詩歌

ノートの５首（8-3）明日退院と

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 両眼の手術をおえて妻は明日退院というLINE嬉しげ 両眼の白内障の手術受け順調という妻はLINEに 一缶の…

総合歌誌「歌壇」5月号を読む

総合歌誌「歌壇」2021年5月号を、ほぼ読み了えました。

ノートの５首（8-2）顔文字おくる

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 冷や汗の顔文字おくる新しい歌の題材減ると嘆いて 小説の性の描写のあからさまポルノまがいと感じて疎む 室温が…

季刊同人歌誌「COCOON」Issue19を読む

季刊同人歌誌「COCOON」Issue19を、ほぼ読み了えました。

ノートの５首（8-1）不安とともに

　歌稿ノートが替わって、（8）シリーズの始まりです。 退院後の気の衰えを伝えればファイトと返るSMSに 灯油ぎれファンヒーターは物憂いが朝明け六度の寒さに耐え…

夢が刺さる

死にたくなるほど青い　夏空砕けて散るのはわたしの　夢幾つも　幾つも砕けて散った夢が　刺さって痛いからいつしか　わたしは夢など　捨てた...

けもの出身

私はけもの出身だから野良犬のように嗅覚を　フルに使って信頼できるヒトを嗅ぎ分けて夜は　猫目で寝床を探す信頼できるヒトを見つけたら尻尾を振ってお腹を見せるけもの出身者はみんなにいい顔なんかしないんだだけどいつしか私もヒトになり気がつくとみんなに　いい顔をしてたいやだいやだよこの人きらいと思ってもいい顔を　作ってしまう尻尾の名残りがぐりぐりとお尻の真ん中に触れるのにいつからヒト科ヒト属ヒトになり下がっ...

ノートの５首（7-12）胃を労れと

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 レンジには胃を労れというごとく鱈ちりのあり昼餉に食べる バッテリーのチャージ速度が落ちた気のする三ヶ月経た…

ノートの５首（7-11）僕は疲れて

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 バッテリー残量が赤表示だねアダプタ付けて充電をする 鵯のピーイと鳴きて元気なり僕は疲れて午睡に入る コンデ…

今年最後の桜の花を見にお出掛け、山奥の老木、訪れる人も少ない桜だけど、気になるんですよね　　(*^^)v

ノートの５首（7-10）一人の昼餉

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 温かいコーンクリームスープ飲むインスタントであるけど旨い 撮影の機会の過ぎてしおれきた山茶花二輪窓越しに見…

母を想う

  メール広告で日本の母の日が間近に迫っていることに気が付く。母の日を祝う日が国によって違うことを初めて知らされたのは、バッタ達の父親が学生時代に日本に企業研修に来ていた時のこと。母の日だと知り、慌てて国際電話を掛けたら、母親から何を間抜けなことを言っているのかと笑われたと言うの...

野山で遊べはそれだけで生きていることの喜びを感じます　　(*^^)v

ノートの５首（7-9）下痢に苦しむ

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 おお今日はカレーと妻が言ってたなご飯にカレーをたっぷりと盛る 下痢となる夜中に起きる下痢となる汚れたパンツ…

誉めらたら結構嬉しいもので、妻が残した花を愛でて声を掛けてくれました　　(^_-)-☆

ノートの５首（7-8）シャボン玉

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 パソコンが不調だけれど今夜またブログの記事を予約アップする しばしのま雪の降ったがすぐ止んだ立春の日の昼ど…

「年刊句集　福井県　第59集」を読む（１）

「年刊句集　福井県　第59集」より、1回めの紹介をします。

明日の天気予報は孤独

昨日の天気は　うつ今日の天気は　不安明日の天気予報は　孤独この心には曇天の空が　つづくばかりで快晴は　ない陽が　沈む心が　沈む...

苦が痛い

ただ鬱陶しく忌まわしいだけの生を背負って歩くわたしの生は重たくて背負った　苦ばかり肩に　食い込む苦　が重たい苦　が痛い幸せになろうだなんて贅沢は　言わないどんなに退屈な生でもいいつまらない生でもいいただ　この苦　さえなければそれでいいと言っているのに幸せとか　夢だとか笑顔とか　感動だとかそんな贅沢は　言わないただ肩に食い込む苦　さえなければそれでいいと言っているのにそれすら聞き入れてはもらえない苦...

ノートの５首（7-7）髭をあたって

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 蒸し返し歌に作ってごめんなよ大きい昔の小さなことを ローソンにdポイントでパンを買うアイスクリーム、缶ビー…

ノートの５首（7-6）内緒にしよう

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 ネットにて時の過ぎゆく楽しさを改めて知る復帰のあとを ちょうど良い時に散歩をしたものだ今は吹雪いて雷が鳴る…

ノートの５首（7-5）近場の散歩

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 丁寧に洗い丁寧に濯ぎゆく冬場の水は冷たいけれど 羽音たて庭を発ちゆく小鳥あり近場の散歩より戻り来た やっぱ…

ノートの５首（7-4）風の時代

　昨日に続き、歌稿ノートより、５首をアップします。 新しい「風の時代」と呼ぶ声を諸所に見かける僕も沿い行く これまでの二百五十年続ききた「土の時代」は終わった…

春になって、慌てて近間ですが、あちこち行って野花を楽しんでいます　　那須は、やっぱり良いなぁ！　　＼(^o^)／