滝沢克己の思想

『秘すれば花」睡蓮の季節に…

睡蓮の花言葉は純粋な心　信仰　信頼ピンクの睡蓮の花言葉は【信頼】だという  2009年7月撮影　　ジヴェルニー『モネの庭』より　  ※以下写真同 睡蓮の花は人…

言葉とは②西行という生き方

　前回「受け継がれるもの」では―肉体が土に返ろうとも魂は滅びない―であるなら、永遠に生き続けるものとして生きたあかしである言葉こそ、その人の魂そのものと言える…

カルチェ・ラタン/アベ・ド・レぺ街の真実(ある日の散策/後編)

前回からの続き ジャンヌ・ダルク像★３を見た後はサン・マルセル通りを西へ進みゴブラン通りが交わる交差点へ出れば、ここを起点とする二つの通りが延びていた。右がポ…

言葉とは①「受け継がれるもの」

 人は自身の限りある生という宿命を背負って産まれ落ちる。 　宿命というものは人が知ることも変えることもできないものであるから、限りある生である命という不確かな…

2021春【陽光】

「陽光」 我が心　此処に在らず「試練」のときを迎えなす術もなく　ただ茫然と哀しみに打ち拉がれるばかり その場から逃げ去るように高架橋の下を潜り抜ければぱっと飛…

【映画】５時から７時までのクレオ(Cléo de 5 à 7)

今年になってからフォローさせて頂いている幾つかのブログが相次いで休筆宣言をされた。また私の身辺において闘病中の方もいて御病気による事情と聞けば察するに余りある…

中世往復書簡Ⅳ「エロイーズとアベラール」にみる愛の形(最終回)

エロイーズとアベラールという12世紀中世パリに実在した男女の往復書簡を巡り“恋愛(=愛)の本質”について考えてみたいという思い。最終回である今回にどれだけ迫れ…

中世往復書簡「エロイーズとアベラール」にみる愛の形(第3回)

これは12世紀のフランスに実在した一組の男女の物語である  前回第４書簡の最後で「どうぞ私を強い女と思わないでください私は勝利の冠など求めたくはございません」…

中世往復書簡「エロイーズとアベラール」にみる愛の形(第2回)

これは12世紀のフランスに実在した一組の男女の物語である。 エデンの園を追われた最初の人類の時代から人の心が持っている様々な感情というものは永遠に変わらないも…

中世往復書簡「エロイーズとアベラール」にみる愛の形(第1回)

　“普遍的な物語というものに魅かれる”　それは人類というものが誕生して以来時代や国籍、職業を問わずに繰り返されてきた共通の記憶でもある。　例えば男女の愛につい…

森有正エッセー集成2 <城門のかたわらにて>より①

　11/25でブログを始めて丸５年が経ちました。　月に2、3本のペースなので年数の割に記事数は少ないですが毎回、精魂を込めて書かせていただいています。これから…

http://blog.goo.ne.jp/kotaro0524005/e/d766333e4d5050dd3fcb2775630b59ba

記事の情報が取得されるまで、しばらくお待ちください。