた。 彼のハンカチは、とてもいい香りがした。 「よく来たね。」 そう言って、私に向けてくれたのは、あの頃と同じ笑顔だった。 涙を流す私の頬に、添えてくれた彼の手を握り締…
初めて連れて来られた天国という場所は、 非常に分かりやすく、大きな看板が建ててあった。 『天国』 私の半歩後ろを歩くおじいさんは、看板を見上げながら、 この看板は、見る人が使う言語に合わせて、文字が変化するのだと教えてくれた。 大きな看板の横を通り抜けると、見上げるほどに大きな扉があった。 恐る恐る扉の前に立つと、触れる前にその扉が開かれた。 「お待ちしておりました。こちらで手続きをお願いします。」 にこやかな白髪の老人に迎えられた。 お待ちしてたんだ? 少し驚きながらも、今夜の不思議な出来事の数々に、 私は、あまり動じることがなくなっていた。 今夜は、私が知る常識は、何もかもが通用しないよう…
「ふむ。何故とな? お前は、神なんていないと本気で思ったことがあるじゃろ?」 「えっと、まぁ、あった・・・かも知れませんね。」 思わず語尾が小さくなる。 「神なんていないとしながらも、ほんの少し、神を恨んだな?」 この質問への返答は、非常に気まずい。 「えっと・・・」 「ふふっ。まぁ、良かろう。 わしがお前の願いを叶えたいと思ったから、その願いを聞き入れたのじゃよ。 間も無く、天国じゃ。 そうだ。ひとつ話しておかねばならんの。 生あるものが天国で過ごせる時間は、8分間だけじゃ。 それ以上は、1秒足りたも、過ぎてはならぬ。 それだけは、絶対に守ってくれると約束してくれるな?」 8分間・・・。 私…
将来の夢。 それが、本当に望むことに該当するのだそう。 彼らが叶えてくれるのは、 大きな夢へと向かって歩むための小さな願いに過ぎないのだという。 真の願いとは、自分で叶えるから意味がある。 だから、それについては、誰も手出しが出来ないのだと話してくれた。 彼のように、願いを叶える者になるためには、 学ばなければならないことが、たくさんある。 例えば、言語。地理。 それから、犯罪の手助けをするようなことは、もちろん禁止であるため、 人間についてをよく知らなければならない。 どんなに学んでも、人の心は理解出来ないことも多いのだという。 さっき私の目の前で起こった、 大きな辞書が出てきたり、ペンが出…
彼のような存在は、そこらへんにたくさんいるけれど、 彼らの方から姿を見せようとしなければ、誰も見ることは出来ないのだと言う。 人間の前に姿を表す時には、 私の隣に座っているおじいさんのように、 人間にとって分かりやすい姿であることが多い。 けれど、その限りではなく、時には、 その姿を見せぬままに、願いを叶える者もあるという。 「姿を見せぬまま願いを叶えるのは、至難の技じゃよ。 なにせ、願う者の話を聞かなくとも全てを悟らねばならぬからな。」 願いを叶えるため、その人間を観察するが、 それでも、その全てを知れるわけではない。 その人が持つ本質を全て知ることが出来るのは、神だけだとか。 彼のように、…
「ずっと昔、わしらは、神の元、ただ、ふわふわと漂うような存在じゃった。」 その存在に、始まりはなく、初めから、そこにいたのだと言う。 性別もなければ、年齢もない。 ただ、初めから存在し、漂うものだった。 やがて地球という星が生まれ、そこは、青と緑の美しい星へと変わっていった。 神は、漂う者たちに命じた。 あの美しい星を守りなさいと。 「そうしてわしらは、例えば木に、例えば岩に、 この地球のあらゆるものに宿る者となった。 それは、わしらにとって、学びの機会となった。 ある者は数億年、ある者は数万年、 地球での学びを終えた者は、また神の元へと戻っていく。 再び、神の元で漂うだけの存在となったわしら…
街並みの光は、やがて見えなくなり、 光り輝く星だけの景色へと変わった。 飽きもせずに、星たちを眺めていた私は、 漸くここで、たくさんの疑問が浮かんできた。 いや。 これは、本当なら、 一番初めに聞かなければならなかったことなのだろう。 「あの、ところで、おじいさんは誰なのですか?もしかして、魔法使いですか?」 そんな私の言葉に、違うと首を振る。 けれど、その後に、言葉は続かなかった。 「え?じゃあ、もしかして神様?」 「かっ!神様?滅相もない!わしは、神様など足元にも及ばんよ! あぁ、なんてことだ!わしが偉大なる神だなんて!」 何故だか顔を真っ赤にして、両手をぶんぶん振りなら、一生懸命に否定し…
「天国・・・まで、お願いします。」 私の言葉に、一瞬、動きを止めたおじいさんは、こちらをじっと見つめた。 白くて長い眉毛の奥にあるブルーグリーンの瞳が一瞬、 悲しげに揺れたのは、気のせいだったのだろうか。 次の瞬間には、巨大なルーペを手に、地図を確認している。 「天国とな?その願い、しかと受け止めた! では、改めて。 おめでとうございます。あなたの願いが叶いました! 出発じゃ! ここから、88度の方向へ、真っ直ぐに!」 お爺さんの言葉を合図に、 私たちが乗ったマザーリーフは、ゆっくりと浮上し始めた。 少しずつ、街が小さくなっていく。 こんなふうに、自分が住んでいる街を眺めるのは、初めてのことだ…
「なんだね?そのハッキリしない態度は! はぁ・・・人間は分からんわ。 さっぱり分からん!ハッキリしなさいよ! この爺が、わざわざその願いを叶えに来てあげたというのに、全く・・・ あなたねぇ、 それなら、何故、空を見上げて、彼に逢いたいなどと言いながら泣くのじゃ? 泣いてばかりいるくらいなら、一度、その逢いたい人とやらに逢いなさいよ! いや!逢うべきだ! ・・・ なんだね?その顔は? この爺を疑っているのか?何も知らないくせにと? この爺が何も知らないとでも? 知ってるとも、知ってるとも。 あぁ!よく知ってるとも!」 顔を真っ赤にして怒りながら、 私が時々、彼の名前を呟きながら、 こっそりと泣い…
そういえば、おじいさんは、さっきから、支度をしろと騒いでいる。 私の夢を叶えてくれるとも。 一体、何のことだろう。 「えっと、どこに、ですか?」 「あれ?空を見上げて、お願いしてなかったかな?彼に逢いたいって。 さて、その彼とは、何処にいるのかな。」 両手を腰に当てて、胸を張り、どうだと言わんばかりの顔で、 今夜は、その願いを叶えに来たのだと言う。 「え?今ですか?」 本当に彼に逢えるのだろうか。 突然現れた目の前のおじいさんをジッとみつめながら考えた。 もしも、彼に逢えるのなら、今すぐにでも、逢いに行きたい。 確かに、私は、彼の言う通り、空を見上げては、彼に逢いたいと願っていた。 「もう一度…
一言も発することが出来ないままの私を、突然に急かし出した。 「いつまで座っているのです?さぁ!さぁ!支度を!」 突然現れた目の前の小さなおじいさんは、 忙しなく右へ左へと小走りしながら、急げ急げと繰り返す。 体が動かないままの私は、たくさんの言葉が頭の中に浮かびながらも、 漸く声に出すことが出来たのは、言葉になっていない声だった。 「え?あ、あの、は?」 やっとこれだけの声を発すると、 小さなおじいさんは、動きを止めて、私の顔をじっと見つめると、 エ、ア、アノ、ハと抑揚のない声で、私の言葉を繰り返し、首を傾げた。 「あれ?日本人じゃないの?」 そう言って、どこから出して来たのか、 彼の身長と然…
「迎えに来たよ。」 深く静かで、とても優しい声で目が覚めた。 無意識に携帯電話の画面を確認すれば、0:00。 眠りに就いてから、然程、時間は経っていない。 ボーッとする頭のまま、目を擦ったところで、窓を叩く音が聞こえた。 そして、再び聞こえたのは、さっきの声だ。 迎えに来たよ と。 ここは、二階だ。 誰かが窓を叩くわけはないし、窓の外に誰かがいるはずもない。 恐る恐る、細くカーテンを開けてみると、窓の向こうにいる誰かと目が合った。 「うわ!」 びっくりして、後ろに飛び退いた私は、そのまま尻餅をついてしまった。 「痛っ・・・」 小さく声を上げながら、体勢を直そうとした私の目の前には、 どこから入…
神様、お願いします。 どうか、彼に逢わせて下さい。 ほんの少しだけでいいのです。 ほんの少しだけ・・・ 私は時々、空を見上げては、 叶わぬ願いと知りながらも、こうして、願いを口にしてみる。 もう一度だけ、彼に逢いたい と。 そうして、 たくさんの大粒の涙を流した後は、 いつの頃からか、こんな自分を冷笑するようになった。 神様? そんなもの、いないんだよ、きっと。 もしも、神様がいるのなら、 彼をここから連れ去ってしまうようなことはしないもの。 目に見えないものを肯定しながら否定する。 いつの頃からか、私は、そんな矛盾を抱えるようにった。 大切な人が、この世からいなくなってしまうこと。 突然に、…
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先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
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