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【雑記】またまたライナー・チムニクの本の話
【雑記】買った本の帯の話
ガラスの仮面
【めいまい図書室】ひとはこ本棚オーナーの魅力
悲劇か喜劇か
【シニアの本棚】『マンモスの抜け殻』|介護事業の闇
【シニアの本棚】『図書館のお夜食』|こんな図書館に行ってみたい
【雑記】学びたい
【おでん文庫】人に言われたことをするだけの人生な気がする。/本当のだちがほしいような、ほしくないような。のお悩み選書
9月に読んだ本
#848 献本到着『伝兵衛』夏之始
【おでん文庫】人から愛されたい。のお悩み選書
【おでん文庫】人の期待に応えようと頑張ってしまう。のお悩み選書
私にとっての読書
小学生のお気に入りの本と33年ぶりシリーズ最新刊
思いつきで始めた彩図社強化月間。まだまだ好きな作品はたくさんありますが、私のスロウな更新ペースを考えると、これが今月ラストの投稿になる模様です。 トリを飾るのは『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』(2017年/彩図社)。物議を醸すことの多い彩図社の書籍の中でも、直近5~6年に絞れば、刊行時の話題沸騰度の高さは間違いなくトップクラスに入る一冊じゃないかと思っています。 売春島にまつわる噂 著者の高木瑞穂さんは、風俗専門誌の編集長や週刊誌の記者を経てフリーに転向したノンフィクション作家です。 主に風俗や裏社会の犯罪事件を題材に扱い、同じく彩図社から発表した最新作『覚醒剤アンダーグラウンド 日本の…
前回取り上げた『中国の全省でバカヤローと叫ぶ』は私的に大好物なタイプの作品なのですが、1つ引っ掛かる箇所がありました。それは中国を23省と4直轄市と5自治区と2特別行政区の計34区分としていた点です。 中国側の認識は確かにそうでしょうし、著者も23省の後ろに「台湾を含んだ場合」と補足されていたとはいえ、少なくとも係争地域である台湾は中華人民共和国の一部でないと見なすべき。 国際法上、台湾は独立国家として承認されていません。でも、私の中で台湾は台湾。スポーツと政治は分離しようとか言っておいて、世界大会で台湾がチャイニーズ・タイペイと名乗らざるを得ない状況にも、物凄い違和感を覚えています。 そんな…
わが友 本田宗一郎 井深大文春文庫 発売日:1995年03月10日 自分の持ってるのは旧文庫版 紀伊国屋書店から丸々引用 www.kinokuniya.co.jp -------------------------------------出版社内容情報今日の日本を築き上げたSONYの井深大氏とHONDAの本田宗一郎氏。二人が確かめ合った企業人の覚悟、そして男の誠実と友情 内容説明町かどの小さな工場を、世界的企業のホンダとソニーに育て上げた本田宗一郎氏と井深大氏は、心を打ち明け、信頼しあえる仲であった。戦後日本の代表的経営者の二人は、40年間の交りで何を語り、確かめ合ったか。親友だけが記すことの…
経営に終わりはない 文春文庫 藤沢武夫 発売日:1998年07月10日 必読書! これは素晴らしい。世界のホンダの裏番長「藤沢武夫」だ。 昭和63年に亡くなられているが、後書きの日付は1986年10月で昭和61年10月。死ぬ2年前、最晩年と言っていい時期の自伝になる。 一種の答え合わせと言うか、本田宗一郎が自伝で語っていたことや有名な話を別な角度から書いているので、 本田宗一郎の本では「送り出してくれた」が藤沢「いてもしょうがないから出かけさせた。」になるとか、普通に笑える部分も多いのだが、 本田「ホッとした」藤沢「本田は涙をぼろぼろ流して喜んだ」みたいな違いもあり、 所謂、本田宗一郎逸話の裏…
夏には高温多湿となるニッポン。毎年夏になると、連日40度近い猛暑が続きますよね。花火、甲子園など夏の風物詩が楽しみな季節でもあり、子どもの思い出作りに奔走する親御さんもたくさんいらっしゃることでしょう。しかし、忘れてはならない“終戦”という
日本のみならず世界的に見られる傾向として、LGBTQといった多様な性的指向が認められつつあります。しかし、そんななかでも「動物性愛」というセクシュアリティは馴染みがないという方も多いのではないでしょうか?今回ご紹介する本書は、動物性愛につい
今回取り上げる『娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国』(2016年/KADOKAWA)は、ちょっぴり読む人を選びそうな作品ですが、表題を見て思わず眉間に皺が寄ってしまった方にも、ぜひ手に取っていただきたいと思っています。 “デウキとは宗教の名を借りた売春だ、と糾弾してしまうのは簡単なことであり、それでは物事の本質を見失ってしまう” これは著者の八木澤高明さんが、寺に少女を捧げるネパールのデウキという風習について書かれた言葉。なお、デウキになった少女は神として祀られると同時に、村の男たちの慰み者としての役目も担い、一旦寺に入ると二度と一般社会に戻れないとか(※いまはほとんど行われていない…
2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こしてから、今日で1年2か月が経ちました。混乱はなおも続き、収まる気配を見せません。 コロナ禍で海外へ行けず、苦肉の策として旅行ネタからコンセプトを切り替え、旅絡みの本を読んでは、感想文を発表する場として当ブログを機能させているのですが、ミャンマーを舞台にした書籍は何となく避けていたんです。 ミャンマーの本を取り上げるにあたって、いま同国が置かれている状況を触れないのも不自然だし……、かと言ってペラッペラな知識で軽々しく何かを語るのはちょっとな~……といった具合。 それなのに、前回ミャンマー北部のワ州にまつわる『アヘン王国潜入記』をピックアップ…
先日、久しぶりに連絡を取った知人から〈たまにブログ見てるよ〉と言われ、続けて〈実は俺、高野秀行さんに憧れてノンフィクション作家をめざしていた時期があるんだよね〉と打ち明けられました。マジかよ……。 その知人男性を仮にN君としておきましょう。私から見たN君は現代社会にバッチリ適合し、合理的で隙がなく、仕事も家族サービスもテキパキこなす人物。N君の爪の垢を煎じて、ツレに毎日2リットル程度飲ませたいレヴェルです。 そんなN君が、こともあろうに高野秀行さんみたいな作家をめざしていたとは。私の知り合いの中ではけっこう稀なまともキャラのN君。しかし、この件を受けてイメージがガラリと変わりました。 高野秀行…
昨日は国際人種差別撤廃デーでした。そこで人種差別/民族差別にまつわる本をピックアップしたいと思い立ったのですが、この手の記事は当日に投稿して何ぼ。翌日の夜に投稿しているようではダメですね。自分の計画性のなさに呆れています。 被差別民や迫害の現実をルポする さて、旅をテーマに掲げる当ブログの中で人種差別/民族差別関連の書籍を扱うなら、どういった作品が相応しいか。パッと思い浮かんだのは、上原善広さんの『異邦人 世界の辺境を旅する』(文春文庫)でした。 被差別部落更池に生まれた上原さんは、主に差別問題を題材に扱うノンフィクション作家。2012年刊行の『異貌の人びと―日常に隠された被差別を巡る』を20…
前回取り上げた『旅をする木』は、本編のみならず、著者と親交の深かった池澤夏樹さんによる解説文も素晴らしいのですが、この解説を読んで、池澤夏樹さんの本をまだ1回もブログで紹介していないことに気付きました。 『旅をする木』からの流れで池澤作品をチョイスするなら2000年作『旅をした人 星野道夫の生と死』が相応しいし、ヒマラヤの風景描写に息を呑む1997年作『世界一しあわせなタバコの木。』や2000年作『すばらしい新世界』も大好きだし、南の島に目がない私的には1992年作『南の島のティオ』も捨て難い……とか考え出すとキリがありません。 で、ひと呼吸置いて本棚から取り出したのは、大学時代に衝撃を受けた…
前々回に取り上げた『ヴェトナムディープウォッチ』が西成区長さんの著作であると知り、何となくその流れで『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)を読み返してみました。 2018年に刊行され、2020年に文庫化された本書は、とある青年が彩図社の編集者にそそのかされて、大阪西成区の通称あいりん地区で過ごした約2か月半に渡る日々のルポルタージュです。 水商売のバイトをしたり、東南アジアに潜伏したりと、少し遠回りし、7年かけて筑波大学を卒業するも、就職活動に失敗した著者の國友公司さん。 学生時代に裏モノ系のライター仕事を始め、卒論のテーマが『新宿のホームレスの段ボール村』という時点で変わり者臭はプンプ…
今回は大好きなヴェトナムにまつわる書籍をピックアップしてみました。1995年刊行の、その名も『ヴェトナムディープウォッチ』(徳間書店)。時はアメリカによる経済制裁が解除された直後。国全体が大きく変わろうとしていたこの時期に、スーパーカブでヴェトナムを縦断した旅の記録です。 カブに同乗した、刑務所ルポやヴェトナム関連の作品で知られる外山ひとみさんの写真も相俟って、当時の空気感や南と北との風土の違いが浮き彫りになる1冊。 ちなみに、著者の臣永正廣さんについては存じ上げず、ネットで調べてみたところ現職の西成区長さんでした。区のホームページにそれらしき文言はなく、最初は同姓同名の別人かと思ったのですが…
駐留米軍の撤退を受けてアフガニスタンの政権が崩壊し、タリバンが瞬く間に全権を掌握した今年8月。TVで首都カーブルの様子を見たり、タリバンの女性蔑視思想にまつわる解説を聞いたりする日々の中、ふと『神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く』(2007年/新潮社)のことを思い出しました。久々に読み返してみても、やっぱりドえらい1冊です。 ノンフィクション作家・石井光太さんの本は、2010年作『レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち』然り、2011年作『遺体――震災、津波の果てに』然り、自分の頭で考えるきっかけを与えてくれるものばかり。正直ページをめくるのがしんどくなる時も多々ありつつ、安逸をむさ…
ワイドショーのコメンテーターなどでも知られている医師、おおたわ史絵さんの著書です。 私はこの世代で医師をしている女性はみな、恵まれた家庭で育ったと勝手に思っていました。(父親は開業医なので、経済的には恵まれているとは思います。) でも、ネット記事でおおたわ史絵さんの実母が薬物中毒で、とても大変だったことを知りました。 この本は、そんな実母の薬物中毒と闘った壮絶な記録です。 母を捨てるということ 感想 幼少期のお話は特に苦しくなります。 母親が幼いおおたわさんに行っていたことは立派な虐待だと思いますが、本人は「よそのお母さんを知らなかったから、虐待だとは思っていなかった」と書かれていました。 そ…
先日銀行に行った時に、指名手配犯がたくさん載っているポスターを見ました。 罪名は「強盗」「殺人」「強盗殺人」...などなど凶悪犯ばかり。 そのポスターを見ながら「もし、自分や家族がこのような犯罪に巻き込まれたらどうしよう...」と怖くなりました。 そう、いつも想像するのは”被害者”になること。 自分や自分の家族が加害者になるなんてことは、考えることはありません。 そんなことを思っているときに、本屋さんでタイトルに惹かれて買いました。 買う前は、事件の加害者の親の手記だと思っていたのですが... 実際は日本で初めて加害者家族支援のNPO法人を立ち上げた著者による「加害者家族の実態」です。 息子が…
今回は珍しく重たいテーマの書籍を取り上げてみます。第9回開高健ノンフィクション賞にも選ばれた2011年刊行の『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』(集英社)。 日刊マニラ新聞の記者だった著者の水谷竹秀さんが、フィリピンで困窮邦人の取材を始めたのは2009年。ちょうど外こもり人口が急増した時期と近いです。 日本で短期間お金を稼ぎ、物価の安い東南アジアに長期滞在する――「わざわざ海外に行ってまで引きこもらなくても……」っていう意見はさておき、外こもりに関しては福ちゃんを筆頭とするカリスマも生まれましたし、むしろ選択肢の1つとしてアリだと思っていました。 対する困窮邦人は、本作の解説…
著者自身がお父さんを亡くした後、緩和ケアナースから話を聞きながら、胸に残る後悔や罪悪感を受け入れていく物語(コミックエッセイ)です。 大切な人が死ぬとき 感想 人は誰だっていつか死ぬ。 頭で分かっていても...自分や、自分の大切な人が死ぬことについて、日常では特に意識しません。 だからこそ、私は定期的に死を意識する本を読みます。 著者は膵臓癌でお父さんを亡くすのですが、実体験なだけにその様子や心の葛藤がとてもリアルです。 お父さんを見送った後、緩和ケアを担当している看護師から終末期の患者さんを見送った話や想いを聞き、自分の後悔や罪悪感と向き合っていきます。 旅立つ人も、見送る人も...それぞれ…
著者の妻がマルチ商法にどっぷりハマり、普通の平和な家族がバラバラになっていく様子に恐怖を感じました。 家庭が少しずつ壊れていく様子を書いた前半部分は、まるでホラー。もしも、これが自分の家族の話なら...と考えるだけで吐きそうほどの不安を覚えました。 妻がマルチ商法にハマって家庭崩壊した僕の話 感想 「マルチ商法」と聞くと、そんなもの自分は絶対に騙されない!と思う人も多いと思います。 でも「自然派生活」「食品添加物」「経皮毒」「ワクチンは人体に毒」「幸せに生きるためには」などの話なら、興味があって聞いてみたいみたいな人もいるのでは? マルチや新興宗教の入り口って意外にもこういうところからだったり…
いまこの『ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ 1』を前にして、「どういうふうに紹介しようかな……」とちょっぴり悩んでいます。安心感とか、やるせなさとか、いろいろな感情がないまぜになり、読んだ後は毎度しばらくボーッとしてしまう1冊。 好きな書籍だからイイ感じに取り上げたいと思いつつも、悩もうが悩むまいが私の語彙力で書ける感想文なんてたかが知れているので、とりあえず着地点がわからないまま第8回目の読書旅を始めましょうか。 アジアを旅する日本人 1995年に情報センター出版局より刊行され、2004年に新潮社から文庫化された『ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ 1』…
日本の隣国であるもかかわらず、どうにもこうにも自分には縁遠く感じてしまうロシア。ロシア人の知り合いがいないどころか、友達から「ロシアに行ったよ」的な話を聞いた過去すらありません。 そこで、近くて遠いロシアを疑似訪問すべく、今回は1998年刊行のエッセイ『ロシアは今日も荒れ模様』(講談社文庫)をピックアップしてみました。 著者の米原万里さんは70年代後半からロシア語の通訳/翻訳業に携わり、94年作『不実な美女か貞淑な醜女か』での作家デビューを機にニュース番組のコメンテイターとしてお茶の間へも進出するなど、マルチに活躍されたスーパーウーマン。 エリツィンにはファーストネームで呼ばれていたそうです。…
総勢36人の「文豪」と呼ばれる人たちのヤバイ一面を教えてくれます。 登場してくる人物を全員知っていたわけではありませんが、文豪同士の関係性なども書かれていて興味深く読めました。 現在とは時代背景が異なるとはいえ...なかなかのエピソード満載。 目立つのは、不倫・薬物中毒・自殺 (心中)・神経衰弱...今だったらすぐに文春砲をくらって、SNSで血祭にされて大炎上な案件ばっかり。 ただ...実はわたしは心のどこかで、何かを生み出すような人は「普通の人」であってほしくないと思っているところがあります。 クズであってほしいとか、スキャンダラスであってほしいということではなく...めちゃくちゃ乱暴で失礼…
今回取り上げるのは『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』。2013年に本の雑誌社から初版が出て、その4年後に集英社から文庫化された作品です。 著者の高野秀行さんは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」なるポリシーのもと活動を続けるノンフィクション作家で、丸山ゴンザレスさんを筆頭にヤバげな冒険家たちが敬愛してやまない超絶ヤバイ方。 余談ですが、7月22日に公開された映画『犬部!』の原作者である奥様の片野ゆかさんに対して、私は「高野さんと連れ添うのはそうとう肝が据わってないと無理だろうな」と勝手な想像を膨らませ、同じ女性として密…
現役の書店員の投票によって選ばれるノンフィクション本大賞のノミネート作品。今年は以下の6冊が選ばれました。前々回はブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」、前回は佐々涼子さんの「エンド・オブ・ライフ」が受賞していますが、さて今回は?ノミネート6作は以下の通りです。
【読書感想】「老後ひとり難民」おひとりさま以外も孤立リスクがある
【書評】『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』自分を見つめ直すいい機会に
読了『トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー』
宇能鴻一郎さん
【必ず食える1%の人になる方法】この1冊で平凡な仕事から卒業する!
【書評】『「怠惰」なんて存在しない』ダラダラ時間の必要性がわかる
【本レビュー】犬型ロボットは日本の特異性という話【私たちはAIを信頼できるか】
【読書感想】在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい
【書評】私たちは暴力に抵抗する。心理職必読の「家族と国家は共謀する」を読む
シャーリイ・ジャクスンの『山荘奇譚』— 恐怖の本質と人間の心の闇を映し出す心理サスペンスの傑作
サスペンス小説の傑作『シャッター アイランド』:隔絶された島で繰り広げられる心理戦
星野源のエッセイ『いのちの車窓から2』読んだ感想。源さんの文才がますます爆発してた
【書評】「国民の違和感は9割正しい」先入観フィルターの外し方
【読書感想】精神科医が教える「静かな人」のすごい力 内向型が「秘めたる才能」を120%活かす方法
【書評】『ぼくたちは習慣で、できている』/佐々木典士【運動を習慣化するためのヒント】
★パチンコ攻略のための基本知識 パチンコ攻略法の誤った概念を正す!パチンコ・ホルコン攻略の限界(前編)パチンコ・ホルコン攻略の限界(後編) 海殺しX事務局便りに【海物語】この出目頻出は不調の兆しと題したコラ
数々の賞を受賞しているノンフィクションライターの石井光太さんが、28歳でバングラディッシュを旅した時の経験を書いたノンフィクション。ベールに包まれたイスラームの深奥に踏み込み著者が見た光景とは。
多くの人が経験する親の死。その時どうするべきか。著者の「親の送り方」から自分の親の送り方を考える。
第91期生として宝塚歌劇団に入団し、「あうら真輝」の芸名で活動していた元タカラジェンヌの東小雪さんが、自身の半生と実の父からの性虐待をカミングアウトしている作品。
「世界は誰かの仕事でできている」某CMでおなじみの言葉だが、私が大好きな言葉だ。 この世には皆によく知られた職業だけでなく、日は当たらないけれど...とても大切な仕事がたくさんある。その中の1つともいえる「葬送」にかかわるお仕事がこの本の主人公である。
マーシャ・ガッセン 『 完全なる証明 100万ドルを拒否した天才数学者 』は、数学の難問「ポアンカレ予想」を証明したロシアの数学者グリゴーリー・ペレルマンの評伝です。あまりに純粋で、あまりに偏屈な男の人生が、つづられています。
エンド・オブ・ライフ posted with ヨメレバ 佐々 涼子 集英社インターナショナル 2020年02月05日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 全国の書店員が選ぶノンフィクションの賞「第3回Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」、去年はブレイディみかこさんの話題作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が受賞しましたが、今年は左々涼子さんの「エンド・オブ・ライフ」に決まりました。パチパチパチ!今回はどれが選ばれてもおかしくないような激戦の感じでしたが、佐々さん、よかったです!!!! 「エンド・オブ・ライフ」は著…
熊澤弘『レンブラント 光と影のリアリティ』は、レンブラントの作品を、その生涯に照らし合わせながら鑑賞していくものです。初めてレンブラントに触れるものにとっては最適なガイドブックですが、絵画として鑑賞するならより大きな画集が良いでしょう。
稲垣栄洋『生き物の死にざま』は、生き物の死にゆく姿を生物学的に解説したエッセイです。身近なのから初めて名を聞くものまで、29種の生き物の最期を、著者が詩的に謳いあげています。生き物が命をつなぐという一点において、進化を重ねているのだと再認識しました。
なんだかすごいセレクトですね。去年はブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が受賞。今年連覇なるか、というのも興味がありますが、このノミネートだと分からないなぁ。 といっても、読んだのはブレイディみかこさんの本だけなのですが、それぞれ話題になっていて興味津々のノンフィクションばかりです。 左々涼子さんの「エンド・オブ・ライフ」は著者がずっと向き合ってきた終末医療の話です。三部作の最終章。梯久美子さんの「サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する」、サガレンって樺太/サハリンの旧名なんですね。宮沢賢治など作家たちが訪れた境界の島を描いた紀行ルポ。石井妙子さんの「女帝 小池…
森まゆみといえばまず編集人であった地域誌『谷中・根津・千駄木』(通称「谷根千」)が思い浮かぶが、東京とそこで暮らす人々を描いたノンフィクションの傑作も多い。この「明治東京畸人傳」もすこぶるおもしろかった。 明治から大正、昭和の初期にかけての谷中〜千駄木辺りの人物スケッチ(全25話)なのだが、何よりも驚いたのは、当時の谷中辺りがすごく元気のいい町で、おもしろい人がうじゃうじゃいた、ということだ。周辺には東大をはじめ学校が幾つもあり、下宿屋も多く、多彩な人物が集まったということもあるのだろうがちょっとすごい。登場人物にはサトウハチロー、幸田露伴、北原白秋、川端康成、三遊亭園朝など、 著名な人も多い…
仏教のハテナ?を懇切丁寧に教えてくれる読み物です。Q&A形式で、1つの問に対して見開き2ページで図解する体裁。初心者が疑問に思う事柄が網羅されており、多少の薀蓄を垂れたることはできるでしょう。
"パウルの歌"とは哲学。教えを巧みに隠しながら、伝承するための手段。数百年も受け継がれる自分探しの旅の歌。なんとロマンチックなことか。著者の情熱は、読者に代わって、知らない世界の扉を開いてくれるでしょう。
にほんブログ村5月21日は、「対話と発展のための世界文化多様性デー」だそうです。長いな。これは、国連総会で制定されたもので、文化の多様性の価値をより深く理解し、その保護と発展、文明間の対話を促進させることが目的だそうです。ということで今回は、文化の多様性がテーマの一つである、ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』をおすすめします。5/21は何の日? 『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』 これは、ノンフィクションなのですが
なぜか今日、マキシマムザホルモンのドラムになる夢を見ました… ナヲちゃんはなぜかキーボード&パーカッション的なパートになってて、これからライブってところだったんですが こんな何の面白みもテクニックもないただのおじさんがナヲちゃんの代わりなんて、荷が重くて嫌だ!と突如駄々をこね、亮君をめっちゃ困らせるというわけのわからない夢でした… そんな今日この頃。皆さん、やーぐまい(家籠もり)はいかがお過ごしでしょうか おじさんは、同僚から借りたキーボードを練習したり、映画を観たり、酒を飲んだりして過ごしています 今日は、最近観た映画の中でオススメの3作品を紹介します ①ウインド・リバー ウインド・リバー(…
アフガニスタンで何者かに誘拐されたジャーナリスト 常岡浩介さんの157日間に及ぶ拉致監禁生活体験記です。ゆるい笑い話の中に垣間見える死の恐怖に、いたたまれなくなってしまいます。
現存する大阪の遊郭、飛田新地のレポートです。街そのものが特殊な業態の集まりであるがゆえ、撮影厳禁、取材拒お断りとなるようです。12年をかけた渾身の一冊ではありますが、どうにもいただけません。
タイを愛してやまない著者が、タイ人気質を考えるというものです。気楽に読めるエッセイですが、タイ人の国民性を鏡像として日本人を見つめ直すきっかけになるでしょう。
関東圏最大の初犯刑務所に収監された著者が約1年の服役期間中に体験したことをまとめたものです。 刑務所ライフが面白可笑しくつづられていますが、医療と再犯問題についてのメッセージもきっちりと発信されています。
旅行作家がアジア各国を巡るビンボー旅行コラムです。如何に金を使わず旅をするかというビンボー旅行至上主義ではなく、様々な旅の楽しみ方のうちの一つとして、節約しながらの旅を紹介してくれます。
マンガ本を読んだなら、アップしましょう。
先日アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読み、 本書の中で「読書会」を開いていて自分も開いてみたい!と思いました。 みんなで集まって感想を言い合うとかではなく、 月に一冊みんなで同じ本を読む。 それだけです。 気になる文章を抜粋して伝え合うのもおもしろいかもしれません。 特に熱く語るつもりはありません。 誰かと同じ本を読んでいるという楽しさ。 同じ本を共有しませんか? よろしくお願いします。
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平和大統領とは裏腹の 操り人形だった 殺人鬼 オバマ。無人機で気分次第で 民間人殺害、テロリスト支援、 2025年までの 核の増産など。 呪わしい政権だった。
忙しい現代人に送る、本要約ブログ。 読んでいただけるととても嬉しいです‼️ 宜しくお願いいたいします🙇♂️
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