読書日記、読書記録、覚え書

多和田葉子『犬婿入り』－ざっくりと言うと変なお話しで好み

1993年第108回芥川賞受賞作。 家庭教師を営む女性が、生徒に繰り返し聞かせたのは、尻を舐める犬の寓話。ある…

ジョー・R・ランズデール『アイスマン』－ちょっと残念な薄っぺらさ

母親に死なれ、食い詰めたビルは、仲間と強盗を働く。簡単なシゴトに思えたが、仲間の一人が殺人を犯し、逃走するはめ…

桂望実『嫌な女』－人生って

縁戚の結婚詐欺師の女に翻弄され続けられた女性弁護士の物語。弁護士になりたての二十代から、引退し後進の良き相談相…

父親と猫を棄てに行く話から始まる

おもしろい本を求めてフラフラとさすらう

高野和明『ジェノサイド』－力作！！！

2011年週刊文春ミステリーベスト10国内部門１位2011年第二回山田風太郎賞受賞作。2012年このミステリー…

ののはな通信　：　三浦しをん

『ののはな通信』

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』－”オモチロイ”恋愛ファンタジー

2007年山本周五郎賞受賞作。 おっさんが触れてはいけない系の作品と思っていましたが、食わず嫌いはいけませんね…

春日武彦『ロマンチックな狂気は存在するか』－狂気となんであるか

この世の中、人の狂気を目のあたりにする事って、普通にあるように思います。自分はこの歳まで、こりゃぁヤバいなぁと…

サラ・クーパー『会議でスマートに見せる100の方法』－アメリカンなハッタリ本

プレゼンで、「言いたいことは、３っつあります」で切り出すと、何やら賢い人のように錯覚したことがあります（３っつ…

5月に読んだ本(2019年)

「今度連絡するねー」という奴はたいてい連絡してこないよね。つかさ、ビジネスマナーにおいてでは次回といったら、次回がないとホント困っちゃうんだよね。ブラック会社も多いけど、納品直前で逃げる奴ってのも世の中には溢れてるんだね。こんなに騙されちゃ

この春に読んだ小説について、記録②「孤島パズル」

この春、珍しく小説を読んだので記録。読んだ人にもわからない自己満読書感想文です。読み飛ばし推奨。ネタバレもあるから。 タイトルのみ列挙 闇の喇叭真夜中の探偵4…

この春に読んだ小説について、記録①「46番目の密室」

ただの読書記録と読書感想文です。しかも読んだ人にもわからないような。読み飛ばし推奨。  ちょっと人生が変わっただろうと感じたので、記録しておくことにしました。…

この春に読んだ小説について、記録③　

この春、珍しく小説を読んだので記録。読んだ人にもわからない自己満読書感想文です。気持ちわるい上に、稚拙。ネタバレもあるから、読み飛ばし推奨。 タイトルのみ列挙…

伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』－口角がほんのり上がるくらいの可笑しさ

2006年第135回芥川賞受賞作 「八月の路上に捨てる」、他「貝からみる風景」、「安定期つれずれ」が収録された…

２０１５年ひつじ年の山

おもしろい本を求めてフラフラとさすらう

【父の日】「父の日」に贈られて喜ばれる一番大切なもの

父の日の起源 父の日の贈り物 贈られて一番喜ばれる大切なもの まとめ 6月第3日曜日は「父の日」ですね。 日頃の感謝を気持ちを込めて、何かプレゼントなどされてみては どうでしょうか。 父の日の起源 父の日は、1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのドッド夫人が、 「母の日」にならって、男手ひとつで育ててくれた父親に対し、父の誕生月 である6月に教会の牧師さんにお願いをして、礼拝をしてもらったのがきっかけ だとされています。 出典：Wikipedia 今年の「父の日」は、2019年6月16日日曜日です。 ちなみに、母の日の花はカーネーションですが、父の日の花はバラだそうです。 こちらもドッ…

【文章力】文章とは行動させるために書くもの！文章の持っている力とは

人を操る禁断の文章術（メンタリズム） あなたが思う世界最高の美女とは？ ありきたりな文章を名文に変える方法 人を動かすのは「論理」ではなく「感情」 まとめ こんにちはネコ部長です。 もうすぐ５Ｇ回線が導入されてきますが、そうなるとますますYouTubeなど 動画の需要が上がっていき、ブログなどは衰退していくのではないかとささ やかれていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。 人を操る禁断の文章術（メンタリズム） 今回、ご紹介する本はこちらです。 あのメンタリストで有名な、DaiGoの著書で、 「人を操る禁断の文章術（メンタリズム）」です。 メンタリストDaiGoといえば、人の心を読み、操る…

船戸与一『山猫の夏』－俺様キャラの衝撃！

1984年週刊文春ミステリーベスト10 国内部門第4位 1985年第6 回吉川英治文学新人賞受賞作1985年第…

マルクス・アウレリウスの”自省録”を購入しました

100分で名著で取り上げられていたのをきっかけに、マルクス・アウレリウスの自省録を購入しました。なんとなく「自省録ってくらいだから、自分の考えを記したもんなのだろうな～」くらいに思っていました。でもこの本、現代を生きる我々にとって、どう生きるべきかを示してくれる、哲学書なのです。

恩田陸『夜のピクニック』－あぁ、若さって素晴らしい！

2005年第26回吉川英治文学新人賞受賞受賞作2005年第2回本屋大賞受賞受賞作 賢くてルックスも良い高校生た…

５月に読んだ本

～これまでのログ～ ・１月に読んだ本 ・２月に読んだ本 ・３月に読んだ本① ・３月に読んだ本② ・３月に読んだ本③ ・４月に読んだ本 に続き、４月の読書録（ログ）。 ４月は、１８冊でした。 通勤時間を

横山秀夫『震度０』－正義の重さが心に残る

2005年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第3位。2006年このミステリーがすごい！国内編第3位。 横山秀…

綺麗というより人への信頼【ランドスケープと夏の定理】《感想》

アニメ、マンガ、ヒーローが大好きなオタクによる、ぐうたら独り言日記

ドストエフスキー『地下室の手記』－人の心の暗い部分の表現として

「地下室の手記」は二部構成になっており、I．地下室 は40年間引きこもり生活をつづける元役人の独白が延々と続き…

【6歳0カ月】息子と読んだお気に入りの絵本。

今月息子と一緒に読んだ絵本 ５月は、息子の誕生月でした。 毎年、誕生日のときには１冊絵本をプレゼントしているので、今年も１冊を選びました。 ▼こちら「あやちゃんのおたんじょうび」 www.kiwigold39.com 他にもピヨピヨシリーズの誕生日の絵本も。 他は、息子の興味のあったものを図書館で借りてきて、５月は全部で７冊の絵本を読みました。 今日はその中から、息子のお気に入りの２冊を紹介したいと思います。 いいからいいから これは、なかなかシュールな絵本です。 おじいちゃんと僕は温泉に１泊旅行へでかけます。 そこで出会ったのは、なんと幽霊。 おじいちゃんは、ゆうれいさんを見て恐怖でおののく…