今日の読書日記

『かの蒼空に「坊ちゃん」時代　第3部』

凛冽たり近代なお精彩あり明治人借金を重ね、小説は完成せず、短歌ばかりが口をついてでる。蒼空に紛れた青年、石川啄木の心象に現代日本の閉塞感を重ねて映す。関川夏央・谷口ジローコンビの傑作。はたらけど　はたらけど猶　我が生活　楽にならざり　じつと手を見る彼が貧

『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』岸本葉子著

長引くパンデミック下のモヤモヤ。先のみえない日々の中、心と暮らしを整えるエッセイ。自粛はするけど萎縮はしない。お取り寄せを楽しみ、オンラインで家トレ。断捨離のチャンスと、服、思い出のものを処分していく。次は掃除、あちこち磨いてスッキリ。自粛中に俳句のデー

石原慎太郎 著 「天才」

先日、生涯大学クラス有志によるウォーキングに参加したとき、石原慎太郎著の本の話になり、「田中角栄」は面白かったと聞いて早速購入。 これは著者得意の1人称小説のひとつらしい。 角栄の人となりをとても

47都道府県女ひとりで行ってみよう

読書時間が減ってきたので、駅ナカの本屋で文庫本を探した。すると文庫本１位になっているものが気になって購入した。47都道府県女ひとりで行ってみよう（益田ミリ...

神様のボート：江國香織『昔、ママは、骨ごと溶けるような恋した』

商品を見る→神様のボート　江國香織　605円 神様のボート：江國香織 『昔、ママは、骨ごと溶けるような恋をし その結果あたしが生まれた。』 恋愛の静かな狂気に囚われた母葉子と その傍らで成長していく娘草

探偵を雇う値段※最小限の費用にする方法を公開！料金はココまで下がる！

探偵を雇う費用はいくらかかる？ 探偵を雇いたいと思ったとき、 重要なのは総額の値段 各探偵で見積の設定が違います。 格安に見えても 高額な追加料金が発生 する場合も探偵によっては実際にあります。 依頼

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊！期待度大！川上未映子「春のこわいもの」。宮部みゆき「きたきた捕物帖」、凪良ゆう「流浪の月」が文庫に！！！（2022.3/1週）

春のこわいもの posted with ヨメレバ 川上 未映子 新潮社 2022年02月28日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 出た本、昨日発売です。すでにこのブログでもお知らせした川上未映子さんの「春のこわいもの」出ました。欧米で翻訳本が出た「夏物語」以来２年半ぶりの新刊。６つの物語が収録された短編集です。アマゾンの紹介文を！

読書旅vol.41｜坂井禧夫『インドネシア駐在3000日 200のインドネシア語ことわざ付』

前回の『モノを捨てよ 世界へ出よう』にまんまと乗せられ、海外移住欲を掻き立てられたところで、今度はジャカルタを舞台にした『インドネシア駐在3000日 200のインドネシア語ことわざ付』（2002年／連合出版）を再読しました。 以前に投稿した『バリの魂、バリの夢』の感想文でも書いた通り、バリ島にゾッコンだった若かりし日の私（※詳しくはこちら）。『インドネシア駐在3000日』を手に取ったのも、バリのことを、ひいてはインドネシアのことをもっと知りたいと燃えに燃えていた時期です。 駐在員の奮闘記 著者の坂井禧夫さんは1982年に自衛隊入りし、除隊した翌1993年に民間企業へ就職してインドネシアへ出向。…

2022年2月の読書記録

2月の読書メーター読んだ本の数：20読んだページ数：3901ナイス数：566進撃の巨人(20) (講談社コミックス)の感想今月初の読了です、嬉しいな。獣の巨人…