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SF小説を紹介してください。また、SF小説の映画化・テレビ化まんが化や、SF作家さんの訃報や最新情報などについての記事を書いたときはTBをお願いします。 同人・創作小説は下記のトラコミュへ http://novel.blogmura.com/tb_entry73384.html
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SF小説の記事

1件〜100件

  • #えびけん
  • #和食器
  • 2022/09/29 15:16
    H•G•ウェルズの名作タイム・マシンと続編タイム・シップのあらすじと感想

    小説の一ジャンルとして確立されているタイムトラベル作品。その金字塔として、語り継がれる名作タイム・マシンのあらすじをお届けします。そして、タイム・マシンの発表から100年後。作者没後のはずの作品に続編が出版され、それはとんでもない大作でした。

  • 2022/09/18 22:13
    【読書】タイムトラベル&平行宇宙!?伊坂幸太郎の『PK』を読んで頭が混乱!って話

    どれを読んでも一定の水準で面白く読めるのが伊坂幸太郎の小説。オレは「安定の伊坂幸太郎」と呼んでるんだけど、今回の『PK』はこれまでの伊坂作品とは少し趣きが違ってた。もちろん洒落た会話等の「伊坂節」は健在だけど、この小説は再読必至の一冊かも。

  • 2022/08/25 19:36
    「三体X 観想之宙」 著 宝樹

    「三体X 観想之宙」 著 宝樹 世界的に大ヒットした「三体」シリーズの公式スピンオフ作品です。 「三体」シリーズの劉慈欣さんが書いたものではなく、そもそもはただの一ファンであった宝樹さんが「三体」が好きすぎてシリーズで語られなかった部分を自

  • 2022/08/17 21:58
    「嘘と正典」 著 小川 哲

    「嘘と正典」 著 小川 哲 小川哲さんの短編集ですね。 個人的にとても自分の好みに合ったものを読ませてもらえる好きな作家さんです。 特徴的なのは、SFが基本でありながら、ジャンルを飛び越えて話を作り込んでくる点ですね。 特に歴史に造詣が深く

  • 2022/08/11 08:09
    「氷結時代の終わり」 著 六角光汰

    「氷結時代の終わり」  著 六角光汰 六角光汰さんの「太陽系時代の終わり」の姉妹編にあたる小説です。 「太陽系時代の終わり」を読んだ後に、ぜひ続編が読みたいと思っていたところに、姉妹編なら「小説家になろう」で読めるとのことで読んだ本です。

  • 2022/07/27 18:35
    「太陽系時代の終わり」 著 六角光汰

    「太陽系時代の終わり」  著 六角光汰 なかなか読み応えのある話でした。面白かったです。 ハードSFではあるんですが、この手の話は、好きな人はどんどんと読み進めちゃいますね。 単純にその世界観を楽しむことが出来ました。 わたし好みの作品です

  • 2022/07/25 18:57
    「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙 伴名練 編

    「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙  伴名練 編 SF作家の伴名練さんが編集したアンソロジーですね。 姉妹編の「怪奇篇」が面白かったので、「恋愛篇」も読んでみました。 収録されているのは、以下の9篇です。 「死んだ恋人からの

  • 2022/07/16 21:40
    「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」 伴名練 編

    「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」  伴名練 編 SF作家の伴名練さんが、優れた作品でありながらも、これまで種々の短編集で拾われていない作品を集めたアンソロジーです。 集められた短編は、 ・「DECO-CHIN」中島らも ・「怪奇

  • 2022/07/09 07:57
    「なめらかな世界と、その敵」 著 伴名 練

    「なめらかな世界と、その敵」  著 伴名 練 今後の日本SF界を引っ張っていくであろう、伴名練さんの短編集です。 6つ作品が収められていますが、どれも面白いです。大抵短編集って、微妙なものも混じっていることが多いんですけれど、ホントにハズレ

  • 2022/06/24 21:35
    「華氏451度」 著 レイ・ブラッドベリ

    「華氏451度」  著 レイ・ブラッドベリ SF小説の古典ですね。「火星年代記」のレイ・ブラッドベリの代表作です。 アメリカでは、国民的文学のとさえも言われている作品です。 ディストピアものとしては、オーウェルの「1984」と双璧ですね。

  • 2022/05/28 14:11
    「火星の人」 著 アンディー・ウィアー

    「火星の人」  著 アンディー・ウィアー 端的に言うと、火星に行った宇宙飛行士の一人が火星に取り残されてしまって、どうやって生き抜くかと言う話ですね。 文庫版の解説にもありますが、多くの人は奇しくもどちらもトム・ハンクスの主演作である「キャ

  • 2022/04/28 18:28
    「ビット・プレーヤー」 著 グレッグ・イーガン

    「ビット・プレーヤー」 著 グレッグ・イーガン 現代ハードSFを代表するグレッグ・イーガンの短編集です。 さすがに気鋭の作品だけあって、短編や中編にもかかわらず、どれも読みごたえがありますね。 グレッグ・イーガンと言えば、理系脳がなければな

  • 2022/04/13 18:15
    「犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 著 コニー・ウィルス

    「犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」 著 コニー・ウィルス 大好きなコニー・ウィルスの航時歴史家シリーズですね。 シリーズの順番で言うと、「ドゥームズデイ・ブック」に続く二番目の話です。 本作の舞台は主に19世紀

  • 2022/02/15 19:09
    「あなたの人生の物語」 著 テッド・チャン

    「あなたの人生の物語」  著 テッド・チャン 中短編の名手と謳われるテッド・チャンさんの短編集ですね。 寡作ではあるものの、そのすべての作品においてレベルが高く、ほとんどの作品がネビュラ賞やヒューゴー賞の受賞もしくは候補作となっているだけあ

  • 2021/12/22 00:17
    【読書】スケールの大きさに圧倒される/小松左京の大傑作『果しなき流れの果に』を読んでみた!って話

    小松左京の『果しなき流れの果に』は昭和40年のSF小説だけど、いまだにSF小説の投票では上位にランクされる傑作。初めて読んでみたけどノックアウトされた。人類の進化、超存在、タイムトリップ、平行宇宙等々、いろいろなSF要素が詰め込まれた名作。

  • #出川哲朗の充電させてもらえませんか?
  • 2021/11/10 20:54
    「零號琴」 著 飛浩隆

    「零號琴」  著 飛浩隆 現在の日本SF界のトップランナーである飛浩隆さんの長編ですね。 寡作ながらも本を出すたびに批評家すらも驚かせる飛さんの作品ですが、いやあ、今回も驚かされました。 飛さんの作品は、細かい理系用語が飛び交うわけでもなく

  • 2021/10/16 09:01
    「三体III 死神永生」 著 劉慈欣

    「三体III 死神永生」  著 劉慈欣 ただただ圧倒されました。 すごいとしかいいようがないです。 この手のハードSFの完結篇は大抵、形而上的な話になりすぎてよくわからなくなることも多いのですが、この作品はそんなことはなく読み始めると最後ま

  • 2021/10/16 08:29
    「時間封鎖」 著 ロバート・チャールズ・ウィルソン

    「時間封鎖」  著 ロバート・チャールズ・ウィルソン わたしがSF小説のコアなファンになったキッカケを作った作品ですね。 この本を読んでその世界観に惹かれ、もっとこうした体験をしたいと思ったのでした。 SF小説として、わたしがこの本が優れて

  • 2021/10/16 08:29
    「無限記憶」 著 ロバート・チャールズ・ウィルスン

    「無限記憶」 著 ロバート・チャールズ・ウィルスン 評価の難しい話でした。 ヒューゴー賞に輝いた「時間封鎖」の続編ですが、続編として「時間封鎖」でわからなかった事実を解き明かしていくという意味では非常に興味深い話でした。 ただこの作品が三部

  • 2021/10/16 08:29
    「連環宇宙」 著 ロバート・チャールズ・ウィルスン

    「連環宇宙」  著 ロバート・チャールズ・ウィルスン スッキリしました。 「時間封鎖」シリーズ三部作の最後の話ですが、二部の「無限記憶」でやや消化不良であった部分が本作ではキッチリと解決されていて最後はSF小説の定番であるセンスオブワンダー

  • 2021/06/04 21:58
    護衛艦しらね、最後の観艦式-砲塔故障するも最後の踏ん張りを見せる-

    間があいてしまいましたが、海自の観艦式の時の様子を再び載せたいと思います。今回は動画にて、ヘリコプター搭載護衛艦しらね(DDH-143)の砲塔旋回と射撃の様子…

  • 2021/05/14 22:33
    山椒 (53)

    前回(解放(52))述べたように、西日本の川では、チュウゴクオオサンショウウオ (Andrias davidianus)と在来のオオサンショウウオ(Andrias japonicas)の交雑が進み、オオサンショウウオの純系が風前の灯火の状態にあるという。ということは、各地の主要な動物園や水族館には、両生類館や両生類コーナーがあり、しばしばこの最大の有尾目であるオオサンショウウオが展示されているが、施設側がいつ頃どこで採取された個体を入手したかによるが、展示個体が交雑種である可能性は十分にあるわけである。 自分が、幼き頃夢中になったテレビ番組に、同年輩の方ならよく知っている横山光輝氏作の「仮面の…

  • 2021/02/23 17:23
    変身 (49)

    以前、怪奇小説の話を書いた(願望(38))。欧米には怪奇小説の短編の名作が多く、ウィリアム・ホープ・ホジスン(William Hope Hodgson)の「夜の声」(The Voice in the Night)も好きな作品の1つである。ご存知の方もいると思われるが、この短編はあの昭和期の怪奇映画「マタンゴ」の原作となった作品である。と書くと小説の内容も、察しがつくわけであるが、若年であった自分にとって、VFXとかSFXが登場する前に作られたこの映画は、初見以来ずっと印象に残っている邦画の1つであり、たまに放送があるとつい時間を割いて見てしまうわけである。 映画では、ヨットで海に繰り出した一行…

  • 2021/01/03 23:27
    【あらすじ】『三体』劉慈欣【ヒューゴー賞 2015年】

    劉慈欣の2015年ヒューゴー賞受賞作『三体』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! エピローグ 現代ー王森 ゴーストカウントダウン 超国家組織 高エネルギー粒子加速器 物質の基本構造 丁儀 オンラインゲーム「三体」 三体世界 = 三つの太陽 脱水化 文明の破滅と再興 現代の三体文明 侵略にかける希望 オンラインゲーム「三体」の正体 紅岸基地の正体 葉文潔の発見 三体世界からの返信 侵略の警告 エヴァンズとの出会い ジャッジメント・デイ号 地球三体協会の分裂 救済派 降臨派 地球三体協会と国際軍警組織の対立 地球三体協会と国際軍警組織の戦い 三体世界の、地球侵略計画の全貌 エピロー…

  • 2020/12/20 08:54
    【あらすじ】『ヴィーナス・プラスX』シオドア・スタージョン【ヒューゴー賞 1961年】

    シオドア・スタージョンの1961年ヒューゴー賞受賞作『ヴィーナス・プラスX』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 主人公チャーリーの目覚め レダム人との出会い 教育施設へ セレブロ・スタイル レダム人 タイムマシン チャーリーが招かれた理由 レダム人の正体 コントロール・ナチュラル レダムからの脱走 レダムの真実 チャーリーが招かれた真の理由 チャーリーの正体 チャーリーの終わり レダムの外部では 主人公チャーリーの目覚め 主人公チャーリーが眼を覚ましたとき、そこは全く異質の世界だった。目覚めたその部屋は奇妙で曲線的な、カプセルのような空間である。彼が横たわっていたのは、清潔で…

  • 2020/11/29 23:31
    【感想】『黙示録3174年』ウォルター・ミラー【ヒューゴー賞 1960年】

    ウォルター・ミラーの1961年ヒューゴー賞受賞作『黙示録3174年』の、感想です。 1960年のヒューゴー賞受賞作品には、この「黙示録3174年」にも「ヴィーナス・プラスX」という作品があります。どちらも冷戦下での核戦争の恐怖を濃厚に反映した物語となっています。この時代のムードだったのでしょうか。 「黙示録3174年」では、最初の核戦争で完全に失われた文明が1,200年もかけて復興する歴史と、復興した文明が結局再び核戦争に突入していく様、核攻撃を受けた町の凄惨な被害が大変なリアリティを持って記述されます。 この作品の異色な点は、3174年の最終戦争が北米大国とアジアの覇権国家の戦争として描かれ…

  • 2020/11/22 07:07
    【あらすじ】『黙示録3174年』ウォルター・ミラー【ヒューゴー賞 1960年】

    ウォルター・ミラーの1961年ヒューゴー賞受賞作『黙示録3174年』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 第三次世界大戦による文明荒廃 文明の根絶 聖リーボウィッツ修道院 大記録 中世以前の文明レベルと、弱肉強食の世界 群雄割拠時代 産業革命 タデオ博士とルネッサンス 科学文明の再興 群のオモムクトコロ計画 二超大国時代 核戦争 再び最終戦争、そして「群ノオモムクトコロ」計画の実行 第三次世界大戦による文明荒廃 二十一世紀の地球では遂に第三次世界大戦が勃発し、全面核戦争により地球上の全ての国家は破壊され尽くした。この最終戦争による世界の破滅は、文明の荒廃した後世では「火炎異変」…

  • 2020/11/17 07:04
    【本の感想】海野十三『十八時の音楽浴』

    海野十三 『 十八時の音楽浴 』は、音楽で国民を統治する独裁国家を描いたSF小説です。独裁者の哀れな末路というのはありふれた話し。注目は、男性が身体改造して女性になるというエピソード。1949年発表からすると、かなり進んだジェンダー感ですね。

  • 2020/09/18 04:04
    SF (41)

    ジェイムズ.P.ホーガン(James Patrick Hogan)は好きなSF作家の一人である。大学時代、書店で初めて「星を継ぐもの(Inherit the Stars)」を手に取り、その後、「ガニメデの優しい巨人(The Gentle Giants of Ganymede)」、「巨人たちの星(Giants' Star)」(いずれも創元SF文庫)と読み進めてしまったのは、お決まりのパターンである。所謂、これら巨人三部作も十分良いのだが、個人的には、その後の、「造物主の掟(Code of the Lifemaker)」が好みである。 土星の衛星タイタンに発生した機械生命による、文明の顛末を描いた…

  • 2020/09/07 08:19
    【あらすじ】『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア【ヒューゴー賞 1960年】

    カート・ヴォネガット・ジュニアの1960年ヒューゴー賞受賞作『タイタンの妖女』の、あらすじです。 !!ネタバレにご注意ください!! 時空を翔ける人、ラムファード トラルファマドール星人サロ 火星軍 コンスタントのツキと失脚 ラムファードの元妻ビアトリス コンスタントの改心と悲劇 二人の子クロノ少年 親友ストーニィとの出会いと別れ 火星地球戦争 火星軍は聖者であり殉教者 「宇宙のさすらい人」の予言 コンスタントの吊るし首人形 コンスタントの帰還とタイタンへの追放 クロノのお守りの秘密 地球の歴史はトラルファマドール星に歪められていた 太陽系を去るラムファードと、サロの最後 ビアトリス死す サロの…

  • 2020/09/04 07:10
    【本の感想】ジョージ・R・R・マーティン、リサ・タトル『翼人の掟』

    ジョージ・R・R・マーティン 、 リサ・タトル 『 翼人の掟 』は、翼人という世襲の特権階級が存在する世界で、繰り広げられる異世界ファンタジーです。登場人物たちの大空への夢や憧れが印象的。ラストも味わい深く、読み応えがあります。

  • 2020/08/13 21:33
    【感想】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』の感想です。 実写映画「スターシップ・トゥルーパーズ」 小説「宇宙の戦士」は、実写映画「スターシップ・トゥルーパーズ」(ポール・バーホーベン監督、1997年)の原作です。 実写映画版は、DVDをずっと前から持ってまして、子どもが気に入っていたため何十回も見ていました。 実写映画版は悪く言えばグロいB級娯楽作品です(ただし非常に面白い)。原作は非常に真面目な、滾るように熱い小説で、実写映画版のB級的なエログロ要素一切無しです。 映画では、政府の戦争プロパガンダに釣られた志願兵たちは、過酷な…

  • 2020/08/12 08:44
    【作品の中の日本】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』中で描かれる日本をご紹介します。 スズミ スズミ 主人公ジョニーとキャンプ・カリー同期になる、機動歩兵志願者。日系人らしい。小柄な若者。柔道の達人。柔道の訓練で、キャンプ・カリーの指導教官ズィム軍曹を巴投げで投げ飛ばす。投げられたズイムはスズミに「バンザイ!」と叫び、スズミは「アリガトウ」と笑みを返す。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。 ー近日公開予定ー それではまた…。

  • 2020/08/11 08:06
    【本の感想】小川 隆、 山岸 真 編『80年代SF傑作選』

    小川 隆 、 山岸 真 編『 80年代SF傑作選 』は、日本で編纂された80年代海外SFアンソロジーです。上、下2巻に分冊されています。サイバーパンクものとの先入観で、本書を選択するとハズレるでしょう。下巻は捨て作なしの名品ぞろいです。

  • 2020/08/08 13:56
    【名言】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】【名言】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』作品中の、名言の数々をご紹介します。 「暴力は何も解決しない」などという、歴史的に見て間違っている、しかも不道徳極まりない主張」「暴力は、他のどんな要素と比べても、より多くの歴史上の問題に決着をつけてきた…それに反する意見は最悪の希望的観測にすぎない」 「私の母は暴力では何も解決しないと言っています」という、女子生徒の発言に対する、ハイスクールの道徳科学担当デュボア先生の発言。 状況によっては、敵の都市を水爆で攻撃することが、(叱るために)赤ん坊を斧で殴るのと同じくらい愚かな行為になるこ…

  • 2020/08/04 21:56
    【未来技術】『宇宙の戦士』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    映画『スターシップ・トゥルーパーズ』原作、ロバート・ハインラインの1960年ヒューゴー賞受賞作『宇宙の戦士』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 ネオドッグ パワード・スーツ ネオドッグ 犬を人工的に変異させた軍用犬。犬の六倍の知能を持つ。喋ることができる。ただし口の形上、b, m, p, vは発音できない。 人間だったら愚鈍に過ぎないが、軍用犬としては超優秀(人の言葉が理解できて、簡単な内容であれば喋ることもできる犬を想像してくださいーすごく優秀な軍用犬になるでしょう?)。 パワード・スーツ 機動歩兵の最も重要な装備。詳しくはあらすじをお読みになってください。 今日はこのへんで…。…

  • 2020/08/01 06:31
    名言【ヒューゴー賞】1959年 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン

    「かつては私も収入が多かったが、嫌なことも多かった。今は収入は少ないが、嫌なことは何も無い。私はここにいますよ」 主人公キップの父、ラッセル博士の返答。ワシントン勤務(快適な冷暖房付きオフィス)のオファーを電話で断りながら。 「統計の世界に対抗するには、充分な準備をするかどうかだけだ。…計画的に努力するんだぞ」 石鹸会社が企画した懸賞に当選して月世界旅行に行くと決めたキップに対する、父ラッセル博士の助言。 「こんなことでやきもきするんなら、銃殺隊を前にするときは、どうやって穏やかにしているつもりだ?」 懸賞の結果発表の中継放送の直前の主人公キップの異常な緊張を見て、父ラッセル博士が言う言葉。男…

  • 2020/08/01 00:05
    管理人コメント【ヒューゴー賞】1959年 『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン

    [評価 = S級] 宇宙服の修理とカスタマイズが実にリアル とにかく血の気が多くて短気な主人公たち 最後の地球審判はちょっと唐突 宇宙服の修理とカスタマイズが実にリアル 物語の前半では高校生キップが、懸賞でもらった中古宇宙服を、少しでもリアルを味わうために、夢中になって修理・カスタマイズします。これらの修理・カスタマイズは、地元の工場やジャンク・パーツ・ショップを足繁く探し回って掘り出し物を見つけ出しながら、高校生の小遣いの範囲内で少しずつ実現されていきます。使用する代替部品、修理方法などの過程がとてもリアルに(かつわかりやすく)描きこまれていて、ワクワクさせられます。作者は実際に宇宙服を修理…

  • 2020/07/31 14:09
    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

    『大宇宙の少年』ロバート・ハインライン【ヒューゴー賞 1959年】【感想】

  • 2020/07/31 09:26
    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【あらすじ】

  • 2020/07/30 20:25
    【未来技術】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 フロートデスク フロートデスク 机。磁力で空中に浮いている。当然だが脚は無い。仕事が終わると脇にクイッと押しやってやるだけで、部屋の奥の壁の前までスーッと滑って行って、そこで停止して片付いてくれるので便利。 バリエーションで、コーヒーワゴンというものもある。コーヒーのポットやカップなどが載ったワゴンである。やはり磁力で空中に浮いている。プログラムしておくと、キッチンから客間までワゴンを自動で配達することが可能。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。…

  • 2020/07/30 07:34
    【感想】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【感想】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』について、色々感想・コメントです。 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められないのが面白い…! 「ドルセイ!」の魅力… リアルな戦闘シーンとドルセイ人の無敵っぷりがカッコイイ…! 本作の一番の魅力は、戦闘・戦争シーンでしょうか。説得力のあるSF的なリアルさと迫力を堪能できる、戦闘・戦争シーンが全編に散りばめられています。ドルセイ星人の無双ともいえる圧倒的な強さがカッコイイ。 ドナルの深い読みが周囲の高官に滅多に好意的に受け止められな…

  • 2020/07/29 20:49
    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】【未来技術】

    ゴードン・ディクスンの1960年ヒューゴー賞受賞作『ドルセイ!』に登場する、SF的な未来の技術をご紹介します。 フロートデスク フロートデスク 机。磁力で空中に浮いている。当然だが脚は無い。仕事が終わると脇にクイッと押しやってやるだけで、部屋の奥の壁の前までスーッと滑って行って、そこで停止して片付いてくれるので便利。 バリエーションで、コーヒーワゴンというものもある。コーヒーのポットやカップなどが載ったワゴンである。やはり磁力で空中に浮いている。プログラムしておくと、キッチンから客間までワゴンを自動で配達することが可能。 今日はこのへんで…。よろしければ↓別記事も↓お読みになってみてください。…

  • 2020/07/25 17:51
    【あらすじ】『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年】

    『ドルセイ!』ゴードン・ディクスン【ヒューゴー賞 1960年受賞作】のあらすじ

  • 2020/07/17 07:36
    【本の感想】マイクル・スワンウィック『大潮の道』

    大洪水が定期的におこる惑星を舞台に繰り広げられる、テクノロジーと魔法の物語です。細かな設定が語られないため、雰囲気で理解するしかないという如何にもな90年代SFです。とっつき難くく、読み進めるのに時間を要しますが、読了してみればサプライズも随所にあって満足度は高いでしょう。

  • 2020/04/21 19:47
    過去へ (30)

    本場所のその日の取り組みを終えた力士数人が、部屋に戻ろうと国技館を出ると突然靄が立ち込めた。何事かと思っていると目の前に木造の街並みが現れた。時代劇で見たことがあるような、そう彼らは江戸の町にタイムスリップしたのである。 昨今、ドラマや映画でタイムスリップものが評判である。それらを見ていていつも思う事がある。現在でも、江戸時代から継承している文化や行事があるし、ドラマや映画等で江戸時代の風物が再現されている。では、それら継承或いは再現した人、文物、態様が、タイムスリップして、過去に出現した時、何事もなく、当時の人々に受け入れられるものなのかということである。 冒頭に書いたように、浴衣や着物を着…

  • 2020/04/14 07:22
    【本の感想】ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』

    ユカタン半島キンタナ・ロー州を舞台とした3つの連作短編からなる海洋幻想小説です。幻想的なフワフワ感に、現実のやるせなさを混ぜ込んだような作品です

  • 2020/03/15 07:06
    【本の感想】フレドリック・ブラウン『火星人ゴーホーム』

    フレドリック・ブラウン 『 火星人ゴーホーム 』は、飛来した十数億の異星人による地球侵略ものです。本作品のヤツらは、マンツーマンで人々にまとわりつき嫌がらせするという口撃(?)を仕掛けます。オチはそこにいくまでのドタバタが愉快な分あっさり目ですね。 作品 の評価:★★★★☆

  • 2020/02/28 01:01
  • 2020/02/15 07:56
    【本の感想】フィリップ・K・ディック『ヴァリス』

    フィリップ・K・ディック 『 ヴァリス 』は、狂気へ誘われた男が、秘密教義を著していく過程を描いています。神学、哲学、心理学、歴史学が、渾然となって捻り出された教義は、難解この上ありません。ディックの精神世界と博覧強記ぶりに圧倒される作品です。 作品 の評価:★★★★☆

  • 2020/02/12 21:42
    米澤穂信編『世界堂書店』は、良質な毒を飲むようです。

    物凄く純度の高い毒を少量、時間をかけて、ワイングラスでゆっくりと、舌の上で丹念に転がして飲んだような読後感……でした。つまり全く爽やかではありません。どこまでも後引く余韻は最悪です(これは褒め言葉と申しますか、褒めるなどという立場ではありませんから、敬意なのですが)凄、かったです……

  • 2020/02/09 08:40
    【本の感想】ジェームズ・ティプトリー・ジュニア『星ぼしの荒野から』

    ジェームズ・ティプトリー・ジュニア 『 星ぼしの荒野から 』は、ファース・トコンタクト、スペース・オペラ、幻想、終末ものとバリエーションが多く、いずれもシニカルで苦い後味を感じるSF短編集。ネビュラ賞受賞作「ラセンウジバエ解決法」は必読です! 作品 の評価:★★★★★

  • 2020/02/03 07:10
    【本の感想】ブルース・スターリング『塵クジラの海』

    ブルース・スターリング 『 塵クジラの海 』は、水のない惑星を舞台にした冒険ファンタジーです。サイバーパンクの旗手のデビュー作がファンタジーとは驚きですが、習作というところでしょうか。ムーブメントの勃興前夜という時間軸でみると、感慨深いですね。 作品 の評価:★★★☆☆

  • 2020/01/21 07:09
    【本の感想】ケン・グリムウッド『ディープ・ブルー』

    ケン・グリムウッド 『 ディープ・ブルー 』は、ファンタジーよりのSF作品です。イルカが高度な知性を持っており、イメージを交信の手段として、独特の文化を形成しているという設定。ありがちなのだけれど、太古の昔から存在する知識の共有体と、それに順応する海洋哺乳類といった世界観は新鮮です。 作品 の評価:★★★☆☆

  • 2020/01/09 07:15
    【本の感想】コニー・ウィリス『リメイク』

    コニー・ウィリス 『 リメイク 』は、 新作映画をつくらなくなった21世紀のハリウッドが舞台です。映画ツウ度を試される「細かすぎて伝わらない」小ネタがてんこ盛りになっています。ロマンチックなボーイ・ミーツ・ガール風の近未来SFです。 作品 の評価:★★★★☆

  • 2020/01/03 07:53
    【本の感想】ジョン・ヴァーリイ『へび使い座ホットライン』

    ジョン・ヴァーリイ 『 へびつかい座ホットライン 』は、著者の未来史<<八世界>>が舞台です。クローン技術が発達した未来世界では、死とは、遺伝子が全て抹消されること。一個の肉体の死に意味はありません。生と性への執着が失われた世界に薄気味悪さを感じます。 作品 の評価:★★★☆☆

  • 2019/12/27 20:44
    【本の感想】フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』

    フレドリック・ブラウン 『 発狂した宇宙 』は、パラレルワールドに宇宙冒険風味を加え、著者ならではのヒネリを効かせた作品です。有人宇宙飛行がまだまだ先の1949年に刊行されたというのだから驚き!パラレルワールド好きには必読の書と言えるでしょう。 作品 の評価:★★★★☆

  • 2019/12/15 07:30
    【本の感想】吉村萬壱『バースト・ゾーン』

    吉村萬壱 『 バースト・ゾーン 』は、異国のテロリストを殲滅せんと、戦闘員となった市井の人々が奏でるSFテイストの群像劇です。登場人物たちは、品性下劣ともいうべき輩。著者独特の筆致で、誰もが持っている根源的ない厭らしさを、ど直球で突きつけてきます。 作品 の評価:★★★★☆

  • 2019/12/09 07:09
    【本の感想】スティーヴン・ジョーンズ 編『フランケンシュタイン伝説-海外ホラーSF短編集』

    スティーヴン・ジョーンズ 編『 フランケンシュタイン伝説 - 海外ホラーSF短編集 』は、フランケンシュタインがテーマのホラーアンソロジーです。”モンスターとして生まれた苦悩”みたいなステレオタイプな作品はないので、読んでいて飽きはしなと思います。 作品 の評価:★★★☆☆

  • 2019/11/29 07:07
    【本の感想】神林長平『戦闘妖精・雪風(改)』

    神林長平 『 戦闘妖精・雪風(改) 』は、惑星・フェアリで異性体との戦闘に明け暮れる人々の物語が、非情かつ冷徹なパイロット深井零と愛機 雪風を中心につづられていきます。人間とは何か、人は何のために戦うのかとういう形而上学的なSF連作短編集です。 作品の評価:★★★★★

  • 2019/11/11 09:42
    【本の感想】菅浩江『そばかすのフィギュア』

    菅浩江 『 そばかすのフィギュア 』は、びっくり仰天のアイディアとか、ハードSFのガジェットが飛び出すわけじゃありませんが、かえってそれが古さを感じさせないのでしょう。SFならではの舞台装置を借りながら、人の内面をじっくりと見つめたバリエーションの広い作品集となっています。 おすすめ 度:★★★★★

  • 2019/11/02 07:10
    【本の感想】山岸真 編『90年代SF傑作選』

    山岸真 編『 90年代SF傑作選 』は、サイバーパンクが終結し、時代の息吹みたいのを感じなくなった90年代のSFアンソロジーです。編者の趣味によるところ大なので傑作かどうかは貴方次第というところ。バリエーションがより豊かな下巻はなかなか楽しめます。 おすすめ 度:★★★★☆

  • 2019/10/12 09:04
    【本の感想】星新一『妄想銀行』

    星新一 『 妄想銀行 』どの年代でも、どこの国でも楽しめる、著者の普遍性への指向を感じる短編集です。喜怒哀楽といった情緒を削ぎ落とし、一歩引いたところから淡々と物語が紡ぎだされます。いつ読んでも古びた感じがしないのが素晴らしいですね。 おすすめ 度:★★★★★

  • 2019/08/14 07:13
    【本の感想】平井和正『狼の紋章』

    平井和正 『 狼の紋章 』は、人狼=ウルフガイ 犬神明の活躍を描く学園バイオレンスアクションで、ウルフガイシリーズの第1作目です。孤高のヒーロー V.S. 暗黒社会の御曹司が本作品のメインストーリーで、その闘いがハードボイルドタッチに描かれていきます。日本SFの至宝の一冊です。 おすすめ 度:★★★★★

  • 2019/08/13 07:22
    【本の感想】ダン・シモンズ『夜の子供たち』

    ダン・シモンズ 『 夜の子供たち 』は、ドラキュラ伝説に科学的解釈を試みたSFチックな仕上がりのホラー作品です。所々、ヴラド・ツェペッシュのモノローグが挿入されてい。串刺し候ドラキュラの伝記の体裁になっていて興味深いですね。 おすすめ 度:★★★★

  • 2019/08/02 21:25
    祝🌟星雲賞 「零號琴」

    「零號琴」飛浩隆 星雲賞日本長編部門受賞 おめでとうございます❗零號琴p飛さんは兼業作家のため寡作ではありますがSF界では非常に評価が高く輝かしい受賞歴をお持ちの作家さんです。SF大会の企画「フフ、飛浩隆です。『零號琴』を語ります。」(声:細川俊之) すべてを語り尽くす。 公開の場で零號琴を語るのは最後ということで注目度が高く立ち見が出るほど大盛況でした。連載終了からの改稿になぜ7年かかったのか。 元ネタの開示など、作品のベースとなるコンセプトを語る語る。録音、ブログSNSでの拡散OKの企画でした。 詳しいレポートはこちらwww.asahi.com聞き手のオキシタケヒコさんの愛ある解説と朗読も…

  • 2019/08/02 16:23
    祝🌟星雲賞 「暗黒声優」

    星雲賞 日本短編部門受賞 「暗黒声優」草野源々 おめでとうございます❗最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)この本には中編が3編収められているのですが表題作「最後にして最初のアイドル」に続いて「暗黒声優」も星雲賞に輝きました。(*’ω’ノノ゙☆パチパチ 受賞は逃したものの日本SF大賞の候補作でもあります。 ゲンゲンさんは日本SF界のアイドル? というより超新星でしょうかね。長男は「最後にして最初のアイドル」を爆笑しながら読んでました。 そしてSF大会ではゲンゲンさんの企画に参加し質問までしてきたのだとか。 私は他に見たい企画があって行けなかったので長男が帰省した時に詳しく聞いてみよ…

  • 2019/08/02 07:07
    【本の感想】シオドア・スタージョン『人間以上』

    シオドア・スタージョン『人間以上』は、タイトルがあらわすとおりポストヒューマンものです。超能力少年少女たちが集って、ひとつの個性である集団的有機体(ゲシュタルト・オーガニズム)を形成するという物語。 本作品は、人間の存在そのものを問うているようです。おすすめ 度:★★★★☆

  • 2019/07/31 19:24
    うなぎばか

    SF大会の疲れがなかなか抜けないエセ妻です。SF大会には「小さなお茶会」という企画がございまして、 ゲストを囲んで少人数でお話しできるのです。 今回参加したのは倉田タカシさんのお茶会。 同時期にデビューした作家さん達も参加され、文壇カフェ状態に。 作家さん同士認めあっている姿を見たり読んだりするのは大好物なので 私的にはたいへんおいしいお茶会でした。(前日、うなぎを食べたことはナイショです)倉田タカシさんの「うなぎばか」 うなぎ絶滅後の世界を描いたポストうなぎエンタメ連作短編集 表紙イラストも倉田さん 多才ですね。うなぎばか倉田さんの漫画 IT用語解説系マンガ:食べ超 - @IT酉島伝法さん、…

  • 2019/07/24 10:57
    100分de名著 小松左京スペシャル

    小松左京スペシャル 2019年7月 (NHK100分de名著) 「虚無回廊」回のゲストは瀬名秀明さん 白髪は増えたもののお元気そうでなにより 楽しそうに小松作品を語っていたので安堵しました。小松さんへのオマージュ作品集 瀬名さんの「新生」新生 NOVAコレクション 未完の傑作SF 「虚無回廊」 はるか5.8光年に突如出現した2光年 直径1.2光年の構造物「SS」 人間では到達不可能な距離にあるSS の探査のために 人工知能AIを越える人口実存AEを搭載した探査機が旅立つ番組では人工実存の開発者の話が中心でしたが物語が進むにつれ人間はでてこなくなり 人工実存が仮想人格を作りだしキャラが分裂するん…

  • 2019/07/21 07:52
    【本の感想】中村融、山岸真 編『20世紀SF』全6巻

    河出文庫の中村融、山岸真 編『20世紀SF』は、1940年代から1990年代までの海外SFの名品を集めたアンソロジーです。全6巻からなるシリーズを読み進めると、きっとお気に入りの作品を見つけることができるでしょう。それぞれの時代を概観する上でも重要な資料であり、後世に残したい力作です。

  • 2019/07/05 07:18
    【本の感想】上田早夕里『魚舟・獣舟』

    上田早夕里『魚舟・獣舟』は、女流SF作家を甘く見たカチカチ頭に衝撃を与えるSF短編集です。ややハードっぽい設定も素敵ですが、ストーリーのミステリアスな展開が、一気読みさせる力を持っています。なにより、セリフ回しと、テンポが抜群に心地良いですね。

  • 2019/06/21 07:10
    アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』-なるほど、これがSFオールタイムベスト

    アーサー・C・クラークの『地球幼年期の終わり』は、宇宙からの未知の生命体に席捲された世界を描いています。 空を…

  • 2019/06/04 07:16
    ネヴィル・シュート『渚にて』-人間の尊厳をみる

    地球が滅亡するとき、人々はどのように過ごすでしょう。愛する人と一緒に?それとも、この際だから思いっきりイケナイ…

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第12章—3 マクミラ、ガリ勉する

    別の見方をすれば、心の中に天使と悪魔の両方が常に争っている人間に実は自分でも気がついていない新たな可能性があり、それを解き放つことを目指すということこそ、神の御心において可能と言えるかも知れない。アストロラーベは、今回の魔性たちとの精神世界での闘いに備えて、世界中に散逸したフロイトの指輪の内の6つを手に入れていたのであった。名軍師アストロラーベはマクミラに言った。「お前は、心の奥底では軍師になることを知っていたし、望んでいたはずだ。必ず名軍師になれる。覚えておけ。勝利のためなら、どれだけ批判されようと非情に徹することだ。だが、同時に駒を無駄死にさせないことも考えるのだ」泥縄と言われても、マクミラは一人ホテルに籠もって明日の闘いに備えた。アストロラーベに『我が血を半分吸い尽くせ』と言われて吸ってはみたが、神の血が...第三部闘龍孔明篇第12章—3マクミラ、ガリ勉する

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第12章—2 指輪の力

    フロイトのそれぞれの指輪の力は、超宇宙的な記号になっていた。最初の女神ニケの指輪は、エイドス(形相)の持つ力を呼び起こすことができた。ルーブル美術館のニケの姿が不完全な理由は、実は完全体の彼女の持つ力が強すぎるという説もあった二番目の太陽神の竪琴の指輪は、エネルゲィア(活動性)の持つ力を呼び起こすことができた。指輪には、太陽の核融合の力を利用する力さえあると言われている。三番目の海主のトライデントの指輪は、ウーシア(存在)の持つ力と結びついていた。トライデントは、海を割り、川の流れを変え、地球上すべての地表が海に沈むほどの雨を降らせることもできると言われている。四番目の不死鳥の指輪は、アルケー(起源)の持つ力と結びついていた。不死鳥の指輪を操るものは、生と死の境界線をなくし、何度も蘇る力を持っていると言われてい...第三部闘龍孔明篇第12章—2指輪の力

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第12章—1 夢魔の夢に入る

    「お兄様、夢魔たちの夢に殴り込むのは楽しそうだし不服はないわ。だけど、一つ教えて」マクミラがアストロラーベに尋ねた。「なんだ、知りたいことは?」「夢魔は何のために寝るの?起きている時に人間の夢に潜り込むのが夢魔の仕事じゃないの?」「女好きのサキュバスは眠らずに誘惑に精を出しているが、インキュバスは自分たちが望む世界を作るために眠ることがあるのだ」「望む世界?」「夢の中では不可能なことはないと言うではないか。インキュバスは自分の夢の中に人や怪物を呼び込んで、思い通りの変化や合体さえもさせてしまうのだ。それに、今回の闘いに際して、大事なことを覚えておけ」「それはいったい?」「夢魔にとっては、夜の夢こそまこと、うつし世は夢なのだ。夢魔はこの世界でも闘えるが、それは夢遊病者のようなもので恐れるに足らない。究極のアウエー...第三部闘龍孔明篇第12章—1夢魔の夢に入る

  • 2019/04/22 05:52
    (再送版です!)神話世界、マーメイド、魔女の画像リンク

    今日は、ずっと昔にリンクを貼る方法を知らなかった時代に(冷や汗)、一度、ご紹介した「マーメイド、神話世界、魔女のイラスト集」のウエッブサイトをご紹介します。とても美しいファンタジー系のサイトが多いので、癒されるかも知れません。若い頃は、理性、説得、言語、ロゴスといったものが大切だと考えがちですが、年を取るとともに、だんだんと感情、癒し、パフォーマンス、パトスといったものの大切さが身にしみる今日この頃です。それでは、皆さん、楽しいGWをお過ごしください!1.マーメイドのサイトUrbanMermaidDesign2.魔女のサイトScarletWitch'sGallery3.マーメイド映像マーメイド映像4.マーメイド・ダンスショー5.マーメイド・ダンス26.マーメイド・ダンス37.マーメイド・ダンス4ランキング参加中...(再送版です!)神話世界、マーメイド、魔女の画像リンク

  • 2019/04/22 05:52
    (再送版です!)映画・漫画レビュー集4

    財部剣人です!これが最後の「映画・漫画レビュー集」の再送です。第三部第12章のエピソードをお待ちの方、もう少し我慢してください。__________________________________________________語り部の財部剣人です!映画・漫画レビューもまだまだ続きますって、どんだけ一昨年って映画見たんじゃ?実は、前回の映画・漫画レビュー3のご訪問者数144人、閲覧回数445回というすごい数字をいただきました。んっ、もしかして「マーメイドクロニクルズ」よりも映画のコメントの方がよい?「フォトチャンネル」100枚になりました!「闇金ウシジマくん」を見て来ました!日本はどうなる?「鬼切り丸鬼おとし編」読みました!「屍鬼5瓦解する人間たち」を読みました!「屍鬼5瓦解する人間たち」を読みました!(続き)...(再送版です!)映画・漫画レビュー集4

  • 2019/04/22 05:52
    (再送版です!)映画・漫画レビュー集3

    財部剣人です!本来なら第三部第12章が始まるはずなのですが、執筆が遅れていてすいません。がんばりますので、今日は先週に引き続き「映画・漫画レビュー集」の続きで、よろしくお願いいたします。__________________________________________________語り部の財部剣人です。なんと前回の「映画・漫画レビュー集」もご訪問者109人、閲覧数257回とすばらしい数の皆様にご覧いただけました。これは私の映画批評がそれなりのものなのか、それとも単に映画好きな人が多いのか?考えると真実を知ったときに暗くなりそうなので、考えるのは止めておきます。ナオミのバースデーパーティ・ウィズ・4人の魔女・・・ブログ開設900日のご挨拶「ダークナイト・ライジング」を見て来ました!「鬼切り丸鬼鳴里編」読みまし...(再送版です!)映画・漫画レビュー集3

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 序章と第1〜11章のバックナンバー(第二部も読めます)

    財部剣人です!第三部も順調に第11章が終わりました。タイトルは第三部のバックナンバーとなっていますが、下の方に第二部のバックナンバーもありますので、ストーリーが分からなくなっている方はそちらもご覧ください。さらに、今回は第三部主要登場人物とあらすじ、第二部主要登場人物とあらすじも付けてみました。ご参考になれば幸いです。第三部主要登場人物冥界関係者プルートゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「裁くもの」で冥主ケルベロス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3つ首の魔犬。「監視するもの」でキルベロス、ルルベロス、カルベロスの父ジュニベロス・・・・・・・・・キルベロス、ルルベロス、カルベロスの変身した姿ヴラド・“ドラクール”・ツェペシュ・・親衛隊の大将軍。「...第三部闘龍孔明篇序章と第1〜11章のバックナンバー(第二部も読めます)

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第11章—9 精神世界への切符

    1856年、「精神分析学の創始者」であるフロイトは現在のチェコでユダヤ人家庭に生まれ、4歳でオーストリアのウィーンに移住した。1912年、後継者とみなしていたスイス生まれの弟子カール・グスタフ・ユングと決別するが、印章指輪の背景には彼との決別があった。印章指輪「フロイド・オブ・ザ・リングス」は、フロイトと神話や考古学とのつながりを示すとともに、彼が精神世界の底で何を見つけ、何を経験したかに光を当てるものであった。例えば、その指輪の一つが「フロイト・ニケ」と呼ばれる金の指輪である。ニケは、言うまでもなく、ギリシャ神話の勝利の女神である。これはフロイトがアメリカ人の弟子エバ・ローゼンフェルドに贈ったものである。1912年、フロイトは精神分析学会の中核として秘密「委員会」を結成した。フロイトの学説を信奉し、フロイト自...第三部闘龍孔明篇第11章—9精神世界への切符

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第11章—8 絶対悪を手にする権利

    「絶対悪は一度誕生すれば、2つのチョイスがある。1つは、正義感あふれるものと合体し助け合いとレスペクトにあふれた世界を目指す『平和の天使ザキエル』となる道。もう1つが、目的のためには手段を選ばぬものと合体して、欲望と闘いにあふれた世界を目指す『死の天使アズラエル』になる道。だが、どちらもそれほど簡単ではない。いやしくも、絶対悪と合体するほどの正義感あふれるものや、目的のために手段を選ばぬものなど人間界には滅多におらぬ。だが、前者の方はもう見つかっているではないか?」「それは、いったい・・・・・・」「知れたこと、闘龍の孔明じゃ!」「なんとまあ・・・・・・平和の天使ザキエルが誕生したならば、エデンの園の時代が再び地上に蘇るかも知れません。我らには、何のおもしろみもない時代ではありますが」シュリリスが言った。「本当な...第三部闘龍孔明篇第11章—8絶対悪を手にする権利

  • 2019/04/22 05:52
    (再送版です!)映画・漫画レビュー集2

    語り部の財部剣人です!再送版ですが、ご堪能あれ!______________________________________________先週の挨拶集と映画レビュー集がご訪問者数106人と意外にも(?)ご好評だったので、映画・漫画レビュー2のリンク集を作ってみました。また「マーメイドクロニクルズ第三部」執筆にも取りかかれず、平井和正先生と名作「8マン」や「デスハンター」でペアを組んでいた桑田次郎先生の作品を読んだりしております。。。でも、二人の相性抜群ですね!叱咤激励の程、お待ちしております!失恋からの癒え方Howtorecoverabrokenheart私たちはすでに『ライアーゲーム』の世界の中にいる?映画『タイム』を見て来ました!「ベルセルク黄金時代篇I覇王の卵」を見て来ました!私はブラッド・ピットでした...(再送版です!)映画・漫画レビュー集2

  • 2019/04/22 05:52
    第三部闘龍孔明篇 第11章—7 魔性たちのゲーム

    リーダーのジェノサイダスに呼び出されたビザードと魔獣ドラゴム、“ジル”・シュリリスと黒不死鳥フェルミナが、ゾンビーランドに集まった。「ここまではすべてが計算通り。このまま冥界軍に率いられた連中と闘ってもこちらの勝利は必定。しかし、それでは面白みがないというもの。どうじゃ、闘いを面白くするために、神々に対抗して魔性のゲームを開始するのは?」「我はかまいませぬ。かつてのワラキアの勇者たちとゾンビーソルジャーが合体した最強兵士に勝てる者など、天界を探しても魔界を探してもおりませぬし」ビザードが答える。「ですが、ゾンビーランドの闘いに何をお賭けになります?」「パンドラの筺を賭けてはどうじゃ?」「パンドラの筺!あれは我々が魔界を抜け出す時に失われたのでは?」「実は仕掛けをしておいた。パンドラの筺は失われたのではなく、わざ...第三部闘龍孔明篇第11章—7魔性たちのゲーム

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—6 ニュートラルゾーン

    「ニュートラルゾーン?」「強い浄化エネルギーの影響力を残すパワースポットのことじゃ。ヨーロッパならスイス、アメリカ大陸ならアラスカ、そしてアジアなら筑波じゃ。だが、世界にはすでに欲望の3極支配体制が確立してしまっておる。ヨーロッパはロス・チャイルド帝国、アメリカはロックフェラー帝国、アジアは華僑ネットワークの支配下にある。国際政治力を行使できない東南アジア、アフリカ、オセアニアは、しょせん3極体制にいいようにされるだけの運命じゃ」「中国はどうなの?」パピヨンが訊いた。「ほう、儂にそこを訊いてくるか?儂は日本に住んでいても、中身は中国人じゃ。中国のことなら手に取るように分かるぞ。今後、中国は人口12億という世界最大の消費国と工場に成りつつある地位を利用して経済、政治、産業分野の覇権を目指すじゃろう。だが、それが本...第三部闘龍孔明篇第11章—6ニュートラルゾーン

  • 2019/04/21 13:20
    (再送版です!)ご挨拶集と映画レビュー集

    財部剣人です!以前からの読者の方はご存じですが、私は映画好きで映画が無いと生きていけない人です(苦笑)。第三部構想中に作った過去のご挨拶集と映画レビュー集を再送させていただきます。よろしければご笑覧ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー現在、第三部を構想中ですが、尊敬する平井和正先生の著作を読み返しています。私は、まず中期「ウルフガイ・シリーズ」、特に少年ウルフガイから入って、次に初期SF小説を読み、その後、後期「幻魔大戦シリーズ」を読んだ世代です。まだまだ、そして将来的にも足下にも及びませんが、2015年1月17日にご逝去された先生のスタイルに一歩でも近づけるようにがんばります!以下に、読者とのやり取りがお好きだった平井先生を偲んで挨拶集中心にバ...(再送版です!)ご挨拶集と映画レビュー集

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—5 生態系の死

    「やさしさを学ぶ・・・・・・愚かな人間にそんなことが可能なの?」「さて、どうじゃろう。人は弱い。だが、弱い故に学ばねばならぬことを知らぬ者のなんと多いことよ。性善説と性悪説ということばがあるが、儂に言わせれば、生弱説と生強説とでも言いたいものじゃ」「しょうじゃくせつとしょうきょうせつ?」ゼルゾラがセクシーな声で言った。「生弱説とは、人は生まれながらにして弱い存在だと言うこと。弱い故に、簡単にゆがむ。人を悲しみ、妬み、怒り、あげくは逆恨みをして誹謗中傷するようになる。生強説は、人には考える力があり成長できる強さがあるということ。強さとは、誰かを倒す力があるということではない。自分自身に負けないこと。努力して自ら選んだ道で高見を目指し、過去を反省して誤りを繰り返さないこと以上の強さがはたしてこの世にあろうか?」「お...第三部闘龍孔明篇第11章—5生態系の死

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—4 人が生きる意味

    アポロノミカンを探求するアポロノミカンランドは、ミホシムにコントロールされた孔明が担当していた。孔明は、自分自身の意識を失ったままであり、夢の中でナオミを守って闘っていた。ミホシムによって、ナオミをゾンビーソルジャーたちから救う王子の役割を与えられた孔明は、十字架に貼り付けになったナオミを襲ってくる怪物たちを撃退し続けた。ミホシムがいなくなってからは、彼がナオミだと信じて守っていたのは、実はアポロノミカンだったのだが。孔明は、夢魔の女王シュリリスのインキュバスの息子たちが変化した怪物と闘うのに文字通り夢中になった。「快楽を与えるもの」ヘドミス。「隠微な喜びを与えるもの」クリプス。「欲望を与えるもの」デザイラ。「拘束される喜びを与えるもの」レストラたちとの闘いに全力を尽くした。だが、問題は肉を持つ身体でなくなった...第三部闘龍孔明篇第11章—4人が生きる意味

  • 2019/04/21 13:20
    (再送版です!)マーメイド クロニクルズ第一・二部 イメージソング集&番外編エピソード集

    財部剣人です!最近は、第三部のエピソードの方に専念しているためさぼっているイメージソングの過去のリンク一覧です。もしかすると最近、読み出した方もいらっしゃるかと思って再送させていただきます。ご堪能ください!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー語り部の財部剣人です。まず第二部全体のバックナンバーのリンクです。マーメイドクロニクルズ第二部再編集版序章〜エピローグバックナンバー今年3月末で「マーメイドクロニクルズ第二部神官マクミラ篇」完結後も、毎日50人以上の方がご訪問していただいております。本当にありがたいことです。なかなか「第三部闘龍孔明篇」に取りかかれなくて申し訳ありません。お詫びの印というわけではありませんが、これまでの第一部と第二部のイメージソングと...(再送版です!)マーメイドクロニクルズ第一・二部イメージソング集&番外編エピソード集

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—3 魔性ジェノサイダスとノーマンズランド

    軍事兵器を研究するノーマンズランドを支配するのは、「殲滅しつくすもの」ジェノサイダス。暗黒星雲を取り込んだ鎧に身を包んでおり、すべての攻撃を吸収し同じ攻撃を何万倍にも拡大して返すことができる。だが、真に恐ろしいのは見つめられたものを自由にあやつる魔眼であった。実力者を次々と籠絡し、あと一歩で絶対支配者の地位に手が届くところだったが、魔王たちの返り討ちにあって逃走することになった。なぜか、すでにジェノサイダスは、アルトロラーベとスカルラーベ兄弟の存在を感じ取っていた。「おお、感じる。冥界の神々が・・・・・・燃える、我が怒りによって燃え上がる」ジェノサイダスが全力を上げたのは、両面作戦であった。まずノーマンズランドで開発された軍事技術を先鋭化していた。精神世界から、ロボット兵器や無人兵器など、世界中の兵器開発に従事...第三部闘龍孔明篇第11章—3魔性ジェノサイダスとノーマンズランド

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—2 魔性シュリリスとナイトメアランド

    「誘いをかけるもの」夢魔の女王“ジル”・シュリリスは、四天王の内、三人までも眠眠に破れたことにショックを受けていた。「不思議じゃ・・・・・・なぜ、人間ごときに?」黒不死鳥フェルミナの頭をなでながら、つぶやいた。「ミホシムにも分かりません。ですが、あの娘も夢魔の血筋かも?」魔法使いの衣装に緑色の光の輝きをまとった「惹き付けるもの」ミホシム、目深に帽子をかぶったその姿はさながらマレフィセントであった。「終わったことを悔やんでもしかたない。深層心理の底に沈んだ夢魔は、人間共の妄想が高まればまた生き返る。あの娘はナイトメアランドに向かっている。対峙してみればおのずと正体も分かるというもの。さあ、お主はアポロノミカンランドへ向かうがよい」シュリリスは、精神世界研究を行うナイトメアランドのメカニズムを利用し、世界中のテロリ...第三部闘龍孔明篇第11章—2魔性シュリリスとナイトメアランド

  • 2019/04/21 13:20
    (再送版です!)マクミラの真のバースデーパーティ・ウィズ・ミスティラ

    4年に一度のうるう年。マクミラは、2月29日の真の誕生日をヌーヴェルバーグ・タワーで迎えた。ただし、四人の魔女との闘い以降、ダニエルの看病で誕生日であることも忘れていたし、友人たちも遠慮していた。コンコン。ノックの音がした。「いったい、誰が?」暗闇の中で、ワイングラスを手にしたマクミラは考えた。「おそらくこのタイミングで訪ねて来そうなのは・・・」「あの~、お姉様。昨年は、2月28日に勘違いして失礼いたしました」蚊の鳴くような声でミスティラが入って来た。「やはり・・・」「お誕生日おめでとうでございます。もしかして、おじゃまだったでしょうか?」「よいのだ。わたしは人間がするようなことは、ダニエルとはしない」「それは、どういう意味ですか?」柄にもなく照れたマクミラが、一瞬、躊躇した。「人間の恋人同士がするようなことだ...(再送版です!)マクミラの真のバースデーパーティ・ウィズ・ミスティラ

  • 2019/04/21 13:20
    第三部闘龍孔明篇 第11章—1 魔性ビザードとゾンビーランド

    マクミラが軍師としての初采配を振るう準備を進めていた頃、魔性たちも時間を無駄に過ごしているわけではなかった。三魔性たちは、ミシガン山中の「悪夢と恐怖の象徴」の四つのテーマパークに担当を決めて、人類攻撃準備を進めていた。同時に、今や夢魔が支配するワンダーランドでの闘いに備えて戦力整備も着々と行っていた。不老不死研究のゾンビーランドを支配するのは、両性具有の男も女もゾクゾクさせる美貌、たくましい体躯、敵の命を奪うのに瞬時も躊躇しない残忍さを持ち「虚無をかかえるもの」魔性ビザード。魔界でも知るものはほとんどいないが、実はビザードはかつて人間だった。なぜかビザードは、マクミラとミスティラ姉妹の存在を感じていた。「おお、感じる。ヴァンパイアの娘たちが降臨した。燃える、我が血潮が燃える」足下には、いつも側を離れぬ魔獣ドラゴ...第三部闘龍孔明篇第11章—1魔性ビザードとゾンビーランド

  • 2019/04/21 13:20
    (過去の再送版です!)マクミラのバースデーパーティ

    マクミラは、明け方近く、堕天使ダニエルとの夜回りからヌーヴェルヴァーグタワーへ帰ってきた。疲れているはずなのに、「恋する乙女」にはエネルギーがあふれていた。だが、自分では信頼できる「パートナー」を得たがゆえに気力が充実しているのだと思いこんでいた。これまで恋愛とは縁遠い生活を冥界でも人間界でもずっと送ってきたため、ムリはないことだったが。マクミラとダニエルの豪華な棺桶の置かれた寝室のドアを開けた瞬間だった。「サプラーイズ!」クラッカーの激しい音の向こうに、見知った顔が揃っていた。そこには、ナオミとジェフだけではなく、ミスティラ、アストロラーベ、スカルラーベまでがいた。「なんで、あなたたちまで。まだ降臨していないはずなのに?」アストロラーベが答える。「パラレルワールドってことで、今日はかたくるしいことを言うな。ナ...(過去の再送版です!)マクミラのバースデーパーティ

  • 2019/04/18 23:59
    (海中でも)ドーンだYO!  ジュール・ヴェルヌと日本海海戦

    今日は発明の日なんだそうです。1885年の今日、「特許法」の元になる条例が公布された日だとか…。わたしゃ発明なんてしたことありませんけど、発明家になるためには…

  • 2019/04/18 00:08
    恐竜ステーキ

    本日は恐竜の日なんだそうです。1923年の今日に最初に恐竜の骨を発見した調査に出発した日だとか。…ん?発見した日じゃないのか~い!島風榛名です。 ところで、恐…

  • 2019/04/13 06:58
    ブラックホールは用法・用量を守って正しくお使いください(ブラックホール映像解禁2)

    昨日の「ブラックホール映像解禁…でも裸じゃなかった」の続きになります。前回はブラックホールの種類について、ざっと説明してみましたが今回はブラックホールの利用法…

  • 2019/03/10 23:44
    天冥の標 青葉よ豊かなれ 小川一水 ネタバレなし感想

     10年17冊に及び、物語世界では一瞬から億光年のときが流れた。物理法則や科学知識は著者オリジナルなのか、現実にある用語なのか。言葉に惑わされ、数字に目を眩ま…

  • 2019/02/26 23:45
    第三部闘龍孔明篇 序章と第1〜10章のバックナンバー(第二部も読めます)

    財部剣人です!第三部も順調に第10章が終わりました。タイトルは第三部のバックナンバーとなっていますが、下の方に第二部のバックナンバーもありますので、ストーリーが分からなくなっている方はそちらもご覧ください。さらに、今回は第三部主要登場人物とあらすじ、第二部主要登場人物とあらすじも付けてみました。ご参考になれば幸いです。第三部主要登場人物冥界関係者プルートゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「裁くもの」で冥主ケルベロス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3つ首の魔犬。「監視するもの」でキルベロス、ルルベロス、カルベロスの父ジュニベロス・・・・・・・・・キルベロス、ルルベロス、カルベロスの変身した姿ヴラド・“ドラクール”・ツェペシュ・・親衛隊の大将軍。「...第三部闘龍孔明篇序章と第1〜10章のバックナンバー(第二部も読めます)

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