舌鋒鋭い政府・銀行批判―『金融立国試論』著:櫻川昌哉
本棚整理を兼ねて、以前に買った本を再読。 なぜとっておいたのか覚えていませんでしたが、再読してやはり光るところがある(上からでごめんなさい)なあと感じました。 本書ではバブル崩壊後から21世紀初頭までの10年強の銀行・金融周りを概観しての筆者の金融立て直し論です。三点纏めますと、筆者の主張は以下の通り; ・そもそも政府の政策がおかしい ・銀行のガバナンスがおかしい ・日本は金融業で頑張れるはず 政府の金融政策がおかしい まず政府の金融政策として、ペイオフがあげられます。今となっては信じ難い話ですがかつてはペイオフがありませんでした。だから銀行がつぶれても預金は国が税金で賄ってくれる。そんなんだ…