[大正・吉原私記]吉原遊廓の大文字楼から語られる当時の日常と文化に浸る
最近、女性の間でも遊廓跡を散策するのが流行っているそうですね。 現代では遊廓がそのままの姿で残っている地域はありません。 でも、地方へ行くと昔の名残のある建築物を見かけます。 名古屋の中村大門もその一つですが、当時を感じられる建築物は松岡健友館さん以外はほぼなくなってしまいました。 中村遊郭で格式が一番高かったと言われる旧稲本楼も、2018年に解体してしまい、もうその姿を拝むことはできません。 ちなみに、中村遊廓の稲本楼、吉原にあった大籬(おおまがき)『稲本』と関係があるのかと思ったのですが、とくに関係はなかったようです。 ちゃんと調べてないので、本当のところはわからないのですが。 さて、今回…