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消え去りゆく珠玉の言葉があります。 新しく興る清新な言葉があります。 純文学、大衆文学、児童文学、歴史文学etc... 文学と名のつくもの、文学と名のつきそうなもの、あるいは、これも文学と紹介したいもの、何でも構いません。 文字と文学を愛する人々全てのコミュニティとして、何でもお気軽にトラックバックして下さい。
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文学の記事

1件〜50件

  • ベルリンから立ち昇って来るもの
    2020/02/26 11:57
    ベルリンから立ち昇って来るもの

      『百年の散歩』多和田葉子(新潮社)  ドイツのことを何も知りません。 いえ、居直っているわけではありません。我ながら困ったことだなあとは思いつつも、何といいますか、なかなか、えいやっ!と、改めて西

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 特権
    2020/02/25 12:41
    特権

    Emily Dickinsonの詩で、 最も心に残っているもののひとつは、#1704です。 Unto a broken heart No other one may go Without the high prerogative Itself hath suffered t...

    Romi

    家路

  • 『モレルの発明』/アドルフォ・ビオイ=カサーレス
    2020/02/21 22:32
    『モレルの発明』/アドルフォ・ビオイ=カサーレス

    モレルの発明 (フィクションの楽しみ)作者:アドルフォ ビオイ=カサーレス出版社/メーカー: 水声社発売日: 2008/10メディア: 単行本ガルシア=マルケス、ボルヘスとともに南米文学を代表するカサーレスの代表作、らしい。「カサーレス」=「傘レス」=「傘がない」=「井上陽水」? いきなりどうでもいい連想だが感触的にはそんなに遠くもない。最後まで読み終えるとそんな気もするカサーレス。個人的には、マルケスには衝撃を受けた作品が多く、ボルヘスにも好きな短編がいくつかある(ピンと来ないものも少なくない)。しかし彼らと並び称されるカサーレスとなると、何を期待したらいいのかいまいちわからず、しばし入口付…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 願いが1つだけ叶う/全部叶う
    2020/02/20 21:54
    願いが1つだけ叶う/全部叶う

    困った時にお願いするのが、「神さま」、「仏さま」、そして「お地蔵さま」です。今回は「お地蔵さま」の話です。 どんな願いでも聞いて下さるお地蔵さまはだめです。どんな願いでも「1つだけ聞いて下さる」お地蔵さまが良いのです。私は「新型コロナウイルスが今すぐ終息

    ひろ

    「いのち輝き塾」…人が輝く、企業が輝く、地球が輝く

  • 短篇夢小説「目覚めのチャーハン」
    2020/02/18 20:41
    短篇夢小説「目覚めのチャーハン」

    引っ越したばかりの新居で目を覚ました私は、どうやら自分が床で寝ていたことに気づいた。そんなことはこれまで一度もなかった。引っ越したてなのでまだベッドがないのかもしれなかった。しかし引っ越すとしたら、真っ先に寝床の心配をするのが自分であるように思ってもいた。 上半身だけ起こして周囲を見渡すと、私はそこが思ったより広い部屋であることに驚いた。たしかに私が賃貸契約を結んだのはワンルームであり、そこはたしかにワンルームであることに間違いはないのだが、だだっ広いコンクリート打ちっぱなしのその様子は、明らかに店舗用物件であるように思われた。 私はとりあえず顔を洗って目を覚まそうと洗面所を探したが見当たらず…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • スリリングで野心的な長編小説
    2020/02/17 09:40
    スリリングで野心的な長編小説

      『母の遺産――新聞小説・上下』水村美苗(中公文庫)  上下2冊の力作長編小説です。 といっても、この筆者の過去の作品『本格小説』などに比べたら、ほぼ半分の分量です。 この方は、天性の長編小説作家です

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 縮めるのが好きな日本人
    2020/02/13 21:42
    縮めるのが好きな日本人

    日本人は、「縮める」のが好きです。小さいものに美を認め、あらゆるものを「縮める」ところに、日本文化の特徴があります。以前「『縮み』志向の日本人」と言う本を読んで感動しました。 さて、孫が「ノーベン」と言うので、全く意味不明、ついていけません。聞いてみると

    ひろ

    「いのち輝き塾」…人が輝く、企業が輝く、地球が輝く

  • この「くったく」をどうしようか
    2020/02/10 09:00
    この「くったく」をどうしようか

    ​​​  『山椒魚』井伏鱒二(新潮文庫)  『山椒魚』の冒頭に「山椒魚は悲しんだ。」とあります。  また、この井伏鱒二の初期短編集には12の短編小説が収録されていますが、その多くの作品に「くったく」と

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 人生の四季…インドヒンズー教の場合
    2020/02/08 21:57
    人生の四季…インドヒンズー教の場合

    自然に四季があるように、人生にも四季があると言います。四季折々の出来事を前向きに楽しみながら、心おきなく人生を卒業して行きたいものです。 四季の考え方はいろいろですが、インドのヒンズー教では、人間の一生を「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林

    ひろ

    「いのち輝き塾」…人が輝く、企業が輝く、地球が輝く

  • 不条理は 我慢くらべだ 人生だ
    2020/02/07 20:37
    不条理は 我慢くらべだ 人生だ

    私は「理系」です。だから、私が文学少年だったと言うと、家族が笑います。でも、中学生の時、夏目漱石「坊ちゃん」の感想文が日立市の文芸集に掲載され、高校生のときのクラブ活動は「文学部」でした。本を読むのも、文章を書くのも好きでした。そのような訳で、アルベール

    ひろ

    「いのち輝き塾」…人が輝く、企業が輝く、地球が輝く

  • 書かずに書かずに書く
    2020/02/03 09:42
    書かずに書かずに書く

      『影裏』沼田真佑(文春文庫)  3つの小説が収録されていますが、1つ目の小説「影裏」が芥川賞受賞作です。  冒頭から続く森の描写、これがびっくりするくらいよかったです。 明晰で透明感があって、何だ

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 短篇小説「絵馬神の憂鬱」
    2020/01/30 22:20
    短篇小説「絵馬神の憂鬱」

    絵馬専門の神を「絵馬神」という。絵馬というのはもちろん、願い事を書いて吊るす五角形のアレである。近ごろは神様の仕事も分業化が進んでおり、絵馬神は絵馬に書かれた願いごとを叶えること以外やってはいけないことになっている。いわゆる働き方改革というやつであり、おかげで残業が減ってプライベートが充実した。 とはいえ、人間というのは書けばなんでも叶うと思っているようで、神社には大量の絵馬が毎日のように追加されてゆくから、絵馬神は絵馬しか見ていないとはいえ全然暇ではない。 ただでさえ時間のない絵馬神、本来ならば、すべての願いを比較検討したうえで、叶えるべき優先順位をつけてから実力を行使してゆくべきところだが…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 太宰流青春文学の戸惑い
    2020/01/26 15:21
    太宰流青春文学の戸惑い

      『晩年』太宰治(新潮文庫)  以前より私は、太宰治は我がフェイヴァレット作家のひとりだと本ブログで書いてきました。今でも基本的にそう思っています。 この度、太宰治の第一作品集『晩年』を読みまして、

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 短篇小説「理由あり不動産」
    2020/01/20 18:02
    短篇小説「理由あり不動産」

    更新を二ヶ月後に控え、目下賃貸物件を探して商店街を練り歩く憑彦が不動産屋の前を通りかかったのは、まさに運命というほかないだろう。その程度のお安い運命ならばどこにでも転がっている。 路上に設置された立て看板には、〈リーズンホワイ〉という店名が縦書きで記してある。その文字を修飾すべく脇に「理由あり不動産」と銘打ってあるのが気になるところだ。しかしその右列にはさらに「説明詳細、懇切丁寧! 理由がわかれば怖くない!」とフォローのキャプションが小さな文字で一行つけ足されている。 たしかに人は何よりもわからないものを恐れる。ひょっとしたらいい人かもしれない宇宙人を人間が異様に恐れるのは、その正体がただただ…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 井伏作品の魅力と謎
    2020/01/18 18:39
    井伏作品の魅力と謎

      『山椒魚の忍耐―井伏鱒二の文学』勝又浩(水声社)  さて私は、井伏鱒二の小説とつげ義春の漫画はどちらを先に読んだのだろうと、ふと考えましたら、やはり、まー、つげ漫画が先だったかなと思います。  「

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 短篇小説「失礼くん」
    2020/01/15 00:10
    短篇小説「失礼くん」

    「失礼しま~す!」 今日も失礼くんが、元気よく知らない家に上がりこんでゆく。もしもあなたが彼に失礼されたくないのなら、この時点で「失礼しないでください!」と即座に返答しなければならない。さもなくば、失礼くんはこのひとことが受け入れられたことによって、以後すべての失礼を許されたと解釈し、失礼の限りを尽くすことになる。この日も特に返事は聞こえなかった。 失礼くんは失礼な人なので、もちろんインターホンなど鳴らさないしノックなどするはずもない。とはいえ玄関の鍵さえ閉めておけば勝手に上がりこまれる心配もない……と言いたいところだが、失礼くんが上がりこむ家は、決まって玄関の鍵を掛ける習慣のない家と相場が決…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 言葉の微妙なバランスを探って
    2019/12/26 12:32
    言葉の微妙なバランスを探って

      『アサッテの人』諏訪哲史(講談社文庫)  言葉にこだわった小説ですね。 しかし、まー、仮にも小説を書こうとする人なら、言葉にこだわらない人は、いませんよね。 小説を書きながら言葉にこだわらないとい

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 珈琲 (17)
    2019/12/12 21:11
    珈琲 (17)

    インスタントコーヒーを飲むとき、よく思う事がある。 ルイ・フェルディナン・セリーヌ(Louis-Ferdinand Céline)は、その独特の文体や反ユダヤ思想で有名な、両大戦期、戦後にかけて活躍したフランス人作家である。大学時代、初めて彼の代表作、「世の果てへの旅」(中公文庫 生田耕作訳)を読んだとき、最終章の生々しく繕いの無い表現と疾走感に、衝撃を受けたものである。自分は、反ユダヤ主義でも何でも無いが、その特異な文体に惹かれ、以後、彼の作品を何冊か読み進めることとなった。 第二次大戦後、以前書いた反ユダヤ的評論や政治的パンフレットが原因で、逮捕状が出され、彼はデンマーク等で亡命生活を送る…

    遠固人

    遠固人

  • 次は、いちおう、太宰治……かな
    2019/12/09 09:03
    次は、いちおう、太宰治……かな

      『三つの空白―太宰治の誕生』鵜飼哲夫(白水社)  この間まで森鴎外の伝記関係の本を何冊かまとめて読んでいましたら、結構おもしろかったものの、20冊近く読んだらちょっともう鴎外はいいかなという気にな

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 遊女世界の描き方
    2019/12/01 19:11
    遊女世界の描き方

      『ゆうじょこう』村田喜代子(新潮社)  このタイトルは漢字で書くと『遊女考』となるんでしょうね。 なぜ平仮名になったのかは、一応読んでみればそのニュアンスはわかります。 でも、……んんー、「なになに

    analog純文

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  • 短篇小説「ジダハラ」
    2019/11/15 13:38
    短篇小説「ジダハラ」

    世間では時短ハラスメント、略して「ジタハラ」というものが流行っているようだが、わたしの職場では「ジダハラ」にすっかり迷惑している。 ジダハラの原因は、わたしと同じ職場で働く壇田踏彦という男である。踏彦はことあるごとに地団駄を踏む。その足音が、周囲をジリジリと苛つかせるのである。すでにおわかりだとは思うが、ジダハラとは「地団駄ハラスメント」の略である。 厄介なのは、われわれ地団駄を踏み慣れていない人間にとって、いまだ地団駄という行為が未知の領域であるということだ。地団駄とは本来、怒りや悔しさから踏むものと思われている。だが踏彦の様子を観察した結果、わたしを含む周囲の同僚らの見解では、それは地団駄…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 鴎外という謎
    2019/11/11 06:52
    鴎外という謎

      『鴎外最大の悲劇』坂内正(新潮選書) 「街のごろつきのような言いがかり」(高橋義孝)「自己弁疏に寧日がない」(同)「自分の最も深い傷口を隠したとまでは言うつもりはないが、何か釈然としないものを感じ

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 間違いだらけの「新語流行語全部入り小説2019」
    2019/11/06 23:30
    間違いだらけの「新語流行語全部入り小説2019」

    ある朝求人サイトにあな番の広告が出ていた。電話をかけてみたらいきなり採用となった。あな番とはアナウンサーの番組でもアナーキーな番長でもなく、穴の見張り番をする仕事だと説明されて、それくらいなら僕にもできると思ったのが不幸のはじまりだった。あらゆるバイトをクビになってきた僕にとって、それはなんとか食いつないでゆくための、いわば命を守る行動であったはずなのだが。 アルバイト初日に呼び出された場所はオフィスではなく、とある山の中腹にある山小屋であった。そこで僕を待っていた主任は、山小屋の前にぽっかりと開いた直径10メートルほどの大きな穴の前で僕に言った。「とりあえずこの穴を、日が暮れるまで守ってくだ…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 短篇小説「来店ルーティーン」
    2019/10/31 16:18
    短篇小説「来店ルーティーン」

    泣ける曲を口ずさんでいる男が街角を歩いていると、本当は喫茶店をやりたかった八百屋の前でいつもニヤニヤしている男と出会った。泣ける曲を口ずさんでいる男といつもニヤニヤしている男は中学時代の同級生であったが、特に仲が良いわけではない。「やあ、久しぶりだね(ニヤニヤ)」 いつもニヤニヤしている男はこのときもやはりニヤニヤしていた。もちろん泣ける曲をくちずさんでいる男も、泣ける曲を口ずさんでいたからこそそう呼ばれている。二人は十年ぶりに出会ったが、十年前に偶然遭遇したときも二人はその状態だった。だから泣ける曲を口ずさんでいる男は、いつも泣ける曲を口ずさんでいる男と言ってもいいかもしれない。これからはそ…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 「恋がかなう」と「恋愛が終わる」
    2019/10/29 16:39
    「恋がかなう」と「恋愛が終わる」

      『マチネの終わりに』平野啓一郎(毎日新聞出版)  「失恋」という言葉がありますね。 あー、そういえば、若かりし頃、心ならずもこの語の現す事態に、何度も何度も引きづり込まれていたなぁ、と、わたくしは

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    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 鴎外を嫌いになるということ
    2019/10/22 16:58
    鴎外を嫌いになるということ

      『鴎外闘う家長』山崎正和(新潮文庫)  鴎外についての本をあれこれ読んでいますと、「扣鈕(ぼたん)」という詩がいろんなところに出てきます。それを何度となく読んでいると、とても哀感があっていい詩に思

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 太宰治 記念館 「斜陽館」 (青森県 五所川原市)
    2019/10/21 15:56
    太宰治 記念館 「斜陽館」 (青森県 五所川原市)

    先週、JR東日本の大人の休日俱楽部パスとレンタカーを使って、津軽半島を周ってきました。 天候にも恵まれ最高の旅でした。Photo by Kirishima太宰治 記念館 「斜陽館」 明治40年、津軽の大地主・大富豪の津島源左衛門(太宰の父)が今の金額にして約10億円をかけて建築した入母屋造りの大豪邸である。 旅館 「斜陽館」 として営業していたものを町が買い取り、1億円以上をかけて解体修復し、建築当時のままの姿によみがえらせた...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 竜飛漁港 と 太宰治文学碑
    2019/10/21 15:56
    竜飛漁港 と 太宰治文学碑

    Photo by Kirishima国道339号線、通称 「階段国道」  この国道を100メートルくらい下っていくと、竜飛漁港に出る。竜飛漁港、竜飛の集落。 高台に見える建物が 「ホテル竜飛」。 ここから300メートルくらい行ったところに太宰の文学碑がある。竜飛漁港にある太宰治文学碑。 太宰治をして 「ここは本州の極地である。この部落を過ぎて道はない。ここは本州の袋小路だ。」 と言わせた漁村である。 現在でもその面影は失わ...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 第104回 「水中都市」に描かれた父親(安部公房) 文学に関するコラム・たまたま本の話
    2019/10/20 15:01
  • 又吉直樹の『人間』を読み終えたら、太宰治の『人間失格』が読みたくなった
    2019/10/18 22:22
    又吉直樹の『人間』を読み終えたら、太宰治の『人間失格』が読みたくなった

    ★商品を見る→又吉直樹 人間 1540円 又吉直樹の3作目の長編小説『人間』を読んだ。 昨年9月から今年5月にかけて毎日新聞夕刊で連載していた作品を 加筆修正したもの。 漫画家の夢が破れた主人公 永山が東京

    anzu_ame

    きれいの秘密を見つけよう♪

  • 騎士団長をどう考える?(前半)
    2019/10/06 08:21
    騎士団長をどう考える?(前半)

      『騎士団長殺し・第1部第2部』村上春樹(新潮社)  この本の読書報告は2回目です。 2回目というのは、連続としてのものという意味ではなく、本ブログに2回別々の感想文を書いた、という意味ですね。つい

    analog純文

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  • 山田彩人『眼鏡屋は消えた』の感想
    2019/09/27 11:35
    山田彩人『眼鏡屋は消えた』の感想

    何となく手に取り、1本の長編ミステリだということで読む。端的に言ってしまうと、作品としては「可も不可もない」という印象。が、興味を惹かれる部分もあった。気になることは幾つもあったが、長編ミステリを読むという当初の目的は達せられ、その点は満足できた。

    星見

    何か読めば、何がしか生まれる

  • この小説がわかってたまるか
    2019/09/26 08:25
    この小説がわかってたまるか

      『死霊Ⅰ』埴谷雄高(講談社文芸文庫)  ……うーん、やはり。 ……やはり、第一次戦後派のあたりが弱い、な、と。  ……えっと、何の話かと申しますと、ははん、とお気づきの方もいらっしゃるだろうと思いますが

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • この徹底的な人間不在
    2019/09/17 18:53
    この徹底的な人間不在

      『ポトスライムの舟』津村記久子(講談社文庫)  休憩終了のベルが鳴り、ラインが動き始める。休憩前よりは軽く感じる手を上げて、流れてきた一本目の乳液のキャップを固く閉めて、表裏上下とひっくり返して確

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  • 有島武郎の『一房の葡萄』を読むと鮮やかな色が浮かんでくる
    2019/09/16 20:23
    有島武郎の『一房の葡萄』を読むと鮮やかな色が浮かんでくる

    ★商品を見る→有島武郎 一房の葡萄 453円 日本の名作を読むと日本語は美しいなあと、改めてそう思う。 有島武郎の『一房の葡萄』も子供向けの短編だけれど 何回読み返しても 物語と同じくらい言葉の美しさに感

    anzu_ame

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  • カタストロフはなかなか困難だ
    2019/09/08 18:47
    カタストロフはなかなか困難だ

      『パンク侍、斬られて候』町田康(角川文庫)  冒頭しばらくして本書の重要な登場人物(というか、と「登場集団」)の「腹ふり党」の説明が出てきます。本作品は2004年に単行本として刊行されていますが、

    analog純文

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  • 森鴎外の『高瀬舟』はしみじみとした会話に胸を打たれる
    2019/09/03 23:47
    森鴎外の『高瀬舟』はしみじみとした会話に胸を打たれる

    ★商品を見る→デカ文字文庫 森鴎外 高瀬舟 626円 私は森鴎外の高瀬舟を時々思い出したように読む。 島送りになった罪人の喜助と、護送する同心の庄兵衛。 ふたりが高瀬舟の上で しみじみとした会話をする場面

    anzu_ame

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  • 文芸批評の大家が80歳で
    2019/09/01 11:29
    文芸批評の大家が80歳で

     『伯爵夫人』蓮實重彦(新潮文庫)  もうこの小説が発表されて3年にもなるのですね。文庫にもなってますし。  新潮文庫の裏表紙の文章に、こうあります。  東大総長も務めた文芸批評の大家が80歳で突

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  • エロチックなヨッパ谷の家
    2019/08/25 11:10
    エロチックなヨッパ谷の家

      『ヨッパ谷への降下』筒井康隆(新潮文庫)  本文庫には、副題として「自選ファンタジー傑作集」と付いており、筆者の多くの新潮文庫の短編集から作品を集めた一冊という形になっています。筆者の新潮文庫の最

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  • オオヤミノルの『KAFE工船』で味わうネルドリップと「粋」/京都カフェ
    2019/08/25 10:12
    オオヤミノルの『KAFE工船』で味わうネルドリップと「粋」/京都カフェ

    オオヤミノルの『KAFE工船』で味わうネルドリップと「粋」 せっかく京都に行くのだから、 最近自分でもはじめた「ネルドリップ」で淹れるコーヒーの美味しいお店に行きたい!なんて思っていて、調べていると、 以前購入した『BRUTUS 〜コーヒーの教科書2019〜』 の巻頭特集で載っていた、焙煎家オオヤミノルさんのお店が京都にある! ということに気づき、 これは行かなければ!ということで 京都で20年、深煎りとネルドリップを基本にコーヒーを淹れ続けているお店という 『KAFE工船』 に行ってきました。 随所に「粋」を感じる素敵なお店で、 じっくりと時間をかけて淹れてくれる ネルドリップコーヒーを味わ…

    ダイキ

    BLUE, COFFEE &

  • 村上春樹も訪れた!栄の老舗『加藤珈琲店』で「珈琲ぜんざい」を。/名古屋カフェ探訪vol.25
    2019/08/24 13:11
    村上春樹も訪れた!栄の老舗『加藤珈琲店』で「珈琲ぜんざい」を。/名古屋カフェ探訪vol.25

    村上春樹も訪れた!栄の老舗喫茶店『加藤珈琲店』 こんにちは。 相変わらず暑いですね… 名古屋の夏、耐えられません...笑 さて、そんな厳しい日差しを真っ向に受けながら、 またぶらりと喫茶店に訪れました。 今回紹介するのは、 『加藤珈琲店 栄店』です。 なんとこのお店、あの村上春樹が訪れているのだとか… それを知って以来、 村上春樹のいちファンとしては、 絶対に行かねば!というのが頭の片隅にずっと残っていたのですが、なかなか行くことができず。 今回ようやく訪れることができ、村上春樹も食べたという「珈琲ぜんざい」も食べることができたので、 その様子を振り返っていきたいと思います! *目次* 村上春…

    ダイキ

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2
    2019/08/13 09:11
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2

    ​​​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)  前回の続きです。「ゆきの宿」のクライマックスの部分。友人斉木君の家に泊まった翌朝、「僕」が雪の庭で斉木君に会う場面です。 斉木君は、昨晩僕が先に寝た後、妻が泣い

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1
    2019/08/08 19:30
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1

    ​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)​  ◎下記本文中に「sperm」という表現があります。私は最初「精〇」と書いてたんですが、「〇液」と書くと、アップデイトするときに「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反する

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  • 女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編
    2019/08/05 07:24
    女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編

      『穴』小山田浩子(新潮文庫)  最近、近年の芥川賞受賞の若い作家の作品をパラパラと呼んでいるのですが、タイトルのつけ方のセンスで言うと、この作家と津村記久子はその独創性において双璧のように感じます

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  • わが青春の澁澤読書体験
    2019/07/21 17:04
    わが青春の澁澤読書体験

      『唐草物語』澁澤龍彦(河出文庫)  さて、澁澤龍彦です。 今回この報告を書くに当たって、一体私は何歳くらいまで澁澤龍彦の本(あの黒魔術がどうのこうのという本)を、追いかけるように読んでいたのだろう

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  • 関西人作家の関西弁小説を思う
    2019/07/16 08:22
    関西人作家の関西弁小説を思う

      『鬼の詩・生きいそぎの記』藤本義一(河出文庫)  この筆者は亡くなって6年ほど立つ方ですが、私は初めて小説を読みました。 わたくしは関西に住んでいますので、この関西人作家もすでに読んでいればよかっ

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 【当ブログへの入口】ウェルカム短篇小説おすすめ5選【もしかするとそのまま出口】
    2019/07/13 11:49
    【当ブログへの入口】ウェルカム短篇小説おすすめ5選【もしかするとそのまま出口】

    久しぶりに長編小説を書こうと思っていて、何かネタになるものはないかという浅ましい思いで、当ブログに書いた自作短篇小説を珍しく読み返してみたりしている。本来自分が書いたものを読み直すのは好きじゃないのだが、改めて読んでみるとまったく身に覚えのないフレーズや展開が随所に出てきて興味深い。なので今日は、このブログを最近訪れるようになってくれた読者の方々への入門編として、また以前から訪れてはいるもののそんなにちゃんと読んでいない方々へ向けて(いやブログとは、だいたいそのようなものだと思ってます)、これまでに書いた短篇小説の中から、なんとなく思い浮かんだおすすめの5作を、今回の読み直しで印象に残った身に…

    井上智公

    泣きながら一気に書きました

  • 書評『北京の秋』/ボリス・ヴィアン
    2019/07/13 11:47
    書評『北京の秋』/ボリス・ヴィアン

    フランス文学の異端児による奇譚。再読して改めて気づくのは、この作品がとにかく遊び心にあふれているということだ。そしてそれがなぜか哀しい。そんな作者の独特なスタンスを理解するためには、巻末の安部公房による解説にある、本作の謎めいた題名に触れた一文が助けになる。 なぜ「北京の秋」なのだろう。ヴィアン自身、その質問に対して、なんの関係もないからだと答えているらしい。 これは一見ひねくれているように見えるかもしれないが、「なんの関係もない」というバッサリ切断された感覚は、逆に清々しくもある。不条理ではあるが、そもそもこの世の条理が信頼に足るかと言われればそれこそ疑問だ。現実的でありながら、現実とは綺麗…

    井上智公

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  • パワフルな中学一年生女子の姿
    2019/07/08 21:18
    パワフルな中学一年生女子の姿

      『ジニのパズル』崔実(講談社)  やー、なかなか元気な小説が出て来たぞと思いました。 主人公の中学一年生の女の子が、そこいらじゅうを走り回って飛び回っているような小説です。 といっても、もちろん能

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • どこをとっても小説的
    2019/07/01 08:50
    どこをとっても小説的

      『山の音』川端康成(岩波文庫)  本当に久しぶりにこの小説を再読しました。 前回読んだのは、恐らく私が大学の二年生か三年生くらいだったと思います。なぜそんなことが分かるかというと、その頃本書を読ん

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